2018年6月　ロシア個人旅行の備忘録

コメントをくださった方々へのお礼

大変遅くなりまして、どうもすみませんでした。（＾＾；

＞ケイケイ様
ビザ申請の体験談ありがとうございました。
やはり普段は混んでいるんですか。。。
夏場や雨の日は外で待つのは特にキツイですよね。
私は待つのも並ぶのも嫌いなので、次回の申請時も祝日狙いでいこうと思います。（笑）

＞いみっく様
シベリアのSim情報ありがとうございました。
街中で買うとずいぶん安いんですね。
今回モスクワで滞在予定のホテルの隣りにもMTSがあるのは知っていたのですが、
入国後すぐにsimが必要だったため私は空港で買っちゃいました。
でも時間に余裕のある方なら街に出てお店を探すのもアリかもしれませんね。

あとがき

今回なんとなく「ソ連」のイメージを引きずったまま渡露したのですが、
モスクワ・サンクトペテルブルクに関しては全然「おそロシア」ではありませんでした。
もしかしたらワールドカップに向けて国を挙げて「イメージアップキャンペーン」に
取り組んでいたのかも知れませんけどね。（笑）

またロシア人についても怠け者のイメージが強かったのですが、
私が目にしたロシア人はむしろ働き者が多かったです。（学芸員は除く＾＾）
あと彼らは意外に「察する民族」だという印象を受けました。

個人的にはキリル文字さえ読めれば日本人は旅行しやすい国だと思います。
ビザについても希望的観測ですが、今は一部の都市滞在だけEビザ対応ですが
近い将来その他の都市からの入国でも簡略化されるのではないかな？と。
（観光客増やして外貨獲得したいだろうし・・・）

加筆訂正等

「13.総費用と内訳」でビザ用バウチャー代799pが抜けているので追加。
※費用合計の訂正はありません。

「4.モスクワ入国編」・「10.サンクトペテルブルクの公共交通」
で誤字脱字があるので適当に脳内変換補完して読んでください。

おまけ　短期速習サバイバルロシア語

昨年旧ソ連圏に行くためにキリル文字と簡単なあいさつ程度は覚えたのですが、
今回はもう少しバージョンアップしてみました。
実感としてはよく使うフレーズだけでも覚えていくと、現地でかなり楽でしたね。
今はYou Tubeに結構使える教材がありますよ。

＜教材＞
キリル文字は「ロシア語版ABCの歌（きらきら星バーション）」で
文字の順番を音で覚えてから、書き取りの練習をしました。
https://www.youtube.com/watch?v=Fs0t4I3e09g

基本の挨拶等は文法についても少し触れているこちらがわかり易かったです。
https://www.youtube.com/watch?v=clNb2dy1ZEI

理屈抜きで旅行で使えそうなフレーズをひたすら反復練習するならこちら。
私は75％のスピードで聴きながら真似してました。
https://www.youtube.com/watch?v=KUJdYl5F5x4


実際に私が今回の旅行で使ったロシア語はせいぜいこの程度です。（便宜上英語で記載）
あとは数字の1～10、50、125、250あたりを覚えておけば、と。
相手の言葉が聞き取れなくても、焦らずに想像力を働かせれば何とかなると思います。（笑）

＜よく使ったフレーズ＞
Excuse me
Please
Thank you
Hello
Good morning
Good bye
Yes
No
I don’t understand .
I don’t speak Russian .
Do you speak English ?
My name is ○○ .
How much ?
Can I ～ ?
This one please .
One adult please .
Tea please .
By card .（支払い時）　

＜ロシア語でよく聞かれたこと＞
Do you speak Russian ?
Are you Chinese ?
Do you need a bag ?（買い物時）

総費用と内訳

今回の旅行で掛かった総費用は157,265円で、当初の予算18万円よりかなり安くあがった。
項目ごとの内訳は以下の通り。

＜航空券＞
日本航空　成田 ⇔ サンクトペテルブルク（モスクワ途中降機）　80,080円

機材が良かったので成田－モスクワ間はエコノミーでも快適だった。
でも、JALのサービスはCAに終始監視されているようで落ち着かなかった。（笑）
S7航空のCAさんはクールで超カッコよかった！


＜宿泊費＞
モスクワ マキシマパノラマホテル　シングル素泊まり2泊　11,351円
サンクトペテルブルク ホテルアミュレット　シングル朝食付き4泊　29,886円


＜食費＞
1847.55ｐ
今回は安い店にしか行かなかったからな。。。


＜観光費＞
クレムリン武器庫　700p
宇宙飛行士記念博物館　250p
聖イサアク大聖堂　250p
血の上の救世主教会　250p
エルミタージュ美術館　700p
クンストカメラ　300p
ファベルジェ博物館　450p
エカテリーナ宮殿・公園　1,500p
マリインスキー劇場「バヤデルカ」ドレスサークル　7,200p

風雨が強く体感温度10℃以下だったのでペテルゴフ（900p）は断念。
マイリンスキーのプリンシパル（Vladimir Shklyarov）が本当に王子だった！
https://www.mariinsky.ru/en/company/ballet_mt_men/shklyarov


＜現地交通費＞
アエロエクスプレス（ドモジェドボ⇔パヴェレツカヤ）　1,000p
モスクワ3日券　415p
ICカードデポジット　60p
サンクトペテルブルクバス　186p
サンクトペテルブルクメトロ　216p

アエロエクスプレスはアプリで買うと片道420pと安くなるのに、
私のタブレットだとアプリが機能したりしなかったりで、結局券売機で購入。（泣）


＜通信費＞
MTS simカード（5GB）　800p


＜土産代＞
1112.39p
食品系はモスクワのホテルの近くにあるアシャンという大型スーパーが一番安かった。


＜海外旅行保険＞
たびほ（バラ掛け）　2,340円


＜国内交通費＞
自宅 ⇔ 成田　1,800円強

エルミタージュ美術館攻略法（夜間開館日を狙え！）

時間とお金に制約があるので効率よく見学したい、芸術にはそれほど興味が無いけれど
話のネタに行っておきたい、そんな方へのアドバイスです。

エルミタージュ美術館は毎月第1木曜日は無料開放、また毎週水・金曜日は21時まで開館です。
もし夜間開館日に行けるならば、午前中は新館・夕方から本館というプランがおススメです。
この場合1日あれば取り敢えずメジャー処は廻れます。
なお、西日除けのカーテンのせいで日が陰ってくると室内がとても暗くなりますので、
入館後は冬宮殿よりも新旧エルミタージュ内にある絵画の鑑賞を先に済ませてください。
（当方は冬宮の建物を先に見学したので失敗しました）


以下、当方の体験談。
本館には夜間開館日の水曜日17時頃に入館したところ、入場券売り場はガラ空き
館内でも混雑に巻き込まれることもなくスムーズに見学することができました。
所要時間は建物絵画のメジャー処と古代エジプト展示室の鑑賞で3時間強でした。
最後に誰もいない「大使の階段」の写真もばっちり撮れましたよ。

また、新館には無料開放日の木曜日13時前に入館しましたが、
こちらも空いていてストレスなく鑑賞できました。
所要時間は有名どころを一通り観て2時間程度でした。（少し飽きた＾＾）
おまけで別館のメンシコフ宮殿にも行きましたが、無料開放日でも空いていました。
一方本館は午後でも無料チケットを求める長蛇の列ができていました。

もし本館正面口の券売機・有人窓口が混んでいる時は、小エルミタージュと
新エルミタージュの間にあるゲートを入り少し進んだ所に自動券売機があります。
※冬宮殿の向かって右隣りにある若草色の建物が小エルミタージュ、
　更にその右隣にあるクリーム色の建物が新エルミタージュ

女一人の食事事情

モスクワでは「Grabli」というチェーン店がお気に入りで通ってました。
ブッフェ形式で価格はサラダ・スープ・パン・メインで300～400p強、カード払い可です。
英語が通じるかはわかりませんが、料理名は英語併記でした。
http://grabli.ru/en/menu/

あとは「Eliseevskiy」や「Auchan」等のスーパーでパンやヨーグルトや
「Сырок」という甘いチーズ系デザートを買って食べました。


サンクトペテルブルクではホテル近くの「Stolovaya # 1」と「Bushe」をよく利用しました。
両方ともチェーン店ですが、前者は安いですが味は可も不可もなくで現金払いのみ、
後者は小洒落た雰囲気で味は普通においしく英語可クレカ可です。
Busheではテイクアウトにすると中で食べるより10p安かったです。
（金髪巻き毛の王子店員もいましたよ＾＾）
http://bushe.ru/#

川を挟んでカザン聖堂の東側対面にある「Pirogovy Dvorik」というピローグ屋の
パイも安いのに「外はパリッと中はしっとり」でおすすめです。
店員はロシア語対応ですが愛想良いですし、クレカ可なのでまた行きたいです。
（2階席からはカザン聖堂が眺められるらしい）
http://pirogov-dvorik.ru/menu/english-menu-/

あとは24時間営業のスーパー「Perekrestok」で果物を調達してました。


こうして見るときちんとした「レストラン」には全然行ってませんね。（＾＾；
割安なビジネスランチを狙っていたのですが、つい観光に夢中になってしまって・・・。
ビーフストロガノフも食べ損ねたので、まあ次回のお楽しみということで。

サンクトペテルブルクの公共交通（メトロとバス）

＜運賃＞
とりあえず短期旅行者が使いそうな物のみ
メトロ1回券：45p
バス1回券：40p
ICカード（Подорожник）で払うとそれぞれ9p割引
※大きな荷物は別途荷物代が掛かるようなことが書かれていましたが、
空港バスも含め一度も請求されることはありませんでした。

当方はMoskovskaya駅で「Подорожник」と書いたメモを見せてICカードを買い
ついでに150pチャージしてもらいましたが、窓口はロシア語対応のみでした。
クレカは有人窓口・券売機ともに使用可です。
（券売機でもチャージは1p単位できるので少額を小まめにするのがおすすめ）
ICカードのデポジット60pは購入後45日以内なら返金可能という噂ですが、
当方は帰国時すでに再訪する気満々だったので試していません。（笑）


＜メトロ＞
モスクワと比べて駅構内が格段に明るいです。（東京の地下鉄駅よりも明るい）
案内表示も英語併記で見やすい位置にあり、自分の行くべき方向が瞬時に判断しやすかったです。
でも車内アナウンスのタイミングが変。（駅到着直前のアナウンスだけ聞くと混乱するかも）
あとはモスクワよりも手荷物検査が厳しくて、引っかかると急いでいる時は面倒でした。


＜バス＞
乗車したらICカード利用時は車内にある読み取り機（一見日本のバスの降車ブザー風）
ひかざすか、車内を廻ってくる車掌にハンディ読み取り機で読み取ってもらいます。
現金払いの場合は車掌に40p支払ってください。
全てのバス停に停まるので、あとは自分の降りたいバス停で降りるだけです。

モスクワの公共交通（メトロとバス）

＜共通運賃＞
とりあえず短期旅行者が使いそうな物のみ
1回券（1поездка）：55p　※ICカード（Тройка）払いで36p
1日券（1сутки）：218p
3日券（3суток）：415p
7日券（7суток）：830p

有人窓口前には各種乗車券の料金表があります。
但しロシア語表示だったような？
当方はPaveletskaya駅で「3суток」と書いたメモを見せて3日券を購入しましたが、
窓口はロシア語対応のみでカード払いは可でした。


＜メトロ＞
駅構内は全体的に薄暗く、案内表示は天井付近の高い位置にあることが多いです。
また、注意深く見ると床面にうっすらと乗り換え案内を見つけることもできます。
更によ～く探すと柱の陰にラテン文字併記の路線図もあります。
とにかく「ロシア人はみんな視力2.0なのか？」と思わせるような
位置的色彩的に見づらい案内表示ばかりで鳥目近視の当方は苦労しました。（涙）

車内では英語のアナウンスもありますし、探せば英語表記の路線図もあります。
新型車両だと電光掲示板で現在どこを走っているのかわかりますので、まあ大丈夫かと。
前後どちらの改札口に行くか、また改札を出た後何番出口を目指すかは
事前に「yandex map」と「 yandex metro」でおさらいをしておくことをおすすめします。


＜バス＞
前方扉から乗車して読み取り機に切符をかざし、バーを回して座席へ。
全てのバス停に停まるので、降りたいバス停に着いたらあとは中扉から降りるだけ。
個人的にはメトロよりバスの方がずっと楽でした。

トラムについては今回は利用しなかったので、詳細は分かりません。


※コメントをくださった方へは全ての投稿が終わってからお返事差し上げます。
投稿途中で無駄にツリーが伸びると必要な情報が見にくくなりますので。<(_ _)>

2階でもボラれます

2018年12月28日に15G/600ルーブルのところを正規料金を知らずに1500ルーブル支払いました。sim代金が1000で、設定料金が500らしいです! 乗り継ぎで急いでたので言い値で支払いましたが、あとでMTCから開通のお知らせで600ルーブル受け取ったとのSMS(ロシア語で)が来たのでぼられたことに気付きました。日本人はいいカモなのかもしれません涙

モスクワ（ドモジェドボ空港）入国編

入国にどれくらい時間が掛かったのか記載しておきます。
結論から言うと当日はフライト遅延もなく、荷物受取まで非常スムーズでした。
（ちなみに当方はめちゃ歩くのが速いです＾＾）

14:40着陸（一旦停止した後かなりグルグル走るよ～）
15:03降機
15:13入国審査完了（当方の前に二人並んでいた）
15:17荷物受取完了

入国審査も簡素化されたのか特に質問をされることもなく、
ほんの2分程度で出入国カードを出してもらえました。
こちらが「ズドラストヴィーチェ」と挨拶すれば「Hello Neko（猫）！」と返してくれ、
最後に「スパスィーバ」と言えばニコッと笑ってくれる愛想の良い係員でした。
今のロシアはもう「恐ロシア」ではないのでしょうね。（たぶん？）

昨日はめっちゃ混んでました

振替休日に行くと空いているんですね。

昨日私も東京のロシア大使館にビザの申請に行ったのですが、8:45に行って9番目でした。9:00でもう30人は並んでいたと思います。私の申請が終わった9:50にはもう整理券の発券が終了してました。
整理券を持っていても12:30になったらそこで受付終了らしいので、なるべく早く行って、若い番号を取った方が良さそうですね。

ビザの取得その1（空バウチャーはどこに頼む？）

バウチャーは多くのブロガーさん推奨の「Travel Russia」という
サンクトペテルブルクの業者に依頼しました。
（「ロシア　空バウチャー」で検索すると体験談が多数ヒットします）
https://www.travelrussia.su/en/

航空券や宿の予約をしていない段階でもバウチャーの取得は可能です。
（サイト上にダミーのホテル候補が用意されている）
費用は日本国籍シングル観光ビザ用で799ルーブル（約1,457円）。
ドル建て・ユーロ建ての支払いもできますが、ルーブル建ての決済が一番割安でした。

通常は会社の営業時間内であれば10分程度でバウチャーをゲットできると思いますが、
当方の場合は「決済ページがリンク切れ」というトラブルがあったので、
問い合わせのメールを送ったりして少々時間が掛かりました。
ちなみにバウチャーの印刷は白黒・カラーのどちらでも大丈夫です。
（当方は貧乏性なので白黒印刷にしました＾＾）