レポート

逃げるは恥だが役に立つ〜荷物検査の罠

公開日 : 2018年06月30日
最終更新 :

成田〜リマの往復をアエロメヒコでメキシコシティ経由としたが、帰りに大変な目にあった。am58便でトランジットのためメキシコシティに着いたが、受託荷物が出てくるのに一時間。そして、でてきたらピンクタグに「inspection]の文字があるではないか。悩んで居たら、空港の太った女性職員がすかさず駆け寄って来て、「あなたは、あそこのinspectionのコーナーに行くのよ」ときた。これは尋常じゃないと思い、リマでだれかにヤバいものでも入れられたかと記憶を辿るも思いつかない。
で、inspectionコーナーではまず荷物をスキャン。ランプも警報音もならないので、出口に向かおうとすると「セニョール!」と男女の検査官から呼び止められる。こっちに来いと手招きされ、一発お見舞いするかとばかりに「あっちのお姉さんがもう行ってよいといっただろ?」と反撃してみた。すると、相手2人の目が大きくなり同時に「ノー」というではないか。私も苛立って居たので、問題のキャリーカートを投げつけるようにころがしてやった。内心、別室に連れてかれるかなとも考えたが、身にやましいことはなかったので「ほら、中身を見ろよ」と睨み返してやった。
そして、女性職員が10分ぐらいかけて中身を点検するが何も発見されず、残念そうな顔をしていた。ここですかさず追い討ちをかけ、「Everything Is Ok?」と畳み掛けてからその場を離れた。

同じような再検査を受けたのはおそらく10名程度と思うが、中には車椅子の高齢男性や小さい子供二人を連れた夫婦とか、およそ対象として相応しくない乗客が目に付いた。もしかすると、航空会社側のランダム抽出かもしれないが、実に不愉快な二時間だった。
今後はメキシコ経由で南米行きはやめる。アメリカの検査官も陰湿なので、カナダ経由が現実的かもしれない。
逃げるは恥だが役に立つ。

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5件のコメント

  • 日本人サイドに居る時は煩かったけど

    ブラジルサイドに変われば何もかも順調に推移
    北米はイチャモンをつけてパクる魂胆が見え見えなので、欧州か中東経由が一番良い。
    10年ほど前に米国で、たった3万ドルしか持ってないのに検査で引っ掛かって没収とか言うので、僕はブラジル移住者だよ、移民に3万ドルは少なくない?、って聞いたら、それもそうねと見逃してくれた。
    日本人で日本の空港に到着すると南米から来たと言うと100%の確率で全てのスーツケースを開けろと命令される。
    毎回開けられるのにムカついてたので、タピオカの粉を1キロずつ透明のビニール袋に詰めて10個を忍ばせてやった。
    開けると、バーン!、と公衆の面前に!
    キャーという声が検査上にこだまする。
    「こ、これは何ですか?」、と聞いたことの無い様な厳しい口調で。
    「タピオカです、お菓子の原料です」という返答も完全に無視して、別の検査官が試験管と試薬を持って来る。
    試験管に粉を入れて試薬を入れ紫色に変わったら解かってるだろうな!、と。

    どうでも自由にやっておくんなはれ、鬼の形相で試験管に粉を入れて試薬を入れ、振る。
    な~んも変化ナッシング、それでも振りまくって試験管が壊れるほど振っても変わりまへんがな。
    益々馬鹿どもは頭に血が上り、10袋全部をビリビリに引き裂きやがって、検査終了。
    タピオカと確認するも、なぜか厳重注意、次回やりやがったら別室行き決定だからな!、らしい。
    スーツケースが粉の山になってるのに行って良いですよ、とぬかしやがったので、
    全部綺麗に入れ直せ!、と逆に命令したら、アホどもは従ったよ。

    これがブラジルサイドに変わると、毎回、「ご苦労様です、お疲れ様です」に変わるんだから笑うよ。
    スーツケースを8個持ってたって荷物検査など失礼過ぎて出来ないそうだ。

    ブラジルの空港だって、10個の荷物がフリーパス。
    入国時も出国時もブラジルサイドには優しいよ。
    入国審査場も外国人ブースは長蛇の列、軽く1時間は待つだろうな状況でも、ブラジル国籍ブースは開店休業、パスポートを見せるだけで素通り。
    ターンテーブルの荷物をサッと取って一番に出られます。
    先月28日にサンパウロに到着した時は、カタール航空機が着陸してから外に出るまで25分、いくら最短でも日本人は1時間は掛かるのに、ブラジルサイドは凄いね、とビックリしてた。
    友達のガイドさんだったけど、いつも待つのは日本人なのでブラジルサイドは初体験、今度からサイドを転向しようかな~、とか言ってた。

    十数年前のマイアミ、南米から来たけど入国申請書が英語で書かれてるヤツだったので、中南米のガキが英語が読めるハズがない!、スペイン語バージョンで書き直せ!、と目前で破られて、書き直したけど、1ミリ程度の陰湿な意地悪が米国人は大の得意、サンイシドロにてメキシコから米国に入国時にもブラジル人の嫁さんと日本人が出会う意味が解からんとの理由で、メキシコに帰れ!、と命令されたり。
    あの時はロスのパークハイアットにてオクラホマ大学のアメフトチームと同宿だったので、ガイドさんがオクラホマ大学の特賓に馬鹿な真似をするな、明るみになれば裁判必至だぞ!、と咄嗟のデマカセで恫喝してくれて、無事米国入国、ホント、米国人は馬鹿!

    ヨーロッパ諸国や中東では日本のパスポートよりブラジルのパスポートの方が遥かに親切で大人の対応。
    ポルトガルなんて宗主国のくせに、ブラジルの植民地みたいになってやがるし、何処に行ってもポルトガル語でブラジルから来たことが分かってるから、他国の人と比較しただけでも応対が違うのが分かる。

    ブラジルサイドに変わってから見える世界が変わったのを実感するよ。


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  • 18/07/01 00:55

    南米から

    南米5回の一人旅だと、いろいろ有ります。
    マイアミ経由が多いいので、イミグレで
    意地悪に会います。
    しかし、日本も意地悪です。
    去年夏ベネズエラ〜マイアミ〜NY〜成田でしたが
    成田で真面目にお土産申請して、税金払いますと
    言ってるのに、ジェムストーンのネックレスが
    翡翠じゃないかと言い出して、2~3千円の物なのに
    税務官5~6人に囲まれました。
    これには、さすがの僕も切れました。
    まるで犯罪者を見つけたぞー的な雰囲気。
    この安物が翡翠に見える貴方は、さぞ専門的
    知識を、お持ちなんですねー。と問答しばし。
    上司らしい人も出てきたので、
    暇だからって、面白がって、囲むの止めてくれ
    ません。と言ったら、すごすご散って行きました。
    日本も油断出来ません。日本語流暢で良かった。苦笑

    エクアドルで呼び出された時は、鍵を開け、お好きに
    どうぞでしたが、隣のお百姓さんぽい叔父さんは、
    パスタ用の粉袋持っていて、周りは粉だらけ。
    粉を放棄しなさいと言ってあげたかったけど
    どんな、難題が降りかかるか、親切もご法度
    の世の中です。余計な捨て台詞も慎みましょう。
    状況を悪くしますからね。

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  • 態度から麻薬運び屋さんと間違われた!!!

    メキシコは南から来るのは超厳しい麻薬検査。預け荷物はすべてX線検査で、少しでも疑惑があるとタグをつけられる。1時間なんて早い方。ワン公も荷物の上を駆けまくっている。検査に協力的でない態度の者は、かなり厳しきなんども検査やられる。無事に検査済んで税関から出たところで、再検査で戻されるのも多し。

    来たから来ると、大量現金検査だけで、荷物検査はなしで、入国審査数分、税関検査なしで、国内線と同じで15分ほどで自由な身に。

    85歳の杖なしでは歩けない婆ちゃん、コカイン16キロの運び屋さんで捕まっています。子供連れで一件平和な家族旅行者風も、麻薬運び屋さんでいっぱい捕まっているし。メキシコはただみたいに安いでつられてきた90日くらい予定の貧乏旅行日本人が、1週間ほどで持ち金も底をつき、1回8000ドルの麻薬の運び屋さんをして捕まっているのが何人も。麻薬を持ち逃げ使用した日本人が殺されています。メキシコ物価は日本の半分くらいで、いくら何でも一日3~500円予算では無理ですがな。初めての国なら、最初の1週間は、日本と同じくらいの予算をくまんと。安くやる要領は1週間を過ぎた頃より分かったくるだけ。南米は、物凄く金がかかるよ、安くなんか無理―無理―無理!!!

    それから、半年も前から宿泊場所を予約するなんて。よほどの大きなイベントあるなら別だけど、超安宿を1ヵ月前に予約なんかしても、こいつアホか扱いに。1週間前でも早やすぎるのに。ほとんど、これから行きまっけど、スキマありまっか~?の電話予約者が普通。ホスタル(ドミ)なんて、そういうものでっせ。


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  • それが「犯罪の素人」の考え方なのかも?

    犯罪者は「車椅子の高齢男性や小さい子供二人を連れた夫婦とか、およそ対象として相応しくない乗客」に化けて危ない品々を密輸しているのかもしれません。

    日本で犯罪を犯す輩も21歳のその辺の何でもない若造と見える少年に毛が生えたのが交番に入って拳銃を奪って人を殺したり、新幹線の中で見ず知らずの女二人やただの優秀なおっさんを刃物で何度も切り付け殺したりするのです。

    赤い彗星さんもその犯人二人よりも十二分に怪しいい日本人じゃーないですか?

    そういうさすけねえも質入国管理官に別室につれて行かれそうになったり、荷物の中をかき回されたり(涙)

    お互い自分だけです人畜無害と自称しているのは?

    成功を祈る!

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  • 経験を積むと何でもなく感じます

    メキシコの限らず多くの国でランダムに荷物検査をされます。
    中には搭乗口で機内手荷物もランダムに検査されることも・・
    そのうち慣れますよ、むきにならず気楽に構えましょう。

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