非常事態宣言の対象となった25県のうち、19県は発令見送りとなっています。
見送り派には、騒ぎの発端となったセーヌ・サンドニ県や地方大都市を抱えるローヌ県(リヨン)、オート・ガロンヌ県(トゥールーズ)、ブーシュ・デュ・ローヌ県(マルセイユ)、ヴォークリューズ県(アヴィニョン)や、ヴェルサイユのあるイヴリヌ県、ディズニーランドのあるセーヌ・エ・マルヌ県が含まれます。イル・ド・フランスの大半は見送り。パリは未確認ですが、社会党出身の市長が反対表明していますし、隣県が軒並み見送りなので、パリ市警も強引には発動できないでしょう。
一方の発令派6県は、
アルプ・マリティム県(ニース)=21市にわたり未成年の夜間外出禁止(22時-5時)、ニース他一都市では別途特別な措置がとられる模様
ロワレ県(オルレアン)=ガソリン販売制限
ジロンド県(ボルドー)=ガソリン販売制限
セーヌ・マリティム県(ルーアン)=ルーアン、ルアーヴル、エルブフの各市とその近郊における未成年の夜間外出禁止(22時-5時)
ウール県(エヴルー)=エヴルー市の一部
もう1県は確認できませんでした。
フランス情報誌のサイト記載の速報ベースを寄せ集めただけなので、また、一部の県は「当面は」とか「本日は」という但書付きなので、お泊りのホテルのレセプションでお聞きになるなど確認を怠らないようにしてください。