レポート

ラマダン期間中のチュニジア情報1

公開日 : 2018年07月21日
最終更新 :

*チュニジア(1D=約43円:2018年6月上旬)
■空港から市内
空港から市内まで路線バスはある。しかし、空港で数人の人に聞いても、バス乗場が分からない。空港を出てバス乗場を探していると、2階の出発ロビー側道路に路線バスが見えた。そのバスは、空港を出ると、数百メートル先で止まった。その辺りがバス乗場。看板がない。場所は、空港を背にして、右手方向。不明な場合は、出発ロビーに到着するバスの行先を目で追って、止まった位置まで行けばよい。635番のバスは、TGMチュニス・マリン駅前に着く。私が乗ったのは、それ以外のバスで番号は不明だが、リパブリック広場近くに着いた。地元に人に聞くしかないだろう。料金:0.48D

■チュニスからスース
リパブリックから、メトロで、BAB ALIOUA駅へ、南バスターミナルまで歩いて2,3分。しかし、ここからではなくて、モンセフベイのルアージュステーションからスース行きのルアージュが出ていた。所要2時間半。料金:9.5D
スースのルアージュターミナルから旧市街まで徒歩30分程度。ルアージュターミナルを背にして、右手に道なりに進む。地元の人に道を訊きながら進んだ方がよいだろう。(夕方とはいえ、日差しが強く、水も持っていなかったため、徒歩はキツかった)

■スースの宿
ガベス。シングル10D(部屋のNo.13、洗面台付きの部屋)シャワートイレ共同。しばらく掃除をしていない状態で、汚い。No.13は、窓から旧市街を見ることができた。屋上に登れば、旧市街を眺めることができる。ベッドにムシが居たので、かなり痒かった。

■スースの見所
・リバト:料金7D。広場にある券売所で買う。塔の上から眺めが良い。
・グランドモスク:料金5D。中庭部分にしか入れないとのことだったのでやめた。中庭なら外から見られる。
・スース考古学博物館:料金9D、撮影料1D モザイクの質が高い。量は多くないので、1時間程度で全て回れる。
・ダール・エシド博物館:閉まっていた
・旧市街のスーク。高低差もあり、歩いていて楽しい。ジェディト門付近が市場になっており、食料品を売る店が豊富にある。
・ラマダン期間中だったので、陽が沈むまで(このときは、19時半)レストラン、カフェなどは閉まっている。暑い季節だったので、水分補給ができないのことが、つらかった。
・博物館は、閉館時間が、1時間程度繰り上がる事例がある。

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  • 18/07/21 10:08

    ラマダン期間中のチュニジア情報2

    *チュニジア(1D=約43円:2018年6月上旬)
    ■エルジェムへ
    スースからルアージュで2時間。4.75D。
    帰り、エルジェム→スースは4.8D、2時間。

    ■エルジェムの見所
    ・円形闘技場
    料金10D、撮影料1D。博物館との共通券。
    ・エルジェム博物館
    円形闘技場と共通券で入館できる。モザイクが豊富。ローマ人住居跡にも行かれる。
    ・市場
    エルジェム鉄道駅から、円形闘技場へ行く道沿いが市場になっている。

    ■エルジェムから、クルアン
    ※KAIROUANというスペルだが、発音は"クルアン"に近い。「カイルアン」という発音では通じなかった。
    ルアージュで料金5D、所要1.5時間。
    ルアージュターミナルから、中心部まで徒歩30分程度。道が分からず、歩きすぎてグランドモスクまで行ってしまった。

    ■クルアンの宿
    Hotel Sabra:シャワートイレ共同、洗面台付きで15D。スースの宿「ガベス」より部屋が広く清潔。マルティール広場に面しており、観光には便利。ショハダ門も部屋から見えた。

    ■クルアンの見所
    共通券10D
    ・グランドモスク
    ・アグラブ朝の貯水池
    ・シディ・サハブ霊廟
    ・ガリア―ニ霊廟
    ・シディ・アモール・アバダ霊廟
    ・ラッカダ博物館(遠すぎるので行っていない)

    やはり、グランドモスクがよかった。そして、シディ・サハブ霊廟も。ムスリムでなければ奥までは入れないが、それでも、十分建物を堪能できる。貯水池は、近くまで行くとゴミだらけ。

    ・ビルバルータ
    7世紀に作られたという井戸。ラクダ使いがいる。メッカに通じているという言い伝えもあるらしい。
    ・曜日市
    月曜日に行ったが、曜日市らしきものは開催されていなかった。ラマダン期間中だったためか。
    ・スーパー
    ブルギバ通りを市庁舎の方へ行くと、スーパーがある。

    ■クルアンからチュニス
    ルアージュで10.25D、2時間。モンセフベイのルアージュステーションに着いたが、途中、希望者は、南バスターミナル前で降りていた。

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    18/07/21 10:31

    ラマダン期間中のチュニジア情報3

    *チュニジア(1D=約43円:2018年6月上旬)
    ■チュニスの宿
    ホテル・セントラル:シャワートイレ扇風機ありで20D。目の前は細いスイス通りだが、街灯も付いており夜も明るい。Wi-Fiあり。
    グランド・ビクトリア:バス付20D。トイレ共同。古い。
    シルタ:改装され高い。40D程度。
    エル・メディナ:シャワー付き30D。トイレは共同。

    以上を回り、結局、セントラルにした。オーナーもよい感じで、満足。部屋には、テレビも付いていたが電源を入れても稼働しなかった。

    ■チュニス郊外の見所
    行き方は、TGMチュニスマリン駅からTGMに乗る。このTGMは、車体も古く、タチの悪い子供集団がいて、走行中の車両のドアを開け、体を乗り出すという「遊び」をやっていた。観光客に襲い掛かるというようなことはなさそうだが、開け離れたドアからの転落には注意。

    ・シディブサイド:ダールエルアンナビという博物館はよかった。それ以外は、特に良いとは思えず。ラマダンを外して、カフェでノンビリできれば、それもありか。ラマダン期間中でも、観光客は少数だがいて、カフェでお茶を飲んでいる人も見た。期待に反し、今ひとつだった観光地。(もちろん個人の感想)

    ・カルタゴ遺跡
    共通券10D、撮影料1D

     共通券の入場可能場所↓
    ビュルサの丘(カルタゴ博物館は改装休館だった)
    円形闘技場
    ラ・マルガの貯水池
    ローマ劇場(修復しすぎ)
    ローマ人の住居
    アントニヌスの共同浴場
    カルティエマゴン
    トフェ
    パレオクレティアン博物館(閉館中だった)
    古代カルタゴの軍港

    上記、一日で、全部回った(閉館中の場所以外)が、日差しも強く、それなりに体力を使う。
    ビュルサの丘、アントニヌスの共同浴場がよかった。
    特に、アントニヌスの共同浴場は圧巻といえる。

    地味だが、ラ・マルガの貯水池も、楽しめた。

    ・サンルイ教会:料金5D
    中身なにもなし。建物を見るつもりで。

    ■バルドー博物館
    料金11D、撮影料1D
    モザイク画だけでなく、それ以外の展示もレベルが高い。
    過去の不幸がなければ、違う気分で楽しめたと思うが、やはり緊張感を持って見学した。
    セキュリティチェックが厳重、手荷物は、強制的に預ける必要がある。
    カメラでの撮影は可。未だ(2018年6月)に閉鎖されている部屋もあり、悲しみを禁じ得ない。

    メトロ4号線で、バルセロナ広場から0.48D。
    駅を下りたところで、検札をしていた。窓口が混んでいても、面倒がらずに乗車券は購入しよう。

    ■チュニス旧市街(メディナ)
    高低差もあり、歩いていて面白い。スリには遭わなかったが、人ごみなので要注意。頻繁に声を掛けてくる(「カネくれ」など)人も多く、ゆっくり見られない。

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