みなさま、こんにちは。
先日南イタリアに行ってきました。
ナポリからマテーラに行くのに、イタロ(鉄道+バス)を利用したので、そのご報告を。
今後どなたかの参考になれば嬉しいです。
ナポリからマテーラへ直通バスもあります。
コースはバーリに先に行きマテーラに戻る感じになって4時間強、利用した知人によるとトイレ付きバスだから休憩なしという2点が気に入らなかったのでイタロにしてみました。
私が利用した日の予定では
ナポリ中央駅10:35発
サレルノ11:09着
サレルノ発11:30(イタロバス)
ピチェルノ、ポテンツァ経由で
マテーラ14:30着でした。
ところが、ナポリ駅に行ってみると電光掲示板にはキャンセルや大幅な遅れの表示がたくさん、なんだか空気がザワついてました。
イヤーな気がしたけれど私が乗るイタロはちゃんと動くし、遅れてもバスは待ってるというので、電車に乗り込みました。
(時間通りに入線してた)
しかし発車は15分遅れで、途中小さな駅に長々と停車を繰り返して遅れがどんどん増していきます。
遅れた電車が詰まっていたり、線路の関係で対向列車を先に通したりしてました。
1時間過ぎてもまだ半分も来てないと知った時はもう、、イタロの切符を破り捨ててナポリ行きのバスに走らなかった自分を叱り飛ばしました〜。
12時を過ぎた頃に、いくらなんでもバスは出たに違いないと諦めました。
(この日の朝、ナポリからサレルノの間のどこかで火災があったそうです)
結果、電車は90分近い遅れで13:00前にサレルノに着きました。遅れたので代金の25%(20%だったかも)を払い戻すとアナウンスもありました。
とにかくバスの時間を次の便に書き換えてもらおうとのんびり切符売り場に行くと、お姉さんがカウンターから出てきて「バス、あそこ!行って行って!」「私を待ってるの?」とマヌケなことを聞くと「そうよ。」
バスに行くとドライバーさんが「すぐ出るよ、乗って」と。まさか1時間も待っていたとは!?
乗り込んで他の方に「ごめんなさい。電車が1時間半遅れました」と挨拶すると、、なんだ、乗客全員が同じイタロ利用でした。
私は勘違いしてたのですが、列車と通しで買うマテラ行きのバスは完全に列車の運行と乗客とにリンクしていたのですね。
この日のバスは小さいものでした。車体にItaloのロゴがあり、駅舎を出るとすぐにバスが見えますので迷うことはないかと思います。
乗客は10人ほどだったので、もしかしたら繁忙期には大きなバスになるかもしれません。
ピチェルノの停車場は高速を降りてすぐの不便そうな場所でした。
ポテンツァの方は寂しそうなところに見えましたが後で地図を確認するとポテンツァ中央駅のすぐ近くだったようです。
ポテンツァを過ぎるとサービスエリアで10分休憩がありお手洗いやバールに寄れるのが嬉しかったです。
マテーラには4時過ぎに到着でした。鉄道駅のすぐ近くのマッテオッティ広場という名前だったと思います。
広場の片隅にタクシースタンドがあって一台客待ちをしていましたが、いつもいるのではないような感じを受けました。
ナポリからマテーラへは、電車が遅れても必ずバスに乗り継げることが分かったので、この点は心強いなと思いました。道中の景色もよくてバジリカータ州にも俄然興味が湧きました。
しかし・・・もう一度マテーラに行くときにこのコースを取るかは迷うところであります。