レポート

香港のお金事情

公開日 : 2018年12月12日
最終更新 :

香港に着いたのが18時半で、すぐにバス乗り場に行ったのだが、何となくいやな予感(数年ぶりの訪港)がしたので、手持ちのオクトパスカードを使わず、現金で切符を買ってA21に乗車。最近のAバスは見違えるほど便利になっていて、次の停車バス停がLEDで掲示される上に、最寄りのホテルまで全部アナウンスするのにはびっくりした。昔はそもそも停留所の案内もアナウンスもなく、彌敦道に入ったら、周りの景色とカンだけで適当に停車ボタンを押していたものだが。・・・・

その日はチェックインしてすぐにTSTの站に行って、オクトパスカードの残高を確認すると、窓口に行け、と出る。窓口に行くと、「expireしているので交換する。残高はそのまま移して、手数料は無料。」「・・・」こうして1998年以来20年使っていたオクトパスカードはお別れをいう間もなく、TST窓口の机の中にしまわれた。ウィキの受け売りだと、初期のオクトパスカードはセキュリティの問題から今年に入って交換していってるとのこと。やや感傷に浸りながら、いつものビアパブにそのまま飲みに行った。

帰りに寄った7-11で初めての海外Paywave使用に挑戦。コンタクトレスカードマークが付いているので、SMBCデビットカードをかざすと・・・やや時間がかかったが決済完了。小口決済は7-11くらいしか使わなかったのだが、普及率はいまいちという感じで、香港もQRコード決済との狭間にいるのかも知れない。ただ、大陸のものは生理的に受け付けない(?)香港人の間でQRコードがどこまで普及するのか、疑問だけど。

翌々日にHSBCのプレミアセンターでパスポートの更新をする。最初、セントラルの本店に行ったのだが、あそこだと色々と「儀式」が面倒なのと、14時には飛行機に乗る必要があったため、早くできそうなTSTの支店(ホテルから30秒くらいにあった。)で手続きをする。ただ、本店の1階のHSBCの歴史パネル展はおもしろかった。英国のEU離脱には触れていなかったが・・・。更新手続きは案外厳重で、前のパスポートの提出を求められ、現パスポートは写真部分をカメラで撮影する。電子署名を求められたが、どうしてもこれは苦手で、うまく書くには練習が必要とつくづく思う。(どうやれば練習できるか分らないが。)

香港で1つ失敗だったのは、到着翌日の飲み屋で「円決済」をしたこと。店員がカードを持っていって、決済後の伝票にサインする方式で、ワインボトル一本を空けて、やや酔っ払っていたというのもあるが、大体の計算円価と一致していたので、あまり考えずにそのままサインしてしまった。ただ、あとでよく考えると、ターミナルを持ってきてPinコードを入れる方式だと、その場で変えてもらえばいいが、最初の伝票にOKしてカードを渡す式だと・・・「HKDで決済してね。」声をかけないといけないか・・・でも初めてのところは?と色々と考えさせられた。


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3件のコメント

  • Re: 香港のお金事情

    >香港一番さん

    TSTの普及度合いは・・・・「TST 香港」でグーグル先生に聞いてもらうくらいしかないですね。チムというのは聞きますが、私は個人的に好きではない(!)です。・・・ちなみにハートロードというのは、hiromiyonekawaさんもおっしゃっている(お二人とも同じ近辺を言ってるように見えます。)ハートアベニュー(赫徳道)のことでしょうか?こちらの飲み屋は行ったことがないです。飲み屋編は別に書こうと思いますが、今回は失敗で、その一杯40~50ドルを目指せなくて、高くつきました。・・・・

    HSBCは英国のMidland銀行を買収した後、それ元に持株会社を作ってから、各国の銀行がその下にぶら下がっているはずです。ですのでHSBCバンクUSA、HSBCバンク(UK)(=旧ミッドランド銀行のリテール部門)そして本家のHSBC(Hong Kong)etc.もぶら下がっています。英国のEU円滑離脱が怪しくなってきたので、直接影響はないとは思いますが、HSBCの香港も心配になってきました。議会が否決すると、4月のアイルランド旅行とか、ユーロスターの利用とかは、どうなるんでしょうね。

    >hiromiyonekawaさん
    Aバスの往復割引は気づきませんでした。よくエアポートエクスプレスの割引は話題になるのですが、バスも切符売場で往復割引切符が買えるようですね。

    「チョンキンからネイザン渡って 昔のハイアットリージェンシー」というのは懐かしいというか、この世代の方ですね。エアバスの乗り場がハイアットリージェンシーの車止めのところだったので、私はミラドーマンションによく泊まってましたが、荷物を抱えてドアマンの視線と闘いながら待ったものです。・・・

    ちょうど北京道と楽道の交差するところにあるDelaney'sというアイリッシュパブが御用達なのですが、今回はメニューが変わってしまってすこしがっかりでした。倫敦大酒樓の飲茶は二回くらい行ったことがありますが、あの雰囲気はとても好きです。




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  • 香港は

    どうも

    時どき行きますが 今は マニラ在住中で(香港の日曜日とかは香港に働きに行ってる フィリピンの方とか??マレーシア??の方がセントラルとか
     モンコク でみんなで集結して。。物凄い人の数ですね。

    それは置いといて
    お金は
    空港に着いたらまずは ATM から キャッシング (その日の限度分)して、A21バス 1本で 重慶大厦(チョンキンマンション)宿もいつも同じ所に飛び込みで (その前に 1Fの いつも両替するところで 手持ちのペソ&日本円を香港ドルに両替・率は割る気無いはず)

    バスはオクトパス使えますが チャージが33香港ドルですよね片道。僕は空港のバス券売り場で往復(どうせ帰りもバスだし)往復だと 確か55香港ドルで11香港ドルやすくなります。
    バス停も重慶大厦のほぼ前に降りれるんで 楽です 約1時間。

    昨年は 湾仔で仕事に2週間行ってた時は 空港からエアーポートリンクで セントラル から 無料循環バスが楽でしたが。

    で通常 香港には 知人の料理人に会いに飯食いに行くか 趣味の音響機材とか カメラ店 と仕事柄 上海街に調理機材買いに行く感じなんで
    よく行く店は 現金だと表示価格より10%か それ以上は 安くしてくれるんで いつもニコニコ 現金払いです。ははは。

     家電なんかは 事前に PRFICE HK とかで 見て相場調べて (お店とかも出てて 価格コムみたいな感じ) 購入する感じです。

    まー 夜なんかは 夜な夜 飲みに行くのは 重慶大厦の裏側 歩いて。。k11 の近くの路地 裏に スポーツバーが結構あって 欧米人&ローカルが屯してますね。
    以前は テキーラジャックという所によく行ってましたが スタッフが変わったようで どこか探そうかなーという感じです。
    その辺り飯もまーいけるんで 夜はその辺り徘徊してます。

    チョンキンからネイザン渡って 昔のハイアットリージェンシー の 奥の並びに この前 夜茶できる店 見つけて。。 点心は普通でしたが

    他の1品 料理が美味しかったんで 遅い時間なら また行こうかなーと。お値段もそこそこお手頃で お客さん ほとんど あの近くにしては ローカルの方が多かった感じです。

    飲茶は モンコク の 倫敦によく行きます。一人でも相席大丈夫 出し。

    昼飯は
     場所的に 上海街のぶっかけ飯とか 先逹近くの 牛肉麺か シャンスイポー あたりで お粥かなー。。。

    まー そんな所だと 支払いは現金一括。。かなー。僕は

    でも 地下鉄 券売機 新しく導入で 。。。観光客(時に大陸の方)が延々と。。。。 まー 僕はおとなしく並んでますが。。。


    ではでは




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  • Re: 香港のお金事情

    こんにちは高島さん。
    今回はアジア周遊旅行だったのですね、以前の書き込みを読みました。
    上海から香港は列車移動がおもしろいかもしれませんよ。高鉄あり、在来直通列車個室あり。

    香港はちょうど高島さんと同じ日に居たと思います。
    7-11ではVISA、マスター、銀聯コンタクトレスに対応してますがオクトパスカードを使う客が多いですね。
    台湾7-11のイージーカードのように。
    マカオの有名な義順牛奶公司の出店が何件かあるのですがレジにわざわざ「現金のみ」と書いてありました。
    微信支附が支払おうとする客が多いからでしょう。

    ところで、尖沙咀はTSTと表記するのでしょうか。
    チム、といっている在住者が多いようですが私はチムサーチョイと略さずに言います。
    ただ、広東語の正確な発音を知りません。
    チムサーチョイに、ハイアットやペニンシュラから歩ける距離にハートロードというところがありまして、
    東南アジアによくあるような、通り側に壁がない作りのバーが何件かあります。
    ビールがグラス1杯4、50ドル程度。
    客の少ない時間帯に、アルバイトの学生とたわいもない世間話をして、私は1、2杯でじゅうぶんだから、
    それだけでさっさと出ます。今の時期はまだ暖かいけれど、
    1、2月だと空気に触れると、歩いてホテルに帰るころにはすっかりと酔いがさめて、ちょうどいい感じです。

    HSBCは今時どれほどの日本人が使っているのでしょう。
    それはいいのですけれど、
    ここはイギリスの銀行なのにイギリス国内ではHSBC UKって表記しているんですよ。
    HSBCの歴史パネル展でなにかそういう経緯についてわかる展示だったのかもしれません。


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