レポート

キャセイパシフィック 香港空港ミールクーポン

公開日 : 2018年12月29日
最終更新 :

今月、香港にトランジットで滞在した時のことです。

ケチくさい話だなあとかいうツッコミはご遠慮くださいませ。
LCC化しているといえど、ちゃんとしたフルサービス航空で、規定にある乗客サービスなので。
ご参考になさってください。

ボーディングパスは既に発券していて、大きな荷物は前日に香港で預けていました。
翌朝ホテルで起きたら、SMSで10時間以上も先の予約便の遅延の連絡が来ていた。
よくあることで、遅延時間も許容範囲。
その後ホテルでゆっくりしていると、もう一度SMSで4時間近くの遅延のお知らせ。

さすがに電話して元のスケジュールに近い便に変更してくれ、というと、
特典航空券の席は完売で変更できないと。
会社側が原因を作っているんだから変更しろ、と要求してもよかったけれどしなかった。
ことらはそれでも問題ないスケジュールを作っていて、
それに今の季節、街歩きにちょうどいいかなと思ったから。
もうひとつの理由として、その電話で、既に荷物のチェックを済ませていることを伝えたところ、
荷物を預けていると便の変更ができないとのこと。
これも本当かなあと疑いながらも、こちらは4時間遅延でも問題ないので、
新しいスケジュールを前提に街に出る。

空港へはエアポートエクスプレスに乗るつもりだったので、
お昼ごろ香港站キャセイカウンターで、もう一度確認のために、
元の時間に近い便に変更できないのかとたずねると、できる、という返答。
それで、すでに預けた荷物のことを言うと、
そういうことなら、なるべくなら便の変更はしないようお願いしたい、ということでした。
朝の電話と全く違う低姿勢な対応でも、やはりいったん荷物をチェックしていると、
便を変更してほしくないというのはこれで確からしい。
このカウンターで新しい搭乗券を発券してもらって、街に出る。

空港に着いて、出発時刻とゲート確認のためにカウンターによって、
ゲート番号を確認、ペンで記入してもらったところで、ひとつ思い起こしたことがある。
4時間近く遅れているのだから、ミールクーポンをくれてもいいんじゃないのかなと。
そのことをたずねると、クーポン自体は特に発行しないので、
ボーディングパスをミールクーポンとしてお店に提示するだけ利用できるということです。
そして、ボーディングパスに75$とペンで書き入れてくれた。

しかし、である。
せっかくカウンターに寄ったのに、会社側からミールクーポンの話はいっさいなかった。
これまでも香港での出発遅延はしょっちゅうあることだけれど、クーポンの話など何にもない。
こちらとしては必ずしもクーポンを貰わないといけないわけではない。
カウンター担当者もそのように理解していたのかも知れない。

でも遅延が決定している時点でカウンターにチェックインにやってきた客にはちゃんと案内しているかどうか知らないけれど、
オンラインチェックインして搭乗券を印刷している人やスマホに搭載している人、
更にチェックイン時に遅延情報はなかったけれど、チェックイン後に遅延が決まった状況なら、
航空会社はどうしていたのでしょう?

ミールクーポンは使用しませんでした。
というのはチェックインエリアのマクドナルドで香港ローカル商品があり、それを食べておなかいっぱい。
タッチパネルでセルフで注文・支払い、というマシンがあってそれを試したかったのです。
ちなみに、このセルフ方式のタッチパネルマシンはドイツで試したマクドナルドよりずっと小さい。
さらにマシンに慣れてない人が多いようで、有人カウンターのほうが注文が早いです。
特製ローカル商品の量はとても多くて、お値段はちょっと高くて35ドル。

パスポートコントロールのあと、少し歩いた先の左手にキャセイ専用サービスカウンターで、
ついでだからミールクーポンについて更に情報収集のために質問しました。
新たな情報として、ミールクーポンは2時間出発が遅れると提供するということです。
香港発着便で2時間遅延はよくありあます
クーポンが利用できるかをたずねてみてください。

整理すると、
(1)出発が2時間遅延していてクーポンのが出なかったら、こちらから職員に要求する。
(2)クーポンはセキュリティエリア内の店だけで使用できる。
(3)マクドナルド、何とかピザ屋と、もう1店の3店舗では使えない、それ以外で使える。
(4)利用額は75ドルまで。
(5)制限エリアにすでに出た後で遅延が決定したら、
どこでもいいからキャセイ出発ゲートでミールクーポンを使えるかをたずねる。

75ドルというと、一応ちゃんとした食事ができます。
どうぞご参考に。





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