レポート

ワイナリー二題その1・・・聖書のワイン

公開日 : 2019年04月04日
最終更新 :

今回のトランプ大統領の宣言で注目を浴びたが、ゴラン高原とベッカー高原のワイナリーはいつか行ってみたい・・・何しろ聖書の時代からあの近辺はワインを作っているはずである。・・・・と思っていた。
https://www.tripadvisor.jp/Attractions-g1389503-Activities-c36-t132-Golan_Heights.html
その名もずばりのワイナリーもある
http://naturael.jp/israel_winary/Chateau_Golan.html
(ワイナリーのウエブサイトは怪しい警告が出るので、インポーターのサイトを引っ張っている。)
これらは「国際法に違反した占領地域」、にある。日本政府も認めてない「現在戦闘が起きていない」不法占領地としては、北キプロスに行ったことがあるが、占領地域のゴラン高原も「退避勧告が出ているシリア」領ではあるけど、日本人はテルアビブからは特段問題なく行けるようだ・・・・。

前に在日レバノン人のインポーターから、レバノンのワイン用葡萄の産地はイスラム教徒に支配されている、と聞かされたことがあるが、ベッカー高原のワイナリーもベイルートとは異なり、危険な地域となっている。有名なのは前にも書いたことがあるクサラ
http://www.chateauksara.com/en/visit-us/
ここ日本政府的には行くのが難しい・・・かのゴーンさんの
http://ixsir.com/
こちらはワイナリーは地中海に比較的近いところにあるが、畑自体はベッカー高原にあるらしい。

ゴラン高原のワインについては、日本への輸入ボイコットを呼びかけている団体もあり、やはり違法占領地域のワインは・・・・とは言え、安全保障理事会でイスラエル大使が「自国民を何万人も殺している国(政府)にとやかく言われる筋合いはない。」と言うのも、全く理解出来ない訳ではない。・・・日本式に「パレスチナ自治政府は国家としては承認しないが、ゴラン高原占領は違法である。エルサレムはイスラエルの首都とは認めない。」と曖昧な訳にはいかない・・・のが、今のアメリカなんだろうか。話がそれたが、どちらもいつかは行ってみたいワイン産地である。

  • いいね! 0
  • コメント 1件

1件のコメント

  • 退会ユーザ @*******
    19/04/04 23:07

    パレスチナのワインとビール

    高島さま、こんばんは

    ゴーン氏のワインは以前に飲んだことがありますが、白がなかなかいい香りでおいしかった記憶があります。まさかあれも日産のお金で作られたのでしょうか。
    ゴラン高原のものは私は飲んだり買ったりするのに抵抗があります。あの地域の水はイスラエルがすべておさえてしまったとか・・。
    私がたまに買うのは、パレスチナ(西岸地区)のビールとワインです。ビールはキリスト教徒のパレスチナ人一家が造っているもので、なかなかおいしいです。
    http://savetheolive.main.jp/taybehbeer.htm
    ワインはベツレヘムやガリラヤ湖近くの修道院のもので、お味はともかく、買うことに意味があると思って買っています。よかったらどうぞ。
    http://savetheolive.main.jp/latrounwine.htm
    http://savetheolive.main.jp/cremisanwine.htm

    • いいね! 0
    • コメント 1件

    Re: パレスチナのワインとビール

    Maledettaさん、こんにちは。

    西岸のビールとワインと言うのは知らなかったです。特にワインの方は興味がありますね。キリスト教徒のパレスチナ人がいるんですね。・・・西岸の葡萄栽培というのはどんなものか、調べてみようと思います。

    先日も新聞を読んでいたら、今の米国とイスラエルの政策を突き詰めると、西岸=イスラエル=住んでいるのはイスラエル国民となり、全パレスチナ人にイスラエル市民権を与えることになるが、そんなことができますか?という論説があり、確かにこれが一番の「矛盾点」になるでしょうね。・・・西岸もいつか行きたいです。

    • いいね! 0
    • コメント 0件