レポート

イタリアの祝日の美術館開館について

公開日 : 2019年05月07日
最終更新 :
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これをよく質問されている方が多いですが、聞いても無駄という実話を知りました。

今年のメーデーの話です。場所はミラノの最後の晩餐の修道院。
事前に予約を受け付けていたことから分かるように、開館日のはずだったのですが、実際は閉館だったそうです。その理由は出勤する係員が確保できなかったというもの。
イタリアあるあるな話で、大笑いしてしまいますが、遠くからはるばるやって来た観光客にとっては迷惑きわまりない話です。ゼネストの影響もあったのかも知れませんが、やっぱりこの国はトンデモなことがありますねー。ブレラなど他の美術館はすべて閉館なのになぜ開館予定にしたんでしょう。
そういえばコロッセオなどのメーデーの開館予定を尋ねた方がおられましたが、どうだったのでしょうか。事後報告お願いしたいのですが・・。

話の出所は、JITRA(ジャパンイタリアトラベルオンライン)のメルマガです。全部貼り付けたら著作権がどうのこうのと難癖付ける方が出かねないので、以下一部だけ紹介します。

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メーディーの5月1日、ミラノで「最後の晩餐」を事前に予約した人々が
見学に訪れると、なんと「休館」で見学できなかったというニュースです。
「最後の晩餐」見学入り口の前で、「予約して、遠くからこのために来たのに」などとがっかりした表情の旅行客などの姿が映像で流れました。
これに対して、「最後の晩餐」を管轄しているイタリア文化財省の担当者は、「当初は確かに、メーデーの5月1日も開館予定で予約も受け付けた。ところが、祝日のパスクアもパスクエッタも、イタリア解放記念日も、なんとか係員を確保できたが、5月1日については係員を確保できず、生憎、休館となった」と説明しています。
そして、「予約受付をしている機関にはその旨を事前に伝えたが、残念ながら、時間も足りずその機関から予約者すべてにその旨の連絡ができなかったようだ」といっています。「予約した方には、払い戻しもします」と。
要は『連休で係員も休みをとってしまったので休館にした』ということで、正直といえば正直な説明ですが、管理能力の欠如にはがっかりさせられます。

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1件のコメント

  • イタリアの国民の祝日

    あの国みたいに地方色の強い国 は 国民の祝日じゃなくて 地方(VenetoとかLombardiaとか) の祝日のほうがおおいようなきがするけど。

    https://publicholidays.it/2019-dates/

    これによると国民の祝日 12日というのは アメリカよりおおい。

    これを読んだとき
    https://bbs.arukikata.co.jp/bbs/tree.php/id/491833/-/parent_contribution_id/491833/

    日本の祝日 やすまない ロシア大使館 ってすごいんだとおもった。 アメリカの祝日も 日本の祝日もやすむ 税金を使ってパーティをやるのが仕事の日本領事館とだいぶちがうとおもった。 日本のテレビは いわないけど れいわになってまたたださえいっぱいある日本の祝日 (日本中が10連休なんて信じられない!) またふえるのでしょうか?

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