4.埔里酒廠展售中心(埔里)
私は台中から霧社に行った帰りに寄った。埔里のバスターミナルからは歩いて20分くらいかかるが、台中-埔里を結ぶバスは埔里酒廠前(正式なバス停名は忘れたが)に停まるので、埔里で最後に寄って、帰りはここから台中行きのバスに乗るのが道順としてはいいような気がする。
烏日と異なり、観光客も多く、ショップもでかい。レストランは一か所開いていて、団体客が食事をしていたが・・・ここはTTLの商品の全ラインナップが揃っているようで、TTLの「シャルドネの白ワイン」なんかも売っていた。飲んでみたい誘惑には駆られたが・・・いかんせん、ここも有料試飲はなし。
紹興酒の製造ラインは動いていて、説明無しだったが見ることができる。私は強行軍で時間が無かったので、博物館的なところは全てカット。台湾にとってはワインも紹興酒もよそから来たお酒と言うことでは同じ(ビールや高粱酒の方がもうちょい歴史がある?)なので、特に紹興酒も飲んで見ようとは思わなかったが、やはり、見た目、紹興の黄酒博物館の紹興酒の方が美味しそう。
余談だが、私は馬祖列島、金門島等、人民解放軍との島の奪い合いは全て台湾が勝ったと思っていたのだが、大陳島という第七艦隊に守られながら住民が台湾本土に撤退・移住したところがあることを今回知って、それまでは「中華民国浙江省政府」というのがあったそうで、紹興酒があってもおかしくはないのか・・・とは思った。上海からそんなに遠くないので、「共産化された島(?)」もいつか行ってみたい。
敷地内に屋台コーナーがあり、紹興酒香腸のコーナーが一番賑わっていた。あんな物をビールも飲まずにみんな食べているが、余計なお世話ながら、ソーセージ売場の隣にタップ五つのビールサーバーを置く、という発想にならないんだろうか。紹興酒に限らず、TTLの全てを知りたい(向かいにはTTL便利商店、というのもあった。)人向きの観光センターである。