レポート

鉄道チケットの取り方

公開日 : 2019年10月09日
最終更新 :

先日のアリババグループの発表はちょこっと考えさせられるものがあった。
https://www.alibaba.co.jp/news/2019/10/2019-1.html

アリババの「飛猪(フリギー)」は、CTIP(今のトリップ・ドット・コム)と同じようなものだが、
https://www.alibaba.co.jp/service/fliggy/
登録しようとすると「支付宝(アリペイ)の番号を入れろ」とかでてくるので、支付宝の使えない日本人は登録出来そうにないが、上の記載で「外国でのアリペイの決済は日本が一番多くなった」とかより、「欧州の鉄道チケットの販売が35%増」の方がびっくりである。日の丸旅行プラットフォームに「欧州の鉄道チケット」が簡単に買えるところはない。

ユーレイルは問題外で、Omioが似たようなサービスをやっているが、一般に広まっている、程ではない。(だから、各国サイトから買いましょう、と日々切磋琢磨(?)しているのだけど)多分、楽天トラベルやじゃらんで、パリ-ペルリンとかの切符がリーゾナブルに購入できる、と言うような感覚と思うが、だんだんとそういう方向に・・・なりそうにない。例えばTripでも「欧州高鉄チケット」は一通り買えるようになっているが、ここで買う人はいるんだろうか。・・・

我々一般消費者には関係ないが、JALのアクセスが営業終了するというのも、日の丸勢の没落を象徴しているような気がしてならないが、要は将来は旅行プラットフォームも中国勢に頼らなければならないのか・・・私は既にスカイスキャナーとTripは頼っているけれど。

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