1.アリペイ支払い成功
9時前には着いたが、18時の飛行機なので荷物を預ける必要がある。深圳北站は地鉄站に降りたところに行李寄存がある。中国語しか通じず、片言の英語も通じない強敵(?)だったが、初アリペイのチャンスが訪れた。
https://bbs.arukikata.co.jp/bbs/tree.php/id/499659/-/parent_contribution_id/499659/
(余談だが、人工都市の深圳は普通語が標準なので、数字とかも聞き取りやすい。気のせいかも知れないが、上海だとこっちが「不自由な普通語をしやべっている」と分らないと、普通語にならず、さっぱり分らない。・・・)
「1天、大20块」で合意したので、しーふーぱお?と言ったら、アリペイQRコードを持ってきた。アプリを開き・・最近はペイペイも多用(?)しているのでだいぶ慣れたが、スキャンすると・・・読み取ってくれた。これは、うまくいくかも、と思い、おばさんと一緒に20を入れて、コンファームを押すと・・・結帳。微信支付初成功も感激だったが、こっちも感激(?)である。しかも微信支付とは異なり、自由にチャージできる。これで中国マネーライフ(?)は全て解決だ、と思って、改めて500元チャージすることにした。
ところが、チャージしようとすると、「チャージ失敗」と出る。今日のためにアリペイを入れてる普段使いのスマホは朝からドコモのローミングを利用していた。ローミング先の中国联合通信の4G旗が立っているから通信の問題はないはず・・・で、結局、深圳、後でやった上海でもチャージが出来なかった。
問題の切り分けを面倒にしているのは、私が登録していたのが「楽天カード」だったことで、その時は別のカードを登録し直す、などと言うことは夢にも思わなかったのだが・・・。帰国してからどたばたを知り、怒りがこみ上げて(?)きたが、どんなカードでも現地ではチャージ出来ない・・・そんなはずはないと思うが・・・他の方の体験を待ちたい。いずれにしろ、私の「アリペイ生活」は残り80元、ということでその時は覚悟した。
次は朝ご飯で入った雲味館という華強北のレストランである。でっかい端末を持って店員がうろうろしているので、例のテーブル端末決済式、である。注文はカラー写真付きのメニューがあるので意思伝達はすぐに出来るのだが、その後店員が「うぇいしん・・・」とかつぶやいたので、アリペイ画面を見せると先方も安心したらしく、すぐにスマホをコードに切り替える。先方端末でスキャンするとレシートが出てきて、それで注文、決済終了。これも理屈は知っていたが、実際やってみるとなるほどね、というところだった。
次にマクドナルド。例のタッチパネルは香港では使いこなしていた(?)のだが、中国のは全て中国語なのに加えて、こちらの中国語能力が追いつかず、どうしても直接決済画面に行けない。仕方なく「この紙を持ってカウンターでお支払いください(これは分った)」紙を機械から出して、カウンターに持っていき、コードで決済。これはペイペイとかと同じ要領なので問題ない。アイスティー一杯でほっと一息、というところである。
最後が瑞幸咖啡(luckin coffee/ラッキンコーヒー)である。このスマホ決済の極致、みたいなコーヒー店はぜひ行きたかった。華強北にも絶対どこかにあるはずだ。・・・百度地図で「咖啡」で検索をかけると、300メートルくらい先にある。(こういう時は百度地図が頼りで、かつ、すばらしい。ちなみにグーグルマップでは深圳全体で福田のお店一つしか出てこない。)
瑞幸咖啡のそのお店に入ると、確かにテイクアウト専門ビザ屋みたいな感じで、椅子は数個しか置いてなく、カウンターには、日本で「中国の最新IT事情」(?)とかでよくテレビで特集しているあの光景・・・ずらりとテイクアウトコービーが袋に入って並んでいる・・・そのままである。
果たして、カウンターで口頭で注文できるものか・・・と思ったが、メニューは置いているし、周りで飲んでいる人もいる。店員に言ってみて(若い人で英語が通じた)、アリペイの画面を見せると、店の奥からスマホに入っているQRコードを持ってきたので、それでスキャン決済した。普通は微信支付と支付宝のQRコード店頭に置いてることが多いが、ここはそれさえもない。専用アプリで注文、決済までして、自分で取りに行くか配達させるか、が標準なのだろう。
で、とりあえずこれで私のアリペイ生活は終わったのだが、この「プリペイドアリペイ」が十分使えることが分ったので、これで中国のお金問題は当面は解決である。