レポート

新型コロナウイルス対策

公開日 : 2020年02月18日
最終更新 :

知り合いの客室乗務員が「ついに中国線が昨日からマスク着用になった。」と言ってたのが、1月の最終週だったと思うが、ついに、おととい、別の知り合いから「(その知り合いの)会社の人が感染したタクシー運転手のタクシーに乗ったことが分かって騒ぎになっている。」と聞いた。じわじわと先方が私に近づいてきているのが分かる。・・・

この掲示板を見ていて思うのは、いい悪いは別として、「(恐らく)自営業、フリーランス、リタイア組」と「勤め人、サラリーマン組」の見方がだいぶ異なることで、こういうところで意見を求めるのは、いろんな考えがあるのを知るのはいいけど、自分の行動に役立つかどうかはなかなか難しい。

(もちろんここは匿名掲示板で、私もプロフィールは全く載せてないので、私自身も自称、ではあるけれど)例えば中国は全土が危険レベル2となっていて、サラリーマンの私にとってはイコール中国渡航は禁止(2以上は渡航するなという就業規則を持ってる組織は多いと思う。)となるので、そうなるとそれでも中国に行って感染するのと、東京から一歩も出てないのに感染しました、となると意味合いが全く違ってくる。(前者だと就業規則違反で解雇だってありうる。)

さらにインフルエンザでも出社禁止になるのに(千葉の某通信関係会社に勤めていて(関係会社の人らしいけど)感染してた人は、40度の熱でも出社しなければならないのか、と思わぬところでブラックぶり(?)が判明したけど。)さらに立ち寄った取引先も消毒が必要、さらに濃厚接触者は・・とかなると、会社の中でとても責任を取れるような気がしない。(もちろんフリーランスの人も自分が倒れれば収入が絶たれるのだけど、サラリーマン的責任とは別のもののような気がする。)

次のステージである厚労大臣や有識者会議の長が言っていた「不要不急の外出は控えよ」は、旅行掲示板の存続に関わる危機(?)なので、「地球の歩き方」が会社として、「不要不急とは何か」と公開質問状でも出せば?と思う。五輪相は「五輪関連のイベントを中止する予定はない」とか言ってるが、
https://www.asahi.com/articles/ASN2L42S2N2LULFA004.html
例えば聖火リレーを見に行く事は不要不急の外出、のような気がしないでもない。

余談だが、クルーズ船救出機の派遣が本格化しているが、米軍のチャーターしているのは貨物会社で、貨物機に無理やり椅子を付けて運んでいるようだけど、最近は旅客会社のチャーターはしないのだろうか。昔、那覇空港で武器以外の装備を付けたままの大勢の米兵がJASにチェックインしてたのを見たことがあり、聞いてみたら、米軍と輸送契約を結んでいるNWの「コードシェア便」として搭乗しているとのことで、平和な時は民間旅客機をチャーターするものだ、と思っていた。

韓国の「大統領専用機」も大半の日本人に大きな誤解を与えた(?)と言う意味では大失敗、と思う。Wikiベースだと、ちゃんと737や747を持ってるそうで、物理的に近いし五人だけ、という判断だったのかも知れないが、きょうび、アフリカのかなり貧しい国でも国家元首はプロペラ機では移動しない。他の国もどんな飛行機をとばしてくるんだろうか・・・。

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4件のコメント

  • 20/02/20 08:59

    実はSARSと同じ死亡率になる

    先に書いたように、
    新型(COVID-19)の重症化率20%とし、現在の全世界での致死率2%を重症化者だけに限れば、10%となり、まさにSARSと同じ。結局、重症者はSARSと同じ症状が出ると言うことなのです。

    一方、先に書いた通り、SARSでは機内や宿の垂直(受容体が小腸にも多く発現していることによる下痢から)感染があり、しかも直ぐに発症し動けなくなるために、爆発的な感染は起こりませんでした。ところが、COVID-19普段の顔は普通のカゼ。

    2009年のときのように、水際作戦の破綻が明らかになってからは指数関数的に感染者が増加し、その後収束しています。約半年掛けて。今は、季節性のインフルエンザとなっていますが、COVID-19はそうはならないでしょう。簡単には治らない人が2割いるのです。

    悲観論のほうが良いような気がしています。

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    Re: 実はSARSと同じ死亡率になる

    JORGEさん、こんにちは。

    クルーズ船で亡くなった人の一人は、既往症がなく肺炎だけが原因で亡くなったとのことなので、責任も含めて、改めて問題になるでしょうね。クルーズ船内の分析をもっときちんとやれば、もっと具体的な予防策が立てられるような気もしますが・・・確かに外国籍の船舶なので、日本政府がどうこういうのは難しく、あくまで「(上陸したい、と言う人に対して)検疫を行っていた」(厚労大臣の答弁)と言うことになるのかも知れませんが・・・

    イベントについても「新潟酒の陣」については、中止もまあ仕方ないかと思いますが、ゴルフとかマラソンのような屋外イベントはそこまで考えなくても・・・でも、何が感染につながるか分からない以上、反論もできません。東京マラソンが返金しないのは、オリンピックチケットを返金しないための口実づくりだ、と陰謀論を言う人がいますが、いずれにしろオリンピックチケットを持ってる人は、念のため(?)「Terms and Condition」をよーく眺めておいた方がいいですね。

    週末は愛知、山梨と大遠征する予定ですが、私的には当面はインフルエンザ、コロナウイルスよりも花粉ですね。・・・名古屋なんか、なぜか、ずっと「非常に多い」が続いています。花粉用にマスクを二箱買っていたのですが(まだ本格化する前だった。)先日、現在使っているマスクの定価が60枚480円と知りました。私はやや高いとは思いつつも、5枚増量65枚入りを798円で買ったのですが、すでに「プレミアム」が付いていたようです。この「安くて高性能の中国製マスク」がしばらく手に入りそうにないのが、悩みどころです。・・・

    いろんなデマや陰謀論が出ていますが、秀逸(?)と思ったのが「EU離脱に伴う景気後退を防ぐために、もう一度ロンドンオリンピックをやりたいという英国のジョンソン政権が密かに送った生物兵器がダイヤモンド・プリンセス号だ。」というもので、タイミングもあっているし。・・・英国映画で「28日後」「28週後」というダニー・ボイルの「アウトブレイク系映画」がありますが、この「28週後」の方はこの手の映画にしては珍しく「発症しないキャリア(保菌者)の恐怖」を描いています。しょせん映画だ、と言わずに、いろんな人にぜひお勧めしたいです。(ただし、R18に近いR15です。・・・)

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  • 20/02/19 21:31

    普通のカゼが突然命を奪う肺炎になる

    これが今月になってわかったことで、ときすでに遅しの感がありますが、感染経路がわからない患者が各地で出てきた時点で、それが明らかになりました。

    コロナウイルスはもともとヒトのカゼの数割を占めるありふれた感染症を引き起こすウイルスでした。これが免疫力が極めて高いとされているコウモリで生き延びているうちに凶暴化したのが恐らくSARSでしょう。それまでのカゼコロナウイルスは精々鼻道か気道上皮だったのが、はいに まで到達、寧ろ肺を好むようになった。ですから、感染者は短い潜伏期で重症化し、そのうちの10%は医療関係者の必須の努力にもかかわらずなくなったのです。世間では、SARSほど危険ではないと言って、深刻な被害にはならないだろうと言う人がいますが、あくまで個人的見解ですが、軽症や無症状の感染者が多いことが却って感染を拡げると思います。SARSの場合は、感染ルートが全て解明され、封じ込めにも成功したのですが、今回のものはその域をとうに超えています。

    和歌山の医師の家族のお子さんは恐らく無症状。クルーズ船のケースでは夫婦で感染し、旦那さんは重症で、奥様は無症状。たまたま、家族に発症者がいたから発覚しただけで、このようなケースはもちろん、ただのカゼ程度で回復するかたがほとんど(特に若年者)なのでしょう。最大の問題は特殊なケースで感染が発覚した場合は隔離されるのですが、それ以外では普通のカゼか健康そのもので動き回ることです。要するに、最大八割はただのカゼでしかないのが、残りの二割は、ただのカゼが5〜7日で突然重症化します。この突然の凶暴化のメカニズムがわからないのですが、受容体が関係することは間違いないでしょう。この受容体は血圧調節に関与する酵素なので、気道側ではなく、血管側にあるので、本来、この受容体が豊富に存在する心臓や血管に感染すれば心不全になり、今回の新型での感染者でも見られています。

    普通のカゼがある割合で凶暴化するというのはこのように危険なのです。SARSの場合は強毒性であったがために、動ける数時間から半日で動いた結果、感染拡大したのですが、常に自由に動け、見た目健康な人が感染源となれば、普通の風邪のように封じ込めは無理で、少しの油断で感染するのです。

    これも私論ですが、感染が止まらない状態になったら、重症者が発生したら最新医療で治す。そうでない人は自然治癒に委ねる。こうなる可能性はあり得ると思います。そうしないと、ただでさえ崩壊の危機にある医療が完全崩壊します。なんと言ってもマスクを買い占め、転売する国民(日本に限ったことではないのですが)なので。

    クルーズ船に関しては、なぜ、国がきちんと介入しなかったのか。主催者には‘ノウハウがあるので、健康管理や拡散防止はきちんとなされていると思っていたのですが、少なくとも停泊命令を出した国(厚労省)は把握していて、改善を命令できる立場にあったはず。また、水際対策は2009年に失敗したのに、また同じことを繰り返してしまった。やはり、ちゃんとした専門家(税金でコネクティングルームを取るような役人は論外)に責任ある仕事をさせるべきでしょう。

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  • 情報が足りてない

    日本国内は情報が足りてないし、出てくるのも遅いと言われてます。
    台湾と日本の情報の遅れは、2週間くらいあるらしいです。
    他の国の情報はもっと入って来てないのでは?

    中国からの退避勧告、外務省は出したんでは?
    今、どんだけ、日本人が残ってるの?
    イギリスは退避勧告。
    アメリカは分からないけど、帰国するように水面下で促してる様子。
    日本に情報を教えると、中国にダダ洩れするから、重要な情報はアメリカから制限されてる可能性がある。

    『会社が帰国命令出さないから大丈夫』と思ってたら、困ったことになるかもしれない。
    自分で判断しないと、帰国命令は出ないかもしれないって、頭の片隅に置いといた方が?
    日本政府の動作は遅いし、弱いので、アメリカの動向を見て、動いた方がいいと思うよ。

    旅行は好きだけど、優先順位はある。
    感染者が増えてるのに、感染経路が分からないケースがある。
    今現在、検査キットが足りてないらしいし、治療薬は開発中で、まだない。
    死亡率は2%台だけど、体力が無い人や、既往症のある人は、死ぬかもしれない。
    マスクや消毒薬が買えない状況が続いてる。
    今後、医療資源が足りなくなる可能性が懸念されてる。

    こんな状況で、感染して帰国したら、どんだけ大変なことか想像してみてよ。

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    訂正

    既往症 → 持病

    訂正します。

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  • 日本の人に重く受け止めてもらいたいのは、 アメリカに帰ってきた ひとたちの隔離期間2週間が

    アメリカに帰ってからはじまるということ。 船の上にいた期間は数えないこと。

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    Re: 日本の人に重く受け止めてもらいたいのは、 アメリカに帰ってきた ひとたちの隔離期間2週間が

    ポチとミケさん、こんにちは。

    基本的に日本以外の国は全て救援機が到着してから二週間カウントする、となってますね。50人くらいの米国人が帰国を断ったみたいですが、彼らは隔離されるよりは、3/4(米政府はすでにこの日まで入国禁止にしているみたいですが)まで、(お金が続けば、ですが)米国外を自由にうろうろした方がいい、という判断みたいですね。

    今日の報道を見てると陰性で下船した日本人はそのまま横浜駅から好き勝手(?)に電車に乗って帰っていってますが、本当に大丈夫?と言うのはあります。船の中の隔離体制がきちんと疫学的に確立されたやり方だったか・・・まあ、もう二週間待てば判断の是非の結果が出るでしょう。

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