レポート

新型コロナウイルス対策その3

公開日 : 2020年02月27日
最終更新 :

結局、週末を待たずに、その知り合いの渡航は中止になった。
https://bbs.arukikata.co.jp/bbs/tree.php/id/503670/-/parent_contribution_id/503670/

直接的には、ブルゴーニュで合わせて訪問する予定のワイナリーが受け入れに難色を示してきた、というのもあるのだが、今や、我々は一か月前のウーハン人、フーペイ人、今のテグ人と同じ立場にある。ゾンビが自ら飛行機に乗って(しかも感染してるかどうか見た目で分からない)感染者を増やしに行くのもいかがなものか?という話になった。両イベントとも「試飲(試食)」、「口に含んだものを吐き出す」という行為が伴うので、ゾンビが使ったグラスだけ、都度滅菌消毒する、と言うわけにもいかないだろう。

https://www.grands-jours-bourgogne.com/news/grands-jours-de-bourgogne-update-on-coronavirus,2915,11881.html?&args=Y29tcF9pZD0yMTQzJmFjdGlvbj1hY3R1YWxpdGVfZ2piX2RldGFpbCZpZD01MSZ8
https://www.prowein.com/
両イベント共に現段階では中止したり、「汚染国」の人間を受け入れない、とはなっていないのだけど。・・・

国内で言うと、千葉、愛知も怪しいのだけど、とりあえずは北海道だろう。可愛い馬のイラストに大きくばってんを付けて「道産子出入り禁止!」と書いたポスターを作って売れば売れるかも・・・と言ったら、札幌出身の人間に怒られた。が、二週間限定で内地との交通を断ち、我々も「北海道のない日本」を経験するのは・・・二週間くらいだったら、食料の自給も問題ないだろうし、お酒も日本酒はショートするかも知れないが、ビール、ウイスキー、ワインはあるし・・・と言ったら、これも札幌出身の知り合いに却下された。

週末は数少ない非感染地の山梨、静岡にこもろうかと思うが・・・ご自愛を。

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2件のコメント

  • 20/02/29 12:22

    中国が極端な移動制限で成功した言っているのがひとつの要因

    中国の情報がほとんど入ってこないというか、何が真実で何が虚偽かが検証できない状態。大鹿に数値上は武漢とその周辺以外では、死者も少ないし、爆発的な感染が起きていません。

    中国で行われている封鎖は、二種類あって、地域間の移動制限と、地域内の拠点封鎖。特に後者半端なものではなく、自宅からすら出られない。人と人との接触が抑えられ、買い物にすら行けない。中国ではスマホ決済とか家庭での通信による家電制御などは確かに進んでいるのですが、当然情報を政府が握っているので、個人の動きも制御できるのです。これが成果を上げてきているという中央政府の言い分や、やはり、かなり厳しい個人の管理をしている台湾や香港では中国との接近度からすればかなり少ないと言うデータからも説得力があるような気にさせられます。韓国も実は厳しい管理をしているのに爆発的拡大になってしまったのですが、これは例の新興宗教が震源地なのと日本と違って積極的PCR検査の結果が大きく寄与していると思われます。前から書いているのですが、表に出るのは一部で、症状が出てから周辺や濃厚接触者を洗い出すことでしか、今の方法では感染者は出ません。ある意味、真面目に検査すれば日本でも今の10倍以上が出るのは間違いなく、他国でも同じでしょう。

    イタリアでの感染の急拡大も実は、それまできちんと調べられていなかっただけで、死者がでてから焦って検査し出したら、時間的にも市中感染の結果、重症者が出てくる時期と重なり、次々と見つかっただけのことだと思います。要するに、医師も新型コロナウイルスでの感染が何であるかを知らなかった。これも日本と似ているのですが、中国関係だけを疑っていたので、病院での感染は運びこまれた患者が新型コロナウイルス感染者だとは気がつかず、医師や看護師が次々感染した。そこで、検査を急ピッチで実施した結果、次々と引っかかったのです。ですから数は、感染者の数はあまり関係ないのです。

    北海道の場合は地域の特殊性で、何かの用事で大都市に集まり、地元に戻るという行動が、同時多発を招いたのでしょう。

    最近TVに出る専門家と言われる人達も、その背景で主張が異なります。要するに誰も経験したことがないので、正解がわからないのでしょう。私は学校封鎖(休校)は効果の点ではかなり懐疑的。金を含めて別の所に力を注ぐべき段階にきていると思うのです。重症者を出さない、出したら治療に専念する。5日くらい熱のある状態が続いた時点で快復か重症化の分岐的に到達する。この重症化だけでも阻止できれば、大騒ぎしなくても済むと思います。ただし、今現在、その方法は見つかっていません。これが最大の問題で、このような感染は過去にも例がないのです。

    武漢での感染拡大の時点で今の状況は予想できていたので、封じ込めるのならその時点が勝負でもう手遅れ。今回の新型コロナウイルスでは、入国等を規制できる法律が本当はなく、あるのは新型インフルエンザのものだけ。これしか想定してこなった国の責任は免れないでしょう。25日まで何もせず、この日の基本方針でも言及しなかったのに、明らかな焦りで学校閉鎖を突如言い出したものの効果の点でもかなり疑問が出ます。ゼロではないものの、そのために失うものと社会全体に動揺を与えたことのほうがマイナス。きちんと異議を唱えた愛媛県知事などはむしろ立派です。人の流れは急速に萎むし、旅行、飲食関係で倒産が加速されます。

    ここで、海外旅行に転じると。このサイトでも、お気軽旅行相談ができない雰囲気が完全に形成されてしまいました。本来は、「行くべきではない」などと説教する場ではなく、気軽に旅を楽しくのが目的だったはず。すでに日本はレベル2になってしまい、海外からも危険視されています。しかし、本当に国が移動を規制している中国は仕方ないものの、他国まで同じような扱いが必要か。はなはだ疑問です。検査していないから出ないだけの国がほとんどなのですから。インフルエンザの場合は、抗体での簡易検査で瞬時に判明するが、PCRを病院や診療所で誰もができるなんて無理だし、そもそも感染しても検出できるとは限りません。クルーズ船に乗り込んだ厚労省の職員をPCR検査しても絶対に出ません。また、自治体の長がマスク姿で会見するのも止めるべきで、これも不安を増長させるだけです。強行的なことを物々しい格好ですると、”指導力がある”と思い込む人のでしょう。

    現地では、ウイルスを拾わない、自分が持っている可能性のあるウイルスを他人に運ばないととに注意すべきでしょう。何故か、タイのことが良く質問に上るのですが、作り置き料理にはご注意を。フードコートのカウンター越しに店員が盛り付けるタイプは安全ですが、客が取るのは危険で、屋台は全く注意が行き届いていないので、現地のほうがむしろ危険だと思います。

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    Re: 中国が極端な移動制限で成功した言っているのがひとつの要因

    JORGEさん、こんにちは。

    土曜日は山梨でどんちゃん騒ぎをしていましたが、その飲み屋は盛況で「混んでいるから、料理のオーダーが遅くなる。」と言われるほどでした。山梨は講の一種である無尽という制度が都市部でも残っている不思議な県(これも何度も飲み会予約を断られて、ようやく知ったという外部の人には分らない風習ですが)なのですが、それが影響しているかも。・・・

    その山梨人が密かに話しているのが、「山梨県コロナウイルス感染者ゼロ陰謀説」です。「富士五湖にあれだけ中国人が来ているのに、同じ北海道があんな状況なのに山梨に感染者がいないはずがない。」というもので、官僚出身の知事が握りつぶしている。・・・北海道との違いは知事の姿勢だ。・・・

    北海道については、あそこまでやるとは意外でした。北海道は道内を満員電車が縦横無尽に走っている訳ではないので、私は満員電車危ない説は信じてないのですが、やはり元は雪祭り等の道内各地のイベントとスキー場に来ていた中国人説、の方が説得力があるような気がします。今日も山手線の中でプラスチックとゴムで出来ている「防毒マスク」(香港で催涙弾対策で付けているようなやつ)を付けている人がいましたが、めがね姿です。そこまでするんだったら、顔に密着したゴーグルも付けないと「頭隠して~」ですよ、と喉元まで出ましたが、止めました。感染原因がはっきりしないのがやはり最大の問題で、地道に手洗いするしかないか、と思ってます。今回は「うがいをする」ことについての言及は皆無なので、人類は進歩した、と思います。

    来週は民間にPCR検査が開放(=保険適用される)されるので、隠れていた患者数が一挙に増えて一時的にパニックになるのでは、と踏んでいますが、一週間は会社往復以外は真っ直ぐ帰って静かにしておくのがいいかも・・・ユーチューブの旅行系の動画をテレビでみることで、予習復習をしましょう、というところです。

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  • 20/02/27 22:15

    政府の対応は後手後手・・・

    多分、厚労省職員は不眠不休で必死に対応しているので、感情的批判は避けるべきですが。官邸のやることは泥縄で、一貫性がない。大将がふらついてるのがミエミエで、これでは情報をきちんと把握できない国民は浮き足立つと言うよりも、パニックを煽るだけ。国内で感染ルートがわからない感染者が出た時点で今の事態は想定できたはず。あの時点で思い切った対応が必要だっったのです。

    他でも書きましたが、今の感染者数は能動的または積極的検出により表に出たもので、実際の感染者は10倍以上でしょう。要するに、全国に感染者はすでに分散していて、感染者が激増した結果、公表値では二割と言われているが、実際にはそれ以下の重症者、数割の少し長めのカゼ症状の人がいて、PCR検査にまわされる数値が増えた結果、全国で毎日10数名が報告されているのだと思います。

    学校閉鎖ですが、これまで学校での集団感染例があるのか。子供から大人への感染例があるか?インフルエンザの場合は、むしろこれが当たり前で、似たような感染法をとるのに、なぜ違うのか。誰も答えを持っていない。封じ込めに今のところ成功している国と日本のように失敗したと思われる国とは何が異なるのか。これらを政府の何処かで検証しているのか。

    政権の強権性とそれに媚びる地方政府への批判はよく報道されますが、中国の医療機関、関係者は精力的に情報を発しています。重症化する患者も5日あたりまでは少し高熱が続く程度で、その後改善するか、劇症化するかが運命の分かれ道。SARSと同じACE2が受容体で、肺にこれが高度に発現している細胞も持つ患者がいるとか、日本でも大阪であった例で騒がれていますが、これも中国で一割以上の例が見つかっているのと同じ。さらに、最近の遺伝子検出により、喉からはウイルス遺伝子が見つからなくなった患者、この時点で陰性とみなされますが、その中にかなりの割合で血中に遺伝子が見つかる例があること。不思議なことに、血中に見つかった患者では喉には見つからないのです。これが、“再発”と言われるものか、すぐにでも解明すべき点です。ACE2は血液中の血圧上昇因子に作用するものなので、心臓にもともと多いのですが、血中にウイルス遺伝子が見つかった患者は必ずしも重症者ではない。新型コロナの場合、心疾患での死亡が多いので、関連性があると思うのですが、これも謎。このように、中国からはかなり貴重な情報が発信されていて、これらを先進各国がサポートすれば、意外に早く真相が解明できると思いうのです。まさに、彼を知り己を知れば百戦殆からずなのです。

    先のことは悲観論で、国境閉鎖は益々近づいたかな?です。日本だけが感染拡大するのなら仕方ないが、世界中で同じようになったら、軽症者には何もせず、弱者・高齢者への感染を防ぐ。万が一感染したら重症化する前に重点的に適切な処置を施す。普通の人は感染のリスクがあるが、感染したら他人にうつさない注意を徹底する。このほうが妥当となるかもしれません。今は日本中がパニックかその一歩手前なので、少し冷静になることも必要でしょう。

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