Re: 欧州加圧水型炉(EPR:European Pressurized Water Reactor)

May4さん

解説有難うございます。
原子力発電で発電された電力を使っておきながら、原発建設地から遠い事もあり、表面的にしか理解していませんでしたので、今後機会を見て勉強してみたいと思います。

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1件のコメント

  • 11/04/01 13:55

    Re: Re: 欧州加圧水型炉(EPR:European Pressurized Water Reactor)

    内蔵介さん

    欧州加圧水型炉(EPR)でも、公称寿命は60年です。
    福島原発は古いタイプで既に40年以上も経過しています。
    しかも安全率や冗長性も加味されておらず、余裕も無ければ
    Fail-safeシステムにもなっていない事が残念ながら実証されてしまいました。

    初期の事変で必然的に廃炉になる事は頭の中で解っているのに、
    (覚悟を決めて)最初の2日間でやるべき事を先延ばししてしまった事が
    現在の事態を招いているのです。

    原子力発電所を建設するなと言っているのではなく、十分なリスク回避が
    できるように、施設やシステムの余裕度と安全性に関して時代と共に
    改善して行くべきなのです。(プロであるべき関係者が下請け丸投げで、
    放射線管理も不十分な作業をさせる等言語道断です)

    また、放射線線量測定者が各国から入国してデータを収集しているようですが、
    これは日本への核爆弾攻撃を行った際の効果や自国への影響度等の貴重な
    実験データを収集する目的も大きいのです。

    これが外交の一端です。
    日本も、安全な机上で論議するだけで非常事態に現実的な対応ができない
    「専門家」では無く原子炉の事故や核物質拡散テロ、核戦争の恫喝に
    対処できる専門集団を構築するべき時期に来ていると思います。

    勿論、現在の政治家や頭の中でしか考えないお役人、官僚的で硬直化した
    昔の軍隊ではなく、医療体制やカウンセラー等まで含む統合化システム集団が
    望ましく、何よりデータを隠さないで国民を効果的に守れる集団を望みます。

    自衛隊・米軍・警察の方々は生身の人間です。使い捨ての駒ではないのです。

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    11/04/01 14:02

    訂正です

    読みにくい文章ですみません。

    誤:(覚悟を決めて)最初の2日間でやるべき事を先延ばししてしまった事が

    正:(覚悟を決められずに)最初の2日間でやるべき事を先延ばししてしまった事が

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