>素人の感情的な記事だらけ まさにそこです! >科学的にきちんと説明できている物はひとつ >も無いことに海外との記者のレベル差に愕然と >しました。 冷却水が流れなくなれば炉心溶融まで一直線です。 そんなことは、素人の私ですら11日の17時に直感しま した。なのになぜマスコミはのほほんとしているのだろうか。 船底に孔が開いた船に乗って、「沈みません。大丈夫 です」と言い張っているのとおなじです。「船長さん、 ウソはやめてください!」 と言えないのです。 もう、原発の動作原理を分かっている記者はいない のか。情けないです。フランス2のニュースがどれ だけ事象を客観的かつ的確に捉えていたか。 おまけに、第1週のNHKは、海外での報道の紹介 をシャットダウン。 最初の1週間は、飛び出してくる核種についての 言及がまったくなく、「放射線の強さ」や「通常の 人間が1年で浴びる・・・」 ばかり。 ヨウ素131 という言葉が出たのは2週目です。 昨日は、検出された放射能の、規制値に対する倍率を 有効数字4桁で発表する。高校の試験でXでしょう。 一方、原発にいる当事者も、どうなっているのか、どうすれば いいのか分からない。(これは無理からぬ所です) 団塊の世代がリタイアしたら、途端に人材難になったのでは? かつては、大熊由紀子などという、一応、分かっているジャー ナリストもいたのに。
ペーパードライバーとインターネットコミュニティの恐ろしさ GGA02757 さん 1990年頃から日本の製造業の体質が変化して来てます。 特に、機器の安全対策や初歩的な基本配置等についても、 我々ユーザ側からメーカーの若手技術者に具体的な改善対策の指示を 与えないと、機器や設備が危なくて使用できない状態になってました。 高名なブランド大学(失礼)の卒業生でも、企業では使い物になりません。 実戦経験が必要で、これが日本の社会を支えて来ました。 欧米の大学に設置されている程の安全マニュアルは、日本の大学では 皆無ですし、実戦経験のないかたがたが頭の中で教育されてます。 基本事項も知らない初歩的なミスで沢山の事故がありました。 ペーパードライバーの集団と言ったほうが正しい状態でした。 理科系の大学卒業と言うだけでは、社会に責任を負った対応はできません。 (ハトヤ○さん、カ○さんなどを見ればお分かりかと...) しかも今回TVに登場されている方々は殆ど文科系、東電や原子力安全委員に 至っては全く状況を把握しておらず、部下に丸投げ、部下は下請けに丸投げ状態。 副社長以下全員を、現場に常駐させてやりたいです。 (瓦礫の運搬位には使えるでしょう) 大学の先生方も、全員ではありませんがペーパードライバーが多いです。 「専門家」って、そんな状態の方々が多いことも事実です。 この掲示板で、「脳内旅行」という言葉にお目にかかりましたが これらの害毒は可愛いものですね。 現場を見ない「インターネットコミュニティ」の恐ろしさを痛感します。
ジャンボ機の機長との違い May4 さん、まったく同感です。 ジャンボ機の機長は、空気力学から気象、サーボ理論、エンジンの 動作原理、管制システム等々について熟知しています。また、 多様なトラブルを想定してのシミュレーションを重ねています。 言ってみれば、機体は自分の体の一部のはずです。 ジャンボ機は古典力学で飛ぶので、まだ直感での理解がで きます。ところが、原子炉は古典力学の範疇を出ているの です。だから、原子炉のことを「体で」「直感的に」理解してい る人は非常に少ないはずです。なので、現場にいる技術者 たちは途方に暮れる・・・・ これは、もうフランス等のエキス パートの力に頼るよりほかないでしょう。 「ペーパードライバーとインターネットコミュニティの恐ろしさ」を 別の視点から見てみましょう。 かつては、放送局を選ぶのに バリコン と呼ばれる装置が 使われました。これは、空気を誘電体として使いながら 対向電極の面積を変化させて容量を変える、というきわ めて直感的な装置です。 この機能をシンセサイザーにゆだねて、デジタル同調をする ようにした途端、物理現象を直感的に理解できなくなりました。 しかし、原子炉の動作は、このような1つ1つの物理現象の 積み重ねです。 原子炉というシステムを物理現象の集合体として理解でき ない技術者ばかりになった >> 原子炉の状態が把握できない、という図式でしょう。
サプレッションプール(圧力制御室)について 最近は企業内の職人を育てない(育てられない)で済ませていますね。 下請さんや協力会社さんのほうが現場での技術力が高いのも認めていますし。 物造り日本が危ういことになりはしないでしょうか。 福島第一の原子炉の特徴の一つに、炉心の下にサプレッションプールがあることを書かれているHPがありました。素人の私には興味深い記事でした。 http://60120837.at.webry.info/201103/article_25.html サプレッションプール(圧力制御室)について、東電のPDFの3ページ目。 http://tiikinokai.jp/meeting/PDF/8data_03.pdf EPRのECCSとは違う構造になっているようで、その理解が少し深まりました。