レポート

コロナ禍のパリ旅行②

公開日 : 2021年09月07日
最終更新 :

今回は、観光・ショッピングと注意点について報告します。
(1)美術館
毎回、ルーブルとオルセーに行きますが、どちらも観光客でいっぱいでした。確か18年か19年よりモナリザを正面から見るには並んで待たなければなりません。今年は久々に長い行列が出来ていました。
(2) 老舗百貨店「サマリテーヌ(La Samaritaine)」21年6月リニューアルオープンしました。初めて行きましたが、とても綺麗な建物でルイ・ヴィトンの方が勧めるだけの事はありますので、一度建物だけでもご覧になって下さい。店舗には一流店舗も数多くありますのでショッピングも便利です。話を聞くと通常の免税に加えて、割引が加算されるので20%近くになるとのことです。すでに他店で購入済みだったので試してはいません。
(3)エルメス本店
1日あたり4000人〜10000人がバック購入のアポイントメントを入れるそうです。人気のバックはなかなか手に入りにくくなりました。アポイントメントが無いと買えませんと断られた人を何十人も見ました。やはり考えることは同じでコロナで来れなかった欧米の観光客が大勢来店しているようです。中国や日本のツアー客が見当たらない中でこんな状況なので今後は覚悟して来店した方が良いと思います。バーキン、ボリード、ガーデンパーティー等が買えたのはラッキーとしか言いようがありません。
(4)ゴヤール本店やルイ・ヴィトンのヴァンドーム店
コロナ禍では人数制限をしています。ゴヤールの前には行列が出来ていました。また、LVは運良くすぐに入店出来ましたが、残念なことにインスタ映えで人気のあったルイ14世像は無くなっていました。
(5)物価
エルメスは毎年少しずつ値上げしています。日本でもまもなく値上げされるのではないでしょうか?また、日本で人気のエシレバターですが、Gラファイエットで250gが5.9€、モノポリで3.59€でした。
(6)マスク
フランスではワクチンの接種率は77.8%[フランスのコロナアプリより]ですが、更なる接種率の向上も目指し経済の再生を促進しています。緩和策として、外ではマスク不要にしています。その結果、街中では約90%がマスクをしていません。一瞬、危険性を感じるかもしれませんが、健康パスの運用で安心感もあります。それどころか日本と違ってコロナウィルスのカット率が低いウレタンマスクを着けている人は1人もいませんでした。理由は下記のとおりです。
◆ウレタンマスクは不可
政府の規制はマスクの着用だけでなく、マスクの材質にまで及びます。最新の規制は2021年1月27日に出され、推奨されるマスクは、FFP2マスク、サージカルマスク、カテゴリー1の布マスクのみになっています。よってウレタンは不可。その場で罰金となるかは不明ですが、店への入店を断られる可能性があるのでご注意を。日本と異なり、違反はフランスでは罰金対象となります。

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1件のコメント

  • 21/09/08 16:35

    田舎へ

    観光・ショッピングについて、詳しく現状報告ですね。

    残念ながら、老境の私には興味の対象外で、最近はカントリーサイドを好んで旅行する旅人です。
    次回は、ジュネーブ空港からフランス・ジュラ地方に立ち寄って、コンテチーズを買って帰りたいと思っています。
    田舎のチーズ店などでは、ワクチン接種(グリーンパスポート)だけで入店可能ですよ、ね。

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