Q&A

PCR陽性の場合

公開日 : 2022年06月29日
最終更新 :

夏休みにタイ旅行を計画しているのですが
帰国前72hの陰性証明は
まだ撤廃されそうにありませんね。

そこで、万が一陽性が出た場合の流れ(病院やホテル隔離、再検査、期間etc)が分かる方、
特にタイでのケースをご存知の方、体験された方がいらっしゃれば教えて頂けないでしょうか。

よろしくお願いします。

  • いいね! 0
  • コメント 2件

2件のコメント

  • 22/06/30 06:48

    新型コロナ回復証明書

    Certification / Proof of recovery from COVID-19の発行が必要になる可能性もありました。

    オミクロンは発症までの期間(潜伏期)が短いだけでなく、ウイルス排出期間もそれ以前の株よりも短いとされているので、感染研が今年初めに出したオミクロンに関する、「SARS-CoV-2 B.1.1.529系統(オミクロン株)感染による新型コロナウイルス感染症の積極的疫学調査(第3報):新型コロナウイルス無症状病原体保有者におけるウイルス排出期間」が参考になります。結論的には従来型と変わりはない、です。

    直接関係ないですが、無症状者でもCt値が20を切っている(デルタの時は異様に低かったそうです)ケースがあり、8−11日でも80%以上がCt値38を下回っていて、日本では陽性判定。しかし、全員に感染力がないので、この時点で“回復“となる筈。しかし、海外の陽性判断のCt値はほとんど国家機密ですし、日本側もタイ側も機械的な対応をするので、回復証明の方が確実かも知れません。この辺りのことになると実際に経験した人がいない限り誰にもわからないのです。要するに、もしもCt値に基づく陰性要請判定だけが帰国の基準ならば、12日を越しても陽性判定となるのが3割に達するので、帰国はさらに伸びます。これはあくまで無症状者の場合で、これまでの調査でも中等症<重症ではウイルス排出が長引き、数ヶ月にわたり検出された例もあります。

    今はまだフライトが完全に回復した訳ではないので、帰国便の確保も物理的かつ金銭的にも難しくなるでしょう。エアラインの温情がない限り。

    帰国にはまず帰国便の航空会社による承諾が必要で、さらに日本入国時の証明書(陰性または回復)が必要です。出国に際しては、自主的に受けた検査結果が入管に行くか否かはわかりません。よもや、陽性者は10日間国外に出られないようになっているとは考えにくいのですが。

    ということで、万が一陽性になったら一大事です。問題はとりわけオミクロンは軽症を含め無症状、要するになんでもない人でもCt値20を切るウイルスを持つこと。当然、検査すれば確実に陽性です。やはり、現地では日本にいる以上に心して行動すべきでしょう。

    • いいね! 0
    • コメント 0件
  • 22/06/29 18:32

    機械的に決まるようです

    確実なのは帰国が伸びること。あとは、症状と現地での避難(隔離)先でしょうか。

    日本政府が入国の条件とする以上仕方ないことですが、要するに“藪蛇”なります。日本国内でもタイ国内でも普通に生活ができ、何も束縛を受けないのが、検査を受けたがために、拘束も受けます。今日の東京での陽性率は30%を超えています。検査数は一万程度で、初期のクラスター対策は破綻し、濃厚接触者もほとんど追跡していないので、十倍の人が検査を受ければ三万人程度は出ることになります。タイの感染者数が減っている要因が検査数の減少であるのなら、恐らく、タイでも検査すればかなりの確実で引っかかるでしょう。入国が甘くなったかと言って羽目を外すと痛い目に遭います。

    定量抗原検査なら同じ病院やクリニックで再検査、または別の施設に回されるでしょう。下のようにクリニックでは対応しないと謳っているところもあります。検査はあくまで検査で、ここにもこの感染症の厄介なところがあります。特に、簡単な唾液だけで検査する(鼻咽頭拭液法はそれなりの技術が必要)診療所では新型コロナ感染症には対応できない(しない)ようです。なお、正しく検体が得られれば、唾液でも正確に判定できるというのがわかっていますが、自分で採取して送るというやり方では、真の判定にはならないでしょう。

    Q:新型コロナの抗原検査キット(ATK)で陽性が出たため、クリニックでPCR検査による再検査を行うことは可能ですか?
    A:当院では原則唾液によるPCR検査のみを提供しております。唾液による検査は鼻咽頭拭い液による検査に比べて若干精度が劣ると言われておりますので、総合病院で鼻咽頭拭い液によるPCR検査をお受けいただくことを推奨しております。

    陽性確定後ですが、
    wwwnc.cdc.gov/travel/notices/covid-3/coronavirus-thailand
    COVID-19 in Thailand
    You tested positive for COVID-19.
    Do not travel until a full 10 days after your symptoms started or the date your positive test was taken if you had no symptoms.
    とありますが、タイ保健相が感染し、7日間の自宅待機となったので、最低でも一週間の隔離。陰性になれば無罪放免でもないようです。Ct値が30後半なら悪化しない限り、数日で陰性になる可能性は高いものの、相当長く残る人もいるし、逆にCt値が低いままでも一週間程で感染力がなくなっているようだし。少し古いですが、感染者の扱いは入国とは別なので、恐らく、今も同じでしょう。
    Instructions for residents in Hua Hin who test Covid-19 positive
    Hua Hin, March 30th 2022

    The formal government instruction is to call one of the support phone numbers (National Health Security office at 1330, The Social Security System at 1506 or the alarm hotline 1668). 以下長いので簡単に記せば、再検査を勧めていて、そこでも陽性なら10日間の隔離となる。重要なのは、旅行者なら病院か政府指定施設。あくまで軽症以下の場合で、症状があれば当然強制入院で、その費用のために保険が必須だと思います。再検査はしませんが、どうしてもしたくて陽性になっても無罪放免です。なお、重症となってもタイ国民は無償で政府指定病院に入れますが、日本人旅行者は自費でしょう。大切なので、原文を載せます。
    If you are self-isolating at home, you need to stay in quarantine at least 10 days. For information about self isolating at home, please click this LINK. You don’t need a test after the 10 days (even if you opt to test and the test is positive you can de-isolate since the virus is no longer transmissible)If you have severe symptoms, you will be admitted in a government hospital. You could opt to go to a private hospital at your own cost.

    やはり、帰国後即仕事や約束事のある人は、10日以上帰国が遅れても社会的信用や職を失わない環境に居ない限り、現状では海外旅行は難しいということになります。日本政府が本気で海外旅行再開に取り組もうとしているのか・・?

    昨年末から今年初めに承認された真の抗ウイルス薬(抗体薬ではなく、ウイルスの細胞内での増殖を阻止するもの)を陽性判定時に服用すれば、恐らく、ウイルスは増えることができず、RNAは数日以内に分解するので、それで再検査すれば恐らく陰性にはなると思われます(表には出ないがやった金持ちはいるはず)。認められてはいなし、かなり危険な薬もあるものの、検査前に服用すれば余程のことがない限り陰性になるでしょう。ただし、薬価は800USD程度なので、今の円安では10万円を超えます。使用上のガイドラインがあるので、強力なコネと金が必要で、隔離終了は機械的なので、やっても無駄ですが。

    • いいね! 0
    • コメント 0件