どちらでも どちらも行ったことはないのですが パリのオランピアは例えば武道館のような大ホール。 ヴィエンヌの方はローマ時代の野外劇場です。 ヴェローナやオランジュ同様、夏の音楽フェスティバルで 有名です。 つまり、 どちらも本来はジャズを聴くような会場ではありません。 したがって、ついでにパリの観光もしたいか 風光明媚な田舎の生活を楽しみたいか というプラスアルファで選べばいいでしょう。 どちらも治安の心配は不要でしょう。 恐らく通常のヴィエンヌは夜になれば人通りもないでしょうが “お祭り”ですから夜遅くまで大勢の人でにぎわうはずです。 ジャズだけで決めるなら僕は後者を選びます。 (もちろん本当は僕は夜遊び派なのでパリですが) 理由は劇場では、たかが鑑賞ですが 野外のアリーナでは時間無制限です。 昔モントルーのジャズフェスティバルに行きましたが 始まりは一応8時半ですが実際には1時間近く遅く始まり 終わったのは夜中の2時でした。 もっとも出演者も多くマッコイ・タイナー・トリオ フレディ・ハバード、ジョー・ヘンダーソン、 ミシェル・ペトルチアーニ(最高でした) ウェイン・ショーター・クアルテット アル・ディ・メオラなどなど。 ロビーではナベサダと話しました。 こういう楽しみは“劇場”では味わえないと思います。 来ている観光客はジャズを楽しむ仲間ですから。