成田発 シャルル・ド・ゴール空港乗り継ぎ マドリード・バラハス空港、という往復で行ってきました。
バラハス⇒シャルル・ド・ゴール⇒成田
シャルル・ド・ゴールの乗り継ぎのミニマム・・・なんだっけ、
ええと、ミニマム・コネクティング・タイムですか?
「最短お乗り継ぎ時間は原則として45分でございます。」
http://www.airfrance.co.jp/airport/2003-cdg.htm
今回、帰りの乗り継ぎ時間が1時間ぐらいだったんです。
「ぎりぎりかもなー。でも帰りだから荷物の積み換えが遅れても構わないや。土産物だけは機内持ち込みにしよう」と考えてました。
前に行ったとき、人間は乗り換えが間に合ったけど、荷物が間に合わなくて後で送られてきたことがあったので。
マドリードからパリに着いて、ヒコーキを降りようとしたら、あら、通路でなくてタラップだ。
CDG空港では初体験です。
寒いよーと思いつつタラップを降りて行くと、作業着を着た地上職員が(この人が長身・短い金髪の愛想の良いイケヅラですよ、旅クマさん)「NARITA」と書いた紙を持って立っている。
「成田?」と訊いてみると、うんうん、とうなずく。
飛行機を下りた近くにはバスが止まっている。皆それに乗ってるので「乗っていいのか?」と指差して身振りで訊くと英語で「いや、ここにいてください」と。
後から日本人の母娘2人旅の方々が下りてきたので「成田行きですか? ここで待ってるんだそうですよ」と言い、3人で待つ。
すると地上職員の兄さん「英語はできます? スペイン語は?」スペイン語少しというと、スペイン語で、
「あっちに車があります、○○○○番と書いてある。男の人が乗ってるでしょう?」
指差すほうを見ると、車中から白人男性が手を振って合図している。
「あれに乗ってください。乗って待っていていいですよ」
(○○○○番って、ナンバープレイトを見ても違うみたいだし何の数字かと思っていたら、よく見たらボンネットに書いてある番号だった)
で、3人でその車(バン)に乗ると、さっき手を振っていた男性はケータイでなにやら喋ってる。
スペイン語だ。フランス側の係員かと思ったら実はこのヒトも乗客なのであった。
よく見たら、マドリードの空港チェックインで私の前で「ナリタ行き」と荷物を預けていたビジネスマンのおじさんだった。
後からスペイン人の十代半ばか後半の女の子と少し年上の男の子(お兄さん?訊いてみなかったけど)の2人が乗ってくる。
後で英語で話してくれたけど、東京にいる友達に会いに行くのだそうだ。女の子はとても嬉しそうに興奮していた。
スペイン人3人と日本人3人の計6人を乗せて、イケメン地上職員が車を出した。
小さいバンで移動する乗り換えなんて初めてでした。
少し走って、別の建物のところへ停まって、車を降りる。
建物に入って階段を上がる。
壁にときどき「Correspondance(乗り継ぎ)」という看板が付いている。
へえー、こんな乗り継ぎ通路が・・・・と思っていると、トイレの出口と合流。
トイレから出てきた男性「なんだこの一行は?」というような視線。
そして、トイレ⇒通路への出口から出た。
振り返ってみると、見えるのは「Toilet」の看板のみ。
絶対こんなところが乗り継ぎ通路とは分からない(爆)。
思うに、乗り換え時間が短いのでナリタ行き客をまとめて最短ルートを使って先導してくれていたのでしょう。
(マドリード出発遅れたかなあ? それほど遅れた記憶はないけど、、)
出国審査(スペインやフランスはシェンゲン協定加盟国なので、乗り継ぎ地のフランスで出入国審査する)前のセキュリティチェックも、並んでいる列を横目に最優先で通過。
搭乗口チェックインカウンターまで、地上職員の先導つきでした。
速攻で乗り換えだったけど、道案内付きなんて超ラクチン。
またスペイン人の乗客たちが優しいんだわ。外人客(我々日本人)たちを気遣ってくれて。
ちゃんと付いて来ているかな?と振り返ったり、スペイン語が分からないと思って「通れるって」と英訳してくれたり。
私は個人旅行だったけど、現地係員ありのツアーだとしても、乗り換え部分は全部自力ですからね、普通。
(私も、往路は普通に自分で乗り換えました)
トイレの奥の通路を通って乗り換えるなんてなかなか面白かった。
乗り換え表示看板があるってことは、乗り換え客案内用ルートとして設定してあるんでしょうね、あれ。
ちなみに金髪白人が特に好きなわけじゃなくて(^^;
たまたま金髪の人だっただけです。
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