レポート

バタバタと走ったミーニョ地方・行き当たりばったりのガリシア地方

公開日 : 2005年12月05日
最終更新 :

<休暇中の仕事の量を、少なく見せかける>
恨めしげな上司の視線をかいくぐり、いつも書類の束を送ってくれる
関係会社の方々には、○○の期間は送らずまとめて休暇空けに届くよう、
お送り下さい、と依頼をして、2005年度の休暇に旅立った。

「下調べ編」
思えば、夏に情報収集を目的に、この掲示板にトピを立てた時から、
暗雲は漂っていた。情報収集、特に移動部分の情報が、何語でも
出てこないのには、正直クマった。スペイン語とポルトガル語で
読解しても、ここまで情報量がない地域も珍しい・・・
おまけに、宿にメールをしても、ここまで回答が無いのも、初めて
であった。先行きが読め無すぎなため、いつもは77cmの大スーツケース
で行くのだが、今回は55cmのピギーバックで出かけることにした。

『トラベルとは、トラブルことである』
ミロ子さん、覇王樹兄には、明るく軽くごく当然に・・・
「スペイン人の方から、英語で話しかけてくれますよ~」
という経験談であったが、未だかつてこのような対応は受けた事が無い。
今回もものの見事、英語でコミュニケーションが取れたのは、トラブッた
地点と、ガリシア旅行案内所のみであった。気がつけば、片言の
スペイン語で怒鳴ってしまう始末になっていた・・・
一体、見知らぬスペイン人に、まず英語で話しかけられる、という
芸当はいつの日に受けられるのであろうか?

【旅クマの旅は、食べ歩きであって、観光はしていないようだ】
考えてみると、観光した覚えがない。
ひたすら、食べたいものを、食べたい料理法で食べる方に、エネルギーが
傾けられ、散歩をした覚えはあるのだが、観光をした記憶が無い。
食べた料理は列挙出来るのに、観光した場所は、かなり考えないと
出てこないか、簡単に(lll)で数えられてしまう程度。

スペイン他地方出身の、ペンパル君たちに、一体何をしてきたのか、
聞かれているのだが、未だ記憶のどこかにさ迷っていて出てこないので、
適当に報告します。さて、一体、食べ歩く以外、何をしたんだろう?

(時間のある時に、続けます。)

  • いいね! 0
  • コメント 13件

13件のコメント

  • その12 魚介類を探せ==33

    3年前、Santiago de Compostelaに一泊した折は、宿に朝食が
    付いてきた。今回は付いていないので、カナリア君(*)へ送付する
    ブツを抱えて、街散歩に出かける。
    (* カナリア君は、2005年2月にホームスティさせてくれた
      ペンパル君である。)

    わからないながら、どうも便利な場所に泊まったようで、程なく
    郵便局に着いたので、教えられた通りの文章で、カナリア諸島へ
    発送を頼む。ついでに、日本への絵葉書も投函。この絵葉書は、
    4日後日本に到着したのは、記録である。

    朝ご飯が食べられるBarを次は探しながらぶらつく。
    どうも、この地方の平均的な朝食は、トースト/クロワッサンに
    珈琲とオレンジジュースというところのようで、Tortilla de Patata
    はMadridの方がJuicyである。

    脳味噌が、蝦蝦モード(はぁと♪)になっているので、トーストに
    Cafe con lecheの朝食で満足満足。

    お次は、魚市場目指して、それらしき建物に入る。
    いやはや・・・Bilbaoの魚市場よりも、種類があり、新鮮なのだ!
    スペインの総漁獲量の40%をガリシア地方で揚げる、というのは
    本当なのだなぁ、とぶらぶらしながら思った。

    まだまだ昼までは時間があるので、また街歩きモードに戻る。
    東洋人が少ないのか何なのか、首ぐる~りとして、顔をじぃぃぃ~
    とすれ違う人に見られるのは、動物園気分である。

    また、Barに立ち寄り、「スペイン一周 ガリシア編」を出して、
    予習を始める。

    • いいね! 0
    • コメント 2件

    Re: その12 魚介類を探せ==33

    ふ~ん、エビかー。 今夜はボタンエビにかじりつきました。

    蝦蝦モード??(笑) 海老じゃないんだ。
    蝦とは小ぶりの若いヤツで、海老はワテらみたいな年季の入ったヤツでっか??
    水産関係者に訊くと パナマからエクワドールとフォルタレーザにかけて
    海老が自然に湧いて来るそうな。
    網を投げると重みで船が沈没しそうになる、って。

    24年前、ヘシーフェで ひげの長さを入れて1メーター弱のイセエビ
    の親分みたいなヤツを食べた。
    レストランで王様気分を味わえました。(笑)

    中央市場で仕入れると市中と比較して半額ほどで手に入ります。
    量が多いのが難点ですが 大勢で海鮮パーティーをするなら買って来てあげるよ。

    • いいね! 0
    • コメント 0件
  • その11 当初の計画 ”ガリシア地方”

    情報量が圧倒的に少ないガリシア地方をメインに旅をするにあたり、

    http://www.arrobaspain.com/chata/chata12.shtml
    入念なる情報収集を心がけた。
    入念なる情報というのは、”食べる””飲む”ことを指す。

    どこかを観光する、というのは3の次位である。
    そこで、出発直前、情報を見直した際、花丸がついたのが、
    当初の計画にまったく無かったVIGOであった。

    でも、当初の計画は、Santiago de Compostelaに拠点を置き、
    La Coruna, Finiestere, Ourenseあたりを、華麗にバスを
    使って、観光してくる、というものであったのだが・・・

    あまりに、蝦、蝦、イケ蝦、イケ生牡蠣の魅力が素晴らしく、
    全く違うものになった上、Santiago de Compostelaに行ったのは、
    最後になってしまった。

    しかるに、今回食べた、いや行ったのは、
    Rias Bixas = Rias Bajas と呼ばれるPotevedra県の下の方
    のみになったのであった。

    『旅はどうなるか、わからない』

    • いいね! 0
    • コメント 0件
  • VIGO 月曜日の朝

    何とも疲れ果て、重労働であった、Porto~Viana do Castelo~Vigo
    の移動が終わり、シャワーを浴びて、コロンと寝てしまった記憶まで
    あるが、まさか目が覚めたら、いつも出勤するよりも早めに目が覚めて
    しまうとは思ってもいなかった。

    (ー○ー;) ふぁぁ、会社行かなきゃ~

    と思って起きて、シャッターならぬカーテンを引いて外を見れば、
    見ないような光景が下のほうに広がっていた。
    何を隠そう、ガリシア地方の商業都市Vigoの月曜日の朝の出勤が、
    ボチボチ始まっていたのだ。大通りに面してもいる角部屋だったので、
    バスやトラックの通る音で、日本にいるものだと勘違いしたようだ。

    外は真っ暗、Barも開く気配なく、時折出勤者が通りかかる。
    水を飲んで、また一寝入りに入った。

    (ー○ー;) ふぁぁ、起きなきゃ~

    おかしい・・・もうすぐスペイン時間に合わせたばかりの時計によれば、
    朝の8時近く、外はまだ暗い。(ポルトガル時間+1時間)

    ボケラ~っと街灯がいつ消えるのか見ていたら、8時過ぎから
    徐々に明るくなってきて、完璧に朝になったのは08.30H
    街灯もその頃に一斉に消えた。

    Barが開店準備を始めたのも、この頃。
    急いだって仕方が無いし、本日のメインは魚市場探索、ということで
    またもやベッドに潜り込んだのであった。

    • いいね! 0
    • コメント 0件
  • その10 越すに越される田原坂(葡vs西国境編)

    一日に1便存在する、Lisboa発⇒La Corun~a行きのバスは、
    ここらへんに必ず止まるよ、と教えてくれた、珍しく英語が
    出来るバスステーションの上役氏、ひと~つ大事な事を忘れて
    くれた。

    一応不安に思っていたので、日曜日の切符の買い方は尋ねたし、
    このバスに乗る、と説明したのだが、「運転手に現金で支払えば、
    切符(レシート)はくれるから大丈夫」との一点張りだったのだ。

    その日は天候も悪くなり、雨も降ってきたので、遅れたのか、
    30分遅れで到着した。あまりの遅れに、その上役氏もぶ~らぶ~ら
    運行状態を確認しに、出てきていた。

    さて、このバスは横っ腹に大きな荷物は入れさせてくれた。
    小銭入れを出し、さぁ~と思った途端、ポルトガル語で怒鳴られた。
    上役氏が「あれ?チケット買ってないの?」と横から尋ねるので、
    「私が受けた説明では、日曜日は窓口が閉まっているので、運転手
     から直接現金で切符を買う、という説明だけだった。」と答えると、
    怒る運転手に、ちょっと連れて買ってくるから待ってくれ、とお願い
    している。既に遅れが出ているので、私を置いて出発する、と運転手は
    がなっている。

    とにかく2人小走りで切符を買いに行き、可能な限りのスピードで
    手書きのチケットをもらい、その場で支払い、上役氏にお礼を言って、
    駆け戻り、むっつりしている運転手にチケットを手渡す。

    乗り込んで席に収まった途端、バスは出発。
    あぁ、ありがたや、あそこに上役氏がいて・・・と思って、うとうと
    しながら思い返すと、英語で運転手から現金で買え、と説明したのは
    上役氏であったことを思い出した!!!

    一気に疲れてしまい、どこが国境なんだろう、と思っていると、
    いきなり道路の舗装が滑らかになった。どうやら、スペインに入った
    らしく、高速脇の広告もスペイン語に変わっている。

    ぐってり疲れて、Vigoに着いた時には、バスは定刻より1時間遅れ
    であった。

    -------------------------------------------------------

    尚、このバスか、一日2本国境を越える列車を利用しない限り、
    ポルトガル国境のValencaまで移動し、国境線の川の上は、
    自力歩行かタクシー移動となる。
    スペイン側Tuiに入り、またそこから全ての移動が可能となる。

    南部の国境移動を、ペンパル君に尋ねたが、一度やってこりごりだ、
    と言っていた。ポルトガル側のバスステーションに着き、フェリーで
    河を渡り、スペイン側の街を自力歩行かタクシーで端から端まで
    突っ切った所に、バスステーションがあるそうな・・・

    私もこんなヒヤヒヤする国境越えは、2度とゴメンであると
    痛切に感じた。

    • いいね! 0
    • コメント 0件
  • その9 葡萄・リマの女王はTerrorがお嫌い

    Viana do Castelo = 別名:リマの女王

    ここで日中すごすにあたり、荷物預けに関しては、みっちり予習は
    していたが、まさかまさか、テロ警戒により、バスステーションは
    おろか、ここに隣接のショッピングモール、列車の駅でも、荷物預かり所
    が全て閉鎖されていることは、情報が入らなかった。

    お陰さまで、一日中、ゴーロゴーロとピギー+αを、引く羽目に陥った。
    おまけに、日曜日ともあって、どこもここも早仕舞いか開いていない。
    頼みのSanta Lusia山の教会を見に行こうにも、タクシーは来ないわ、
    11月ともありロープウェーは冬季閉鎖になっているわ、どうしようもない。

    一応、駅前から10分以内に点在する旧市街は、見て回った。
    また、いくら日曜日とはいえ、やけに人が少ないのだ。
    寂しくなってしまった。

    売りのリマ川も、鉄条網のあちらで、ピギー持ちでは簡単に行かれない。
    遠目はいいけれど、近くにいくと情緒がない典型・・・

    (*O*。)こ、こんな事なら、Portoから直接、ガリシアに入る
    手段を取るべきであった・・・

    後悔先を立たず、重荷を引いて歩くうちに、腹も空いたので、
    ポルトガル名物のBacallau Menuを食べにレストランに入り、
    ゆっくりと食事をして、これまたのんびりと絵葉書を数枚書き、
    それから、ゆるやかな坂を上がって、バスステーションの方に
    戻った。

    またもや、バス会社の窓口は開いていない。
    ここから1時間先のスペイン国境を越えるバスの止まる位置を尋ね、
    疲れたし、暗くなってきたので、おとなしく待つことにした。

    『災いは忘れた頃にやってくる・・・』

    • いいね! 0
    • コメント 0件
  • その8 08.30H 朝飯なしで、Viana do Casteloへ

    翌朝、本当だったら街も目覚めていないし、クマも寝ていたい。
    念の為、前日バスステーションに確認してもらった、Viana行きの
    バス時刻、08:30/13:00/16:00と聞いて、08:30出発を捕まえ
    るために、Pastelariaさえ開いていない日曜の朝、タクシーで
    バスステーションに行った。

    バスステーションもバス会社も、閉じていて入れない。
    さすがに心細くなっていると、モコモコの葡萄女子が現れた!
    虹色のニット、両脇にもこもこ結んだ髪の毛、おとなしげな顔立ち。
    08:30頃になると、不機嫌な顔した運ちゃんが、たるそうな運転で
    バスを乗り入れてきた。

    ピギーを担いで、ヨロヨロと石畳の上をバスまで移動する。
    「このバス、Viana do Casteloに行きますか?」と聞けば、
    たるそうにSinと返事するので、バスの横っ腹を開けて頂戴、と
    頼めば、ピギーを上まで担ぎ上げろと言われる・・・

    よっこらせっと乗り込んでから、どうしてたかが70kmの移動に
    2時間もかかるのか考えた。考えながら見ていると、一向に
    高速道路に乗る気配がない。ジョギングの兄さんを追い越し、
    爺婆を乗せ、下ろし、日曜市のど真ん中を突っ走り、運ちゃんと
    婆が口論しまくり、また田舎道を縫っていくと、それらしき大西洋岸
    とLima川が見えた。

    その途中、モコモコ葡萄女子は、何もないような所で下りる。
    ありゃ~平気かにゃ~、と暇こいて、首伸ばして窓の外を覗くと、
    モコモコ女子よりも更に重量感がある、ボコボコ男子と熱烈な
    ちゅ~★をしているのを見てしまった・・・唇がぶつかったといおうか、
    肉弾戦の感じだったなぁ。葡萄女子男子熱烈風景は、これが最初で最後
    であった。

    そして、とってもすっきりとしたお洒落なバスステーションに、
    不機嫌な運ちゃんは滑り込み、無事腹ペコで目的地到着~(lll)

    「クマには予感がない、もしあったら、あのまま国境を超えようと、
     明るいうちに画策していたであろう・・・」

    • いいね! 0
    • コメント 0件
  • その7  マントはJerez繋がり、帽子はScotish繋がりのSandeman

    3年前、スペインのJerez de la FrontelaのTio Pepeの見学ツアーに
    参加した折は、何でも大規模だし、派手であった。
    今回は、冒頭の説明から、英語ツアーが始まった。とはいえ、参加人数は
    少ないし、説明も静か、関わった国の資本が、イギリス・スコットランド
    である、という類似性はあるが、ポルトガルらしく静か・・・

    さすがに体内時計が、日本の早朝にかかり始めて、時差ぼけが軽い性質
    でも疲れてくる。試飲が飲み放題のボトルで提供されたTio Pepeに比べ、
    Ruby色のワイン、8年物のTawnyの試飲を飲んだだけでは、顔色が青白い
    ままであった。

    実は、20年物のTawnyを買おう、と思ってはいたのだが、かなり8年
    ものでも、醸成されているので、10年ものを1本買った。
    グッズが充実しているのかと期待していたのだが、Tio Pepeのように、
    商売っ気はないようで、残念。

    夕ご飯が早めのポルトガルでも、さすがに一度部屋に戻って、また
    Douro河岸まで下りる気力がなく、フランスのエッフェル塔の設計者
    が設計した橋をぶらぶら歩いて渡り、暗闇に点り始めた河岸を見ながら
    ひたすらに丘を登り、部屋に一度戻って休憩。結局、宿に近い、Barに
    レストランが奥にあるようなお店のMenuを食べ、翌朝に備える。
    さすがにここで、Caldo Verdeを食べた。春菊がもっと青臭い感じの
    味に仕上がっている。オリーブ油焼きの白身魚にサラダ、オムレツ、
    バターライス、半分程度で量が多いのでお腹一杯。おまけには、
    油で揚げたCastan~o、栗をくれた。何だか不思議な味だった。

    • いいね! 0
    • コメント 0件
  • その6  ”シャンデリア”を見ると聞いてしまう

    ポルトガルのPasteralia、熱いスープを期待したら、無かった。
    Quicheとパン、熱いCafe con Leche grandeをオーダーし、
    ぱくつく。しかし、パンって身体が温まらないんだよね。
    北部ポルトガルでは、Caldo Verdeがお約束事かと思いきや、
    本当にスープ常備のPasteraliaが減ったのかしら?

    さて、エネルギー補給はしたので、ボルサ宮に戻り、英語ツアーに
    参加する。ここは、ブラガンサ公爵家(王家)の一つの宮殿を、
    ポルト商工組合が、協議会の為に買い上げ、改装したそうな。
    舞踏会にも使える大広間の奥に、シャンデリアがぶら下がる。

    シャンデリアを見ると毎度の質問。
    クマ「Lisboaでは18世紀半ばに大地震があったけれど、ここは
    大丈夫なんですか?」
    ガイド「ちょっと小さいのが年数回ある程度だから、大丈夫!」

    実は、この手の質問、トルコ・Istanbulにあるドルマバフチェ宮殿の
    英語ツアー参加した時にもした。そのシャンデリアの真下には、価格が
    付けられない特大のシルク100%のデカイ絨毯が敷かれていたのだが・・・

    この宮殿の売りは、裁判所部分とアラベスク模様が描かれた部屋。
    アルハンブラ宮殿よりは現実的ではないが、十分綺麗である。
    尚、ここは旧植民地のアフリカとブラジルの木材を、床に使っているのも
    ポルトガルらしい面であった。

    さて、ここを見ていたら急速に夕暮れが迫る。
    歩いて行こうと思ったが、英語ツアーの時間もあるので、タクシーで
    対岸のSandemanに向かう。

    • いいね! 0
    • コメント 0件
  • その5  Portoは「ポルトガル」国名の起源なり

    私にとって、ポルトガルは2回目、北の都Portoも2回目である。
    前回は、Lisboaからバスで来るなり、雹と突風を伴う嵐もあった
    上、片言スペイン語も直されまくり、嵐で観光予定も狂いっぱなし
    の所で終わった。

    前回の経歴を引きずらなければ、16:00 Porto空港発⇒ガリシア地方
    直行のバスに、おとなしく乗っていたかもしれないが、今回は前回見損
    なっている、El Palacio Bolsaと、Douro川対岸のBodega/Cavaを
    是非見ようと思っていた。

    Bodega/Cavaについては、3年前、スペインのJerez de la Frontela
    で、Tio Pepeを見てきて、しこたま試飲(?)で酔っ払ったので、
    2回目である。醸成しているものとしては、種類的に類似点が多いし、
    昔から対イギリスに輸出されてきている、というのも似ているが、国民性、
    文化がこれだけ違う両国が、一体どうしているのかなぁ?、と思ったので、
    いい機会だし、行くことにする。

    まずは、El Palacio Bolsaに向かいながら、「力仕事の連続」で
    すっかり消費されてしまった小麦の朝ごはんのお次の、お昼ご飯も
    兼ねて、ひたすら丘の上から、河岸に向かうことにするが、のっけから
    前回泊まった場所よりも、更に上だったので、大きい病院をぐるりと
    迷ってから、見覚えのあるような所に出た。

    ズンズカ歩いて行くと、お目当ての場所近くまで来た。ところが、
    食事するような所が見当たらず、まぁいいか、と見学場所に入る。
    英語ツアーは40分後、ということなので、チケット・お土産ショップ
    のおねぇさまたちに、いつもどこでお昼を食べるのか聞いた。

    (ーー;ヾ ふぅ、まぁた急坂を登った先のパン屋である。
    遅ればせながら、Portoは坂で出来ている街なのである。
    ぼけら~、と待っていても仕方ないので、昼ごはんに行くことにした。

    ところで、日本語では、「ボルサ宮」の入場料は5Euros。
    ゲベベ、高い、と思ったので聞いてみた。「ボデガとコンビネーション
    になっているようなチケット無いの?」

    Sandemanという所との提携チケットならば、2日間で両方入れるチケット
    が、6Eurosということなので、それを購入。次に行く、Bodega/Cava
    もこれで簡単に決まった。

    • いいね! 0
    • コメント 1件

    なんだ、そういうことだったのか。

    >Portoは「ポルトガル」国名の起源なり
    >Portoは坂で出来ている街なのである。

    植民地のブラジルも やたら坂が多くてフーフー言わされる。
    なんで こんなに高低差のある所にばかり町を作ったのか?? という疑問が解けた。

    ポルトーーガルは 坂ーーガル だったんだ!!!(笑)

  • その4  宿の目の前にAerobusは停まります(信じる無かれ)

    (@◇@。;)神は~我を鍛えたもぅ~♪(汗)

    と、大声で絶叫したくなるような、ミーニョ地方であった。
    いや、最後まで行ってないので、これはこれからの話なので
    あるが、大きいトランクではなくて、良かった。

    英語の通じない、Aerobusの運転手に、「●●は停まる?」
    ”Sin!” あぁ、これを信じた私はまだまだ、へなちょこ
    である。宿の前とは、どこまでを前と広義で定義するか?

    これは、Porto空港~宿までのお話なのである(まだね)。
    「さぁ、ここで降りて!」と、ポルトガル語で言われた。

    「いいかぃ、この広場を斜め切って、あの大きい横断歩道を
     渡り、その向うに見える小道を端まで行って、左に曲がると
     この宿はあるからね!」

    唸りながら、小道の端までは行き、右方向に曲がって、首を
    77℃位捻る。三叉交差点なので、右に曲がってどちらに行けば
    いいのかわ・か・ら・ん==33

    仕方が無いので、子守中のパパ・爺を捕まえたが、英語は通じない。
    でも、方向的には正しいそうな。ピギーバッグを坂の上に引きずり
    上げ、ぜぃぜぃしながら、宿の写真を引っ張り出し、それらしい
    建物を探す。

    (>●<。)あ”った~(大汗)

    三叉交差点で”右”に曲がってから、15分は軽く迷っていたが、
    きちんと行けば2分であった・・・

    ブザーを鳴らし、ドアを開けると・・・
    (*●*。) 会談が20段更に控えていた(涙に汗)

    腹筋に力を入れ、ピギーを上げ、ぜぃぜぃ言いながらフロントに
    上がると、部屋は+1段上がり、ドアを2つ抜けたところで、
    風呂がある筈が、シャワーしかないのがわかり、脱力・・・

    丸1日の移動で疲れたので、まず顔を洗い、一休みをして、
    『観光』に出ることにした。

    実感したこと:
    「旅に出る前から、ストレッチをし、腹筋は鍛えておこう」

    • いいね! 0
    • コメント 3件

    その4  右と左の訂正

    Izqierda

    すみません、左!
    左へいけ、と教えられたのです。
    左は2本ありました。

    左に曲がり、真っ直ぐ進み、更に上の左の道を行けば
    そこが宿でした~(うらめしや~)

    • いいね! 0
    • コメント 0件
  • その3  木目模様のトイレ、BGMかかりっぱなしのAir Portugaria

    沖止めされたPorto行きのヒコーキは、AFとのコードシェア便の
    Air Portugariaでした。早朝の氷雨で滑りやすいタラップを
    昇ると、そこは音楽がかかっているポルトガルでした。

    この音楽が終わると離陸だにゃ~ん、ときっちり背凭れに合わせ
    座っていると、いきなり発進! BGMは音量を落としてそのまんま。
    ベルト装着を調べる、旧イケ面は、あと2,3cmでカモメの
    ジョナサン眉であった。

    さて、本日3度目の朝ごはん。
    これはポルトガル風で、温かいパン2種類、かなり大きいヨーグルト、
    ジャム、チーズが出てくる。勿論、これから一日がどうなるかわからない
    ので、きちんと食べる。

    さて、着陸前にトイレに行ったのであるが、開けた途端、木目調の
    壁紙が貼られていて、のけぞって驚いてしまった・・・

    そして、無事にPorto到着。
    BGMはそのまんま、でもぶしゅくしゅした話し方が耳につくようになる。

    クマの実感・・・
    『宿に辿り着くまでは、出される食事は食べて、力をつけておけ==3』
    さぁ、と・ら・ぶ・るの開始でもあった。

    • いいね! 0
    • コメント 2件

    せかしちゃおっと。

    旅クマさん、おかえりなさい^^

    みーにょ・がりしあ・・・どこ~???
    いまから地図みてみます^^;

    トラブルの開始、楽しみに拝読させていただきます♡
    文面はおだやかですが、しょっぱなから、ビミョーなハプニング続出の香り・・・

    • いいね! 0
    • コメント 0件
  • その2  08,00H

    昔々、日本史における、イケ面紀貫之君も、”枯飯”なる、
    お握りのご先祖を持ち、東国へ追放されたらしい。
    クマもちょっくらお知恵拝借、ということで、おこわお握りを
    コンビニで買い、CDGでの乗換え時間、ぱくつくようにしている。

    結局、Porto行きであるはずだった、07.35Hのヒコーキは、
    週末のせいかカットされ、09.40Hになってしもうた。
    08.00Hにチェックインカウンターが開く、というので、
    やることも無しに、本日2回目の朝ごはんを食べていた。

    チェックインをしようと、列に並んだら、けっこう中国人がいる。
    向こうは、クマが何クマかわからないが、東洋クマなのだけはわかるので、
    話しかけようかどうしようか・・・というきつい眼差しをそそいでくる。
    ついでに、横入りしても怒らないのかどうかも、推し量っているので、
    さっさと自分の番になったら、カウンターに行って、手続き終了。

    更にすることもないので、3個目のお握りを、静かな静かな搭乗ゲート
    で食べていたら、日本語が聞こえてきた。

    (¬¬;)朝2度目の怪しい視線を浴びてしまった・・・

    • いいね! 0
    • コメント 2件

    Re: その2  08,00H

    旅クマちゃん  ゴメンね。

    熱っつい お茶を持って行ってあげたかったんだけど フーテンのシロカイーナは
    必要な時に現れないフーテン野朗で。

    あの便の機長をしてたら オニギリは辞退かな??(笑)

    • いいね! 0
    • コメント 0件
  • その1  背凭れに合わせ、きちんと座る

    最近この掲示板を”放浪”している姿を見かけないのだが、きっと
    パスワードでも忘れて入れないのであろう・・・HN: 放浪人兄に、
    『長時間疲れず機内の座席に座る技』を伝授してもらった。

    ソウル往復でも試してみたのだが、時間が短くて、実感しづらかった
    のであるが、今回行きは14時間、帰りは11時間弱のフライトで、
    その楽さ加減が実によく理解出来た。

    (ー_ー)「クマさ~ん、背凭れに合わせ、枕は入れず、きっちり座ると
          長時間座っていても、楽っすね。」
    クマ「ホンマでっか?では、次回のスペイン往復で、試して見ます!」

    いつも、フライトが10時間を越えると、尻が痛くなってきたもんだが、
    だれない上に、適当に居眠りも出来、尻も殆ど痛まず、CDGに到着。
    おまけに、適度のストレッチも出来る。

    お握り3個、緑茶のボトルと共に、ヒコーキの乗換え先を調べに、
    Connectionに向かい、それからが、訳がわかったようなわからない
    旅が始まった。

    「あら?貴方のこの旅程表のヒコーキないわよ!」

    (><。)んなわけな~い、AFの便名になっているのに~~~!

    夜明けが遠い、パリ郊外、CDGの空港で、早朝から騒いだので、
    CDG到着前の機内で朝ごはんを食べ、またまた空腹になってしまった。

    (また時間がある時に、次に続く)

    • いいね! 0
    • コメント 2件
    05/12/05 16:56

    Re: その1  背凭れに合わせ、きちんと座る

    旅クマさんはじめまして。
    私も陰からファンです♪

    で、きになる題名が。
    なになに?背凭れに合わせて、きちんと座る?
    すると尻も殆ど傷ます?

    これは情報!やってみます!
    適度のストレッチも、そうかぁ。
    ほんと 思ってみれば 密かにストレッチする時は
    そういえば ちきんと座ってますねぇ。
    で、そのうち ズルズルっと崩れてました…。

    旅の続き楽しみにしてます。
    次はスペインかなって、計画してますんで。
     


    シロカイーナさんはじめまして。
    ラテン系の明るいレスに心和みます♪
    尻が傷むなんて事ないフライト 羨ましい~。