1/7~14までの8日間、ミラノ・フィレンツェ・ローマを 妹と駆け抜けてきました(途中パルマあり)。 行くにあたっては、またもや 旅のエキスパートの皆々様から、いろいろな情報・オトクな情報をいただき 大変ありがとうございました。 イケ面情報はちょびっとしかありませんが^^; 今後、誰かの何かのお役に立てれば幸いです。 長文のうえ、表現も貧しく読みづらい点が多々あると思います。 お気に召さない場合はお捨て置きくださいませ。 なお、近いうちに写真もUPしたいと考えております^^
画像UPしました♪ いまさら~~~ですが 伸び伸びにしていた写真をまとめてみました^^ よろしかったらご覧下さい♡ http://4travel.jp/traveler/tomozou/album/10081494/
読みました! たっぷりのレポート、他の方々が付けたコメント、 ぜ~んぶ読みましたヨ! (結構時間がかかりました) 食に関しては、当たりもあり、ハズレもあり、パワー切れもあり・・・というところでしたね。 私が、ご紹介したお店にたくさん行かれていて、びっくりしたやら嬉しいやら。 ミラノのあの店は、私にとっては、 須賀敦子さんの行っていた店として思い入れがあるのと リナシェンテで買い物したときに、近くて便利な点が気に入っています。 昼時は、ピアット・ウニコもあったように思いますが。 パルマのイル・トロヴァトーレはよかったでしょ? ワイン好きだと、ドルチェに合う甘口のワインの種類も多く、 それぞれのドルチェに合わせてもらって楽しめるのですけどね。 ローマのフランコおじちゃんのポルケッタは、 シンプルな美味しさで、レストランでの食事が続いたときに食べに行くと なんだかほっとします。 何と言っても、店に来る人たちとお話しながら飲み食いする楽しさがお気に入り。 フィレンツェのマリオは、偶然一緒だったのですね。 アレッツォで、とっても美味しい食事をしたので、 フィレンツェでは、いいレストランには行かず、 庶民的トラットリアに行くか、自分たちで作ってたのしんでいました。 あれっつぉさんが書かれているように、 イタリアの小ぢんまりした地方都市の店はハズレがまずないので そちらでの食事に力が入り、 いわゆる大観光地では、レストランに行こうという気にはあまりならなくて。 いつか、イタリアで一緒に食事してみたいですね。 私の胃袋と一緒だと、フルコースの全ての味を試せると思いますよ。
ありがとうございます^^ いつもイタリアに行くときは、だいぶ参考にさせていただいて、とっても助かっています。 そうですね、今回はパワー切れが多かったように思います。 上海から間を置かず、急いで発ったので多少疲れも蓄積されていたのかと。 次回「Al Cantinone」に行くときは、ランチのピアット・ウニコ、 併設のバールにも行ってみようと思います!! 思い返してみても、 今回いちばん美味しかったのはパルマ。 やはりあれっつぉさんもおっしゃっていたように地方都市はハズレなしかも。 アレッツォといえば、今回グラツィアさんがいらしたアレッツォのレストランも またまたおいしそうでしたね~~~またチェックしとこ♪ カステルヌォーヴォ・ディ・ガルファニャーナに雪のためおいでになれなかったこと ワタシも残念に思います。前回、とても暖かいもてなしをお受けになったようでしたので。 いつかはワタシも行ってみたい、いや連れて行ってください、グラツィアさん。 フルコースの量が、なぜか最近食べられなくなってしまい、 「けっこう食べるほうなのになぁ」と思っていたのですが (妹にも「食べる量減ったんじゃない??お腹いっぱいなら立ってトントン 小さくジャンプすれば、こなれるよ」とか言われて・・・大食い大会かよ!!) ちょっと、思ったのは、 イタリア・フランスなどのコース料理は、1品ずつ・ゆっくりと運ばれてきますよね。 あの具合が、満腹感を増長させるシステムになっているんですよね。 育ちが育ちなので できれば、たくさんの料理をガーッと食べたいわけなんです、ワタシとしては。 イタリア飯ご一緒させていただくその際には 「ともぞうとシェアで」ということでぜひお願いします^^
盛りだくさんですね うーん、いいな。 興味をひかれた点↓ ・お持ち帰りする価値のあるイケ面。 ・パルマのリストランテ ・にぼしがあまり好きじゃないイタリアンニャンコ ・雨雲中飛行・・・ イタリアに行った際には猫にはサンドイッチ、もしくは生ハム?! しかお食事どころの定休日、多かったですね。 それでもってデザートがあまり出てこなかったような・・・。 次回までには胃袋を鍛えてデザートまでばっちり行ってください♪
怖い読み違いをしました >イタリアに行った際には猫にはサンドイッチ、もしくは生ハム?! を >イタリアに行った際には猫「は」サンドイッチ、もしくは生ハム?! と読んで「えっ???」とビックリしちゃいました。勝手にゴメンナサイ。 >・お持ち帰りする価値のあるイケ面。 >・パルマのリストランテ これは、「イル・トロヴァトーレ」に行けば一度に解決!! 個人的に、女性ホルモン大爆発なシェフでした。 もうひとりシェフがいるかもしれませんが、そっちは下腹ポッコリの いかにもイタリア男~~~というカンジだったので、すぐわかると思います^^ >・にぼしがあまり好きじゃないイタリアンニャンコ ホント、猫ににぼし、なんて固定観念はダメですね^^; ちょっと考えたのは、またたびはどうなんだろうってこと。 >・雨雲中飛行・・・ いや~~~怖かったですよ。 フワッ・ストーン といったのが繰り返し。 あちこちから悲鳴が聞こえました。 このまま急降下して落ちるんじゃないかという気さえしました。 デザートの件は、 そうですね、昨年秋に行ったときのほうが食べてましたね。 なにせとにかくダンナと行けば、まだ料理の減りも早いのですが 妹ときたら、普段から小食の上、食べるのか遅い。 こっちがおなかいっぱいになっちゃうんですよね~~~
味覚が似てる? ともぞうさん、こんばんはー。 メシネタにどうしても反応してしまうので、食べ物についてだけのコメントですが、レポを読んでいると、ともぞうさんと私は味覚が結構近いかなと感じました。 Al Cantinoneは、須賀さんが通われてた、ということに価値があるのであって、味は決してすごくおいしいわけではないと、私も思いました。で、フィレンツェのMarioも私は結構好きです。日曜日にも開いてて貴重というのもありますが、お店の人も感じがいいし、おいしいし、いいですよね。プロカッチのトリュフパニーノも、まぁこんなもん、ってのも同じ。トリュフペーストは悪くないんですけど、パンがコッペパンミニなのが原因かなぁと。 写真のアップも楽しみにしてますね。
そ・そ・そ・そうなの???(*^0^*) いろんなお店を食べ歩いていらして、舌が肥えてるじぃなさんと 味覚が似ているかも、なんて言われたら、うれしくなっちゃいました。 こんばんは、日本に帰ってきて最初に食べて すごくおいしいと思ったのはお茶漬けだったともぞうです。 プロカッチ、おかげさまで満足のいく買い物ができました。 Babbiのかわりに勧められたチョコレートはフランス産で、 妹談では成城石井でもたまにうっているとのこと。 トリュフサンドは、そうですね、あの味気ないパンがイカンかも。 少々塩味のきいた、かりかり(ラスクまではいかないけど)パンに乗せてとかなら好きかも。 フィレンツェのMarioは日曜定休と、グラツィアさんのトピでも話題に出たのですが ホントは日曜もやっているのかな??
読みました! ともぞうさん、こんにちは。 またまた素敵なレポート、楽しませていただきました。 ともぞうさんならではの「これぞイタリア!」という旅で、 きっと妹さんも、楽しまれたと思います。 また行かなくちゃ、という理由もたくさんできましたし、 よかったのじゃないでしょうか。 パルマは聖堂など、素敵ですね、街もエレガントで。 サッカーの中田がしばらくいたせいか、日本語であいさつされたりしました。 中田のサイトが結構役に立つので、もしかして、次のために。 http://www.nakata.net/jp/column/italywalk/list.htm 私は食べ切れなかったときは、食べ切れなくて、ホテルで食べたいから、と言って、 包んでもらったことがあります。 (よく言われるように、犬にあげるから、なんて言いません) 写真も楽しみにしています。
Dog bag ほあきんぷじょるさん、読んでいただいてありがとうございます♪ 今回はスパイス控えめにしたつもりですが、いかがだったでしょうか?? フィレンツェは、ワタシ達が訪れた時は、日本より暖かいくらいで ワタシはあちらで手袋を買うつもりが、お店のウインドウだけ見て 「まぁ、今いそいで買わなくても大丈夫か」なんてカンジでした。 いろいろ教えていただいたのが、また次の旅の楽しみになりそうです。 中田のサイトは、たしかパルマのレストランを検索したときにヒットして その部分だけ読んだ記憶はありましたが、こんなにシリーズになっているとは知らず いま、ちょっと読み入ってしまいました。次に行くときはだいぶ参考になりそうです。 パルマのほど近くにテルメがあるなんて、まったく知りませんでした^^ そうですね、犬に持って帰るからというより 食べきれない自分のために持って帰ると伝えたほうが 作り手もどれだけうれしいかわかりません!! これからは無理せず、ワタシもそうします。
(lll)ZipLockの術(lll) お昼を終わって、寝ぼけ(ーー;)眼で戻ってきたら、いきなり スタッカートのかかった、レポート満載。途中で仕事入って、 前半読んだところです。 うーん、自分のレポートは、思い出し思い出し、「テキトー」に 書き連ねていくので、このスピードは凄いな・・・ ところで、珈琲って高いですねぇ。やっぱり、行かれないなぁ。 いや~、私も珈琲休憩が多いもんで・・・ やっぱり、気が済むまで(永遠に?)、スペインぶらつきかもにゃ~。 Arancha(Blood Orange:シチリア原産の赤いオレンジ)はまぁまぁ。 ところで、道聞かれたりしなかったですか? イタリアイケ面って、スペイン同様、お肉の中に原型が埋まっている調子? それにしても、『ともぞう@Ziplockの術』は、笑ってしまいました。 きっと、目立たないよう、妹さん盾に、コソコソ詰めていたんだろう、 と姿が浮かんできて・・・
スタッカート。。。 んー、雰囲気としてはスキップを常時しているような、というカンジなのでしょうか。 旅クマさん、レスありがとうございます♪ 最近は物忘れが激しいので 文章に細かく書いて、後に「あぁ、こんなこともあったっけね」と 思い出すことが目的でもあります^^ コーヒーですが 街なかのバールなどで、立ち飲みでなく座って飲むのは確かに高かったです。 今回おもったのは、駅や空港のバールで飲むコーヒーのほうが安く そして味もおいしいということでした。 でも、それじゃ珈琲休憩には役立ちませんよね^^ スペインバルのコーヒーはおいしいですか?? アランチャ??生絞りなのでしょうか・・・飲んでみたい・・・ イケ面はですねぇ。 文中にハッキリと「イケ面」と書いてあるのは、自分的に奇跡の出会いと思うほど かっこよかったです。(あくまでもともぞう好み) 肉の中に原型が埋まっているのはむしろワタシですから☆ パルマのレストランの若シェフは、髭イケ面で、、、もう一度会いたい。 『ともぞう@Ziplockの術』は ぜひ御利用ください^^スタッフが厨房に消えるのを狙って ターゲットをしまう手つきはなかなかのもんですよ♪ ちょっとやらしい話ですかネ^^;
最後に。。。 今回は初イタリアの妹が、イタリアは何があるのかと一緒に来た旅だったが 基本の「き」くらいは見せてあげられたんだろうかと、いまだに不安。 美味しいものもそれほど食べさせてあげられず、たまに聞く「イタリアって食べ物マズい」という派に 入ってしまわなければ良いな~とは思っていますが、 自分の思考に体がついていかず、文句&愚痴&ミスってしょんぼりする姉を よくまぁサポートしてナダめて、そして諦めてくれた妹に感謝感謝の8日間でした。 予約がいっぱいで見られなかったミラノの「最後の晩餐」も見たいし、やり残してきたこともたくさん。 また、これに懲りずに誘ってくれる時が来ればいいなぁと想っています。 考えたこと。 ○「ダ・ヴィンチ・コード」を読む。 ○イタリア歴史・教会史・宗教・絵画をもう少し勉強する。 ○食べ物を中心としてでもいいからイタリア語をもうちょっと覚える。 以上、最後まで読んでいただいたかた、おつかれさま、そしてありがとうございましたm(_ _)m
三都プラス ともぞうさん,改めてお帰りなさい。 三都どころじゃなく,パルマにスイスも。 妹さん案内がてら頑張りましたね。 そして,何よりカラヴァッジォに開眼。 次はカラヴァッジォ行脚にお出かけ下さい(笑) 読んだかぎりでは女性に対して優しい国ってのが よく伝わってきます。 「ダ・ヴィンチ・コード」を読むより 同じ作者の「天使と悪魔」の方が ローマ・ヴァチカンが主なのでお薦め!
ハズレの店に入ってしまったときってホント悲しいですよね ともぞうさん、お帰りなさい! またイタリアに行ってらっしゃるとは知りませんでした。しかも、今度は前回に比べて随分イタリア旅行の王道ルートを行ってらっしゃったのですね。 イタリアに行くといつも思うのですが、ローマやフィレンツェなどの観光地で、適当に選んだ(またはガイドブックに出ていた)レストランに入って「ハズレ」なことって結構多いと。 地方都市だと、どこに入ってもそこそこ美味しい店が多いと思うんですけど。 そういう意味でこの掲示板は(グラツィアさんのおすすめなどは特に)参考にさせてもらっています。 Al cantinoeは、おととし私も行きました。英語メニューにはメジャーな料理しか出てなくて、イタリア語メニューにだけ載っていた赤ワインソースの手打ちパスタがめちゃくちゃ美味しかった記憶が。。。 フィレンツェのMarioとパルマのIL TROVATOREにも、そんなにおいしいならぜひ行かなくてわ。 そうそう、フィレンツェといえば私はCasalingaというトラットリア(地球の歩き方フィレンツェにも出てたと思います)が、安くて美味しいと思うのですけれど。(他の人のコメントは聞いたことがないのでわかりませんが。) ながなが書いてしまいましたが、せっかくのイタリアで数回しか入らないレストランのうち1つでもはずすとなんかとっても損した気分になりますよね。それが最後の晩餐だとなおさらに。ともぞうさんのお気持ち、よくわかります!
【7日目】 バチカン博物館・・・イタリア最終日 コーヒーばかり飲んで胃が疲れたか、妹は朝の飲み物に紅茶を頼んでいた。 今日も、昼食を取る時間が空港までないと思い、サンドイッチを紙ナプキンに包みジップ○ックへ^^ チェックアウトして荷物を預け、8時少し前にホテルを出る。 通勤ラッシュの地下鉄で並んで待っていると、アナウンスがあり、ホームからどっとため息が出た。 昨年秋にミラノで地下鉄の故障だか事故で、電車が動かなくなったことを思い出し、バスで行く ことに切り替える。地下鉄の改札を出ると、やはり駅員が入場制限をしていた。 これはおそらくしばらく動かないだろうと、確信を持ち、40番バス乗り場に向かう。 10分ほどしてバスが来て、わらわらと客が乗り込み、たちまち満員に。しばらく停車していたが やっと発車。と思えば、渋滞でノロノロ・・・ 「何もなくまっすぐ行って昨日は25分くらいで着いたけど」と妹が言う。 川を渡り、ViaTraspontina通りでバスを降り、城壁に沿って博物館入り口までひたすら歩いた。 博物館入り口に伸びる列の最終尾に並ぶ。9時ちょっと過ぎだった。 列は思ったよりスムーズに進み、荷物検査を受け、チケットを買うまで、そう時間は掛からなかった。 入場料はひとり12ユーロ。いや~高い。いまから1時間半ほどで元を取らないと^^; 宮殿を進路どおりに進んでまずはラファエロの間へ。署名の間を中心に見る。 その次にシスティーナ礼拝堂。ここはだいぶ時間を取って鑑賞。 次はベルヴェデーレの中庭。有名どころの像を見て、最後はピナコテカ。 カラヴァッジョの「キリスト降架」を見たかった。今回はカラヴァッジョを知る旅になったなぁ。。。 以上を急ぎ足で見て、1時間半。ここも6年ぶりに入ったが、あまりの博物館の広さに改めて驚く。 オッタヴィアーノ駅まで歩く。さすがにもう地下鉄は動いているだろうなぁ。 無事、復旧していた。1日券が切れたので、1回券を買ってテルミニ駅まで乗って帰る。 ホテルに戻り、荷物をピックアップ。急げば11:22のレオナルド・エキスプレスに間に合う。 ただ、テルミニはここからが大変なのだ☆空港行きのホームに行くには歩いて歩いて・・・・・・ 動く歩道も歩き続け、やっと27番線に。発車10分前。よかった。あとは電車がちゃんと時間通り 発車して空港に着いてくれることを祈る。飛行機は14:10発だからギリギリといえばギリギリ。 願いが通じたが、定刻出発。荷物減らしで、朝のサンドイッチをほおばる。 12時ちょっと前に空港に到着。 チェックインを済ませてから、免税のスタンプをもらいに列に並ぶ。 事務的だが、3年位前からすればきちんと手続きをしてくれるようになった感がある。 以前は、パニーノをかじりながら、「今できないから中(出国してから)でして!!」と怒鳴られた。 今回は係員が2人もいる上、応対はつっけんどんであるが、いちおうスムーズに流れる。 荷物を預け、パスポートコントロール手前まで行くも、荷物検査の所で、キャリーに入りきらなかった 手荷物用の袋が大きすぎるから、これも預けてきなさいと言われる。 え、でも貨物室に預ける荷物って、ひとりひとつまでじゃないの???と思いながら、もういちど チェックインカウンターまで戻る。たしかさっきアリタリアの日本人の係員がいたはず・・・。 と思ったら、もうカウンターがしまっていて、仕方がないので航空券を見せて、隣のカウンターの 係員に話しかけてみる。彼女もちょっと困った顔になったとき、さっき手続きしてくれた日本人係員が 通りかかり、訳を話すと、交渉してくれ「先ほどの荷物が軽かったから(特別ですよ)」といったカンジ で預かってくれた。確かにさっき預けた荷物はふたりで23キロほどしかなく、本当に良かった。 出国で少し待たされ、遠い搭乗ゲートまでたどり着いたのは13時半、全く余裕がなかった。 免税品を中で手続きしていたら、どうなっていたか検討がつかない。 ゲート内もだいぶ変わり、どこに免税手続きの場所があるのかさえも今回は分からなかった。 コーヒーを飲んだり、日本に電話を掛けたりして、あっという間に時間は過ぎ、飛行機に乗った。 日本まで12時間。これで妹とのイタリアの旅も終わりだ。 成田に着く1時間前くらいに、今まで経験したことのない揺れ(雨雲内飛行とのこと)が襲い、 けっこう怖い思いをしたが、無事帰ってこられてよかった。
とんだ間違いを犯していました。 とある親切なかたからのアドバイスで ローマは地下鉄やバスの1日券が23:59で切れるということを さっき知りました。 >1日券が切れたので、1回券を買ってテルミニ駅まで乗って帰る 前日の午前9時に刻印したので、ミラノと同じくてっきり24時間後まで 利用できるのかと思い込んでおりましたが、違いました。 知らぬとはいえ大変申し訳ありません。 間違った使い方を推奨するわけではありませんし、 検札に見つかれば、罰金を払わなくてはなりませんので ここに訂正してお詫び申し上げます。
【5日目】 フィレンツェ→ローマをぶらぶら 朝食を済ませ、チェックアウトし荷物を預け、8:30にホテルを出る。 まっすぐウフィッツィ美術館へ。少し列が出来ているけど、これならばほとんど待たないだろう。 と思って、列に加わり、入り口付近に近づいた時、係員に「チケットは??」と聞かれる。 あれ??と思っていると、チケットを持っていない人は2番入り口から、と言われる。 どうも団体入り口に混ざっていたらしい。どうもまわりが修学旅行みたいな雰囲気だった。 なんせ以前に来たのは6年も前なのですっかり忘れちゃったよ。 2番口はかなりすいていて、荷物のチェックが終わるとすぐチケットを買うことができた。 (1人6.5ユーロ) オーディオガイドをどこで借りるのかな~と思っていたら、いつのまに通り越したのか エレベーターに乗って、館内に入ってしまった。まぁガイドブックもあるし、いっか、と回り始める。 いろいろと見ていると、どうも日本人団体客と一緒になってしまい、居心地が悪い。 ボティチェリの作品群の説明などはちゃんとしていたが、どうにも早口のガイドで鑑賞する時間も ないようだ。おまけに、ワタシが見ている時に、あとから来てまくしたてるように説明した後、 「はい、お邪魔いたしました、どうぞごゆっくり!!」なんて言われた。どうなのそれ。。。 前回に続き、また部屋が閉まっていて見ることができなかったルーベンスは残念だったが、 この旅ミラノで覚えたカラヴァッジョの作品などは、わかりづらい2階にも置いてあるものまで きちんと鑑賞することができ、満足だった。所要時間は2時間ほどで、自分達でも思ったより 短いくらいだったなぁと思ったのだが、最後のほうで、ワタシたちがカラヴァッジョを見ている時に バタバタと駆け足で「集合時間に間に合うかな~」と言っていた団体客には、もう少し、あと30分 あれば、なんとかゆっくり見られるのではないかと気の毒に思えた。 その後ゆっくり街歩きしながら駅に向かい、ローマ行きの切符を買う。 驚いたことに、午後のちょうど良い時間帯にフィレンツェからローマ行きのICがない。 ESかRのみなのだ。仕方がないので14:50台のESの切符を買う。
【5日目-2】 お気に入りのトラットリアができた そこから昨日チェックした「トラットリア・マリオ」に行くとちょうど開店直後のようで賑わっていた。 まだ並んでいる客はいないようなので、入ると、すぐ席に案内される。もちろん相席の7人掛けで、 すでに3人座っており、ワタシたちの後にも2人座ってきた。 外には「中に英語メニューあります」と書いてあったが、壁にかかっているいくつかの英語メニューと イタリア語のメニューは必ずしも同一ではなさそうだ。分かる範囲で読み比べてみる。 水を頼んだときに、アヤしい解読だったけどラビオリがありそうだったので、「ラビオリ・・・」と 言ったらお姉さんが笑顔でうなづいてくれ、安心してミネストローネの注文、それと ビステッカ・アラ・フィオレンティーニが半分とかでもやってくれる??と聞いたら、大丈夫とのこと だったので、それをシェアする旨を伝えると、了解したようだった。 落ち着いて店を見回すと細長い長屋のような店構え、壁にはコート掛けがあり、一面に上着の山。 ぎゅうぎゅうと相席のテーブルと椅子が所狭しと並べられ、常に満席。す、すごい。 と思っていると、厨房のほうからパーンパーンと振動を伴った大きな音。どうも骨付き肉を切っている ようだ。注文からほどなくしてミネストローネとラビオリが来る。ミネストローネはゴハンが入っていて どちらかというとリッボリータに近い。妹は隣の人が食べていたリッボリータが気になっていたようで ワタシのミネストローネと自分のラビオリを取り替えると嬉しそうに食べていた。彼女はズッパ系が 好きなんだろう。ラビオリは、とにかくひとつひとつが大きくて、中身は白いチーズとほうれん草、 ソースはシンプルなトマトソースなのだが、これがまた合っていてウマい。そして食べながら隣の人の 牛のヒレ肉のスライスしたようなものが美味しそうで美味しそうで、これはなんていう料理なんだろう とずっと気になっていた(たぶん「Filetto di manzo」と書いてあったやつかも)。 セコンドのステーキが運ばれてきて、その迫力に妹はビックリ。でも1キロの半分にしては大きいか、 でも、なんとか食べられそうなので、取り掛かる。味はイル・ラティーニより臭みがなく美味しい。 同じテーブル1番左奥に座っていた初老の紳士が、なにか少し大きな声で言った後に、 ワタシ達姉妹を除いた5人が「サルーテ!!」とグラスを上げたので、一息遅れたけどワタシ達も 小さく「サルーテ」と水のグラスを上げたら、ちょっと小さくクスリと笑われてしまった。 夢中で肉を食べていたら、その紳士が「日本人??イタリア語できる??」と聞いてきたので 「英語ならちょっと・・・」と言ったら、「私も英語は少ししか分からんのだよ、肉は美味しいかい?」 とのことだったので、「ボ~ノ」と返したら、嬉しそうに「肉は力が出るんだよ。日本では魚しか食べん のだろう??寿司はウマいがな。」と言っていた。何と返答していいか考えていると、更に 「ヴェネツィアに行ったことがあるか??私はヴェネツィア出身だ。あそこはいい所だよ。」 ワタシが一度だけヴェネツィアを訪れたことを伝えると「そうかそうか、またぜひおいで」と言われた。 彼は奥様とふたりでみえていたようで、ワタシのすぐ左隣の人は1人客だった。3人連れかと 思った位、話していたので、イタリア人って、他人同士でもすごく和気あいあいとしゃべれるんだなぁ と、前々から思っていたものの改めて感心。そして「チャオ」と言いながら去っていかれた。 さて、ワタシ達もやっとステーキを食べ終わり、店のお姉さんが「ビンサントとビスコンティは??」と 聞いてきたので「カプチーノはある?」と言ったら、悲しい顔をして、ないとのこと。ワタシは牛乳が ないからカプチーノがダメで、エスプレッソならあるのかと「カフェは??」と聞くと、今度は悲しそうに笑いながら、ないと。そこで妹が「お姉ちゃん、しつこいよ^^;」と言い、はじめてここにコーヒーが 置いてないことを認識。ごめんねお姉さん☆ お会計を頼む。カード利用不可でふたりで33ユーロ。やす~~~しかもすっごくおいしかった。 ステーキは100グラム3ユーロ計算になっており、やはりあの大きさで500グラムというわけには いかなかったらしく800グラムの24ユーロ計算になっていた。それでも安い。 またフィレンツェに来る時は必ず訪れるだろう。
【4日目】 フィレンツェぶらぶら観光 昨夜遅かったので、少しゆっくり目の起床。 それでも朝日はまだまだ早朝のような日差し。ベランダに出ると少々寒いが景色が綺麗。 たしか出かける前に、20年ぶりとかで雪と聞いたけど、雪の跡もなく、短期間で融けきったようだ。 でも南下してきた割にはミラノと同じくらいの体感気温??!! 朝食会場は大型ホテルらしく広くて、品数も豊富・・・かと思いきや、パンの種類・ペストリーの種類・ シリアルの種類・ヨーグルトの種類が多いというだけで、それほど品数が多いわけではなかった。 温かい飲み物は、頼めば好きなものを持ってきてもらえるし、全体的においしかったからいいけど。 ヨーグルトにプルーンの水煮を乗せて食べるのがお気に入りに。 部屋に帰ると、カードで鍵が開かない。 フロントに行って、その旨とともに、テレビがつかないことを伝える。 カードは機械に通して、正しい情報を読み込ませ、テレビの件は人をよこすとのこと。 部屋で歯磨きをしていると、おじさんが来て、イタリア語で「$%&@¥*◎!」と言いながら テレビの後ろ側をゴソゴソした後、リモコンを同じ型のものと換えてスイッチを入れていってくれた。 ワタシは口にアワをつけたまま、「つけ方が分からなかったワケじゃないもん」と思っていた^^; あっという間のことだったので、こういうことは多々あるんだろうなぁ。。。 昨夜の忘れられたクラテッロがかばんから出てきた。 おそるおそる、噛み締めてみると「うまぁ~い・・・」、寒さで痛んでいないようだ。 朝食で食べたハム、添加物の入っていない自然な風味は判るんだけど、やはり臭みはね~。 クラテッロはまったく臭みがない、そして噛めば噛むほど旨みが出てくるのだ。 それほどちゃんとした予定を立てているわけではないんだけど とりあえず、サン・ロレンツォ教会の公開が午前中というようなことが歩き方に書いてあったので (正確には、ミケランジェロのデザインによる階段と図書館)、そこらへんから攻めることに。 ワタシも初めてだったので実際入ってしまったのは、メディチ家礼拝堂だったんだけど、 礼拝堂(修復中だけど)も、ミケランジェロの彫刻もステキで、行ってよかった。(ひとり6ユーロ) でも、人骨の展示が多く、気がつけばお墓ばっかりじゃん!!ってことで意気消沈し、 サ・ロレンツォ教会をパスして、ドゥオモを見に。外観・内部を見て、鐘楼と先例堂の外部を見て、 シニョーリア広場を通り、ウフィッツィ美術館の前も通り(この時もそれほど混んでいなかった)、 ヴェッキオ橋を渡り、ピッティ宮まで歩いた所で、少々お腹が減ってきた。 お昼は市場周辺で食べたかったので、戻ることに。 途中、マーブル紙のお店をひやかしたり(ちゃんと、ほきんぷじょるさんに教えていただいた 割引券なども持って行ったが、気に入ったものが見つからなかった)、 日本人女性に「ミケランジェロ広場にはどう行けばいいでしょうか」と話しかけられたり、 ヴェッキオ橋の途中で南京錠がたくさん掛けられている謎の像があり、どういう意味か気になったり などしたが、お天気のいい中、気持ちよく散策していった。
【4日目-2】 悪徳ジェラート屋にひっかかる カルツァイウォーリ通りで、ジェラート屋が目に付いた。 あ、ジェラート食べたいな、と思い、「ペルケ・ノ!」に行くも火曜定休。 しかたないので、最初に目に付いたジェラート屋に入ってみる。なんか初めて見る店かも・・・ 入り口ではイケ面がワッフルを焼いている。ワッフルも食べたいけど、ランチが食べられなくなって しまいそうだから、ジェラートにする。中にいる姉ちゃんが、コーンにするかカップにするか聞いたので 小さなカップで、ティラミスのジェラートを生クリーム添えで頼み、財布を取り出して顔を上げたら レジで6ユーロだという。「は???」だれがジェラートごときに6ユーロも出すの??? 驚いてショーケースの上のカップや、店内を見回すも、どこにも値段表が書いてない。 ヤラレタ。。。歩き方にも注意事項が書いてあったと思ったけど、ぼったくりジェラート屋だ。 どうか、これを読んだ人は気をつけてくださいね。確か店の名前は「Good Time」とかだったと。 ドゥオモを背にして右側でした。・・・ていうかこんな手にひっかかるのは野暮?? まぁ味は普通なので食べながら、プリプリしつつも街並みを楽しみながら、中央市場へ。 今回のフィレンツェで、行けたら行きたいと思っていた店、「Trattoria Mario」は地図を プリントアウトしていったのですぐ分かった。(Via Rosina 2) 帰国して、掲示板を見ていたら、偶然グラツィアさんも行かれたということを知り、ビックリ。 http://bbs.arukikata.co.jp/bbs/tree.php/id/63761/-/parent_contribution_id/63757/ しかし、やはり訪れた時間が13時半くらいだったので、超満員で入るのに気が引けたので 今日は市場の中で食べ、マリオは明日のランチにまた来ることにする。 もちろん定休日を確認して。(定休日は日曜)・・・夜もやっていればいいのに☆ 市場に入ると、もう大半の店がしまいだしている。 以前、サンタン・プロージオ市場の食堂で食べたときは、肉市場ばかりで肉料理オンリー だったのでこちらの市場なら魚もあるかと思って来てみたが、やはり肉ばかり。 2階に野菜や乾物もあるものの、食堂を覗くと、肉料理がほとんど。 それでも、おいしそうだし、客はいっぱいいるし、お腹がすいていたので、レジの列に並ぶ。 ここはレジで先払いのようだ。あわただしくも指差しで、トマトとチーズとオリーブのサラダ・ ほうれん草のソテー・ラグーのパスタ・トリッパの4皿をオーダー。16ユーロくらいだった。 テーブルにつき、けっこうどれも美味しくいただいたのだが、なにせ暖房もない所で食べるので 早々にお皿と料理が冷めていき、フォークを持つ手も凍え、ちょっと残念だった。 しかも食べ終わる頃になって、アーティチョークの煮込みがあったのを知り、がっくり。 もう満腹になっていた。今の節しか食べられないんじゃなかったっけ?? 人気だった、「ランプレドットのパニーノ」は2ユーロ。トリッパを挟んであるのかと思ったら 実際は、茹で豚(牛かも??)らしい。でも結構な人数が食べていておいしそうだった。 パニーノとカルチョーフィ(アーティチョーク)はまた今後の課題。 カプチーノが飲みたく、歩いて駅前のバールへ。トイレも借りようと思ったら、鍵が壊れている。 急いでカプチーノだけ飲んで(着席1杯2.5ユーロ)、ホテルに戻り事なきを得る^^ さて、どうしよう。 明日はお昼を食べたらローマに向かうので、午前中はまだ時間が使える。 それなら、朝ウフィッツィに行ってみることにして、今日はこれからミケランジェロ広場に 行って夕日を見ることにしよう。 バス停に行く途中、サンタ・マリア・ノヴェッラ教会に日が当たって輝いており、まだ夕景になるまで 時間もありそうなので見学してみることに。入場料はひとり2.5ユーロ。 独特な内装で、キリスト教っぽくないのが面白いなぁと思いながら、マザッチョの「三位一体」が どれかわからず、スタッフに聞くと、目立たないフレスコ画を指してあれだという。 特に名前や作成年などを示す札もなく、分かりづらかったからだが、あとで入場チケットを見直すと しっかりとそれが印刷してあり、「あれれ」とちょっと恥ずかしかった。
【3日目】 ミラノ→パルマ→フィレンツェ 昼食を取る以外はミラノでは予定はないので、今朝も美味しく朝食をいただき、ゆったりと過ごす。 10時半ごろに、チェックアウトし荷物を預けドゥオモまで出かける。 「Al Cantinone」を探すと、昨夜あんなに行ったり来たりした通りにちゃんとあった。 やはり昨日は定休日だったのだろう。休みの日は全体的にシャッターを閉めてしまうのか 店名まで確認できない状態になってしまうのだ!!見つけられてよかった。 入り口はバールになっていて、メニューも出ていたが、なんとなく違うような気もしたものの まだお腹もすいていなかったので、とりあえずリナシェンテをみて、それからまた来ようということに。 リナシェンテはセールを開催しており、活気があった。買う気はなくとも、見ていて楽しい。 この後、フィレンツェとローマのリナシェンテも行ったが、1番品揃えと雰囲気が良かったのが ミラノだった。値引率もけっこうお買い得になっていたし。 ひととおり見て、「Al Cantinone」に行ってみる。 入ると、バールかリストランテか聞かれたので、リストランテのほうに行くことにする。 奥に案内されると、なるほど、こちらにはきちんとしたお店があったのだ。キチっとしたカメリエーレが 席を促す。「ワインは」・・・姉妹で下戸なので、お水を頼む。 妹は、昨夜食べたのに、またミラノ風カツレツが食べたいと言う。それほどお腹すいてないのになぁ。 若いってすごい。でもワタシもまたスモークサーモンを頼んでしまう。好きなら仕方ないよね^^ スモークサーモンとアボカドのサラダ・ポルチーニの生パスタ・ミラノ風カツレツ。 これをシェアして食べたいのです、とカメリエーレに頼む。 前菜は、これは大きなお皿に取り皿を持ってきてくれる。持ってきてくれたのは女の人だったが さきほどのカメリエーレに指示され、オリーブオイルと塩などを後から持ってきた。 とてもおいしいサーモンだった。プリモのパスタもとてもよい香りで美味しかった。こちらは皿を 2つに分けてくれた。セコンドは、ワタシは正直言って、昨夜のターキーのカツレツのほうが 美味しかったと思ってしまった。ドルチェのワゴンがたくさんあって、おいしそうだったのだけど もうふたりで満腹、カプチーノを飲んでお会計。ふたりで48ユーロ、ランチにしてはちょっと 値がはったか。店を出る頃はビジネスマンたちで満席。人気のあるお店なんだなぁ。 (いま考えれば、ランチの定食なんかはなかったのかなぁ・・・今度はバールのほうにも行ってみよう)
【3日目-2】 パルマで待ちぼうけ ホテルに戻り、荷物を受け取り、次なる目的地パルマへ。 パルマでは、中心地の観光と、やはりこれもグラツィアさんが以前書いていたレポートが、 とっても美味しそうだった「IL TROVATORE」へ行きたいので、通り道なら、と決めた行程。 でも、荷物預かりやロッカーがないということだったので、一抹の不安はあるも、 行けばなんとかなるかな??なんて淡い期待も抱きつつ、ミラノから1時間強でパルマに降りる。 小さな駅、トイレと鉄道警察の横に、ロッカーがあるも、使用禁止(金額表示はリラだった)。 荷物預かり所もなく、噂どおりの展開。仕方ないので予約を兼ねてレストランで預かってもらおうと キャリーを転がしながらてくてくと歩いていく。15分ほど歩いたか、レストランは分かりやすい場所に あったものの、なんと閉まっていて人がいない。開店は19時半。その時点で17時。 地図を見るも、教会などがある中心地まではまだ歩いていくにはだいぶありそうだし、 なんといっても荷物が重いので、もう諦めてこのままフィレンツェに向かおうかというワタシを 「せっかく来たんだから食べて帰ろうよ」と、荷物を置いて着席でき、なおかつ「IL TROVATORE」が その席から見える、通り斜め向かいのバールを妹が探してきてくれた。 バールに入り、荷物を置かせてもらい、席についてオレンジジュースを頼むと、 疲れも取れて落ち着いてきた。生絞りの赤いオレンジ、でも酸っぱくなくておいしかった。 地元客ばかりの笑い声が絶えない明るい店。ひとりで取り仕切るお姉さんもとても明るい。 途中、トイレに行きたくなって、どうも英語が通じないっぽかったので「トイレはどこですか?」という イタリア語を調べていたら、その雰囲気を察知したのかカウンターから「トワレット?」と聞かれたので 「スィ」と言うと、ジェスチャーと片言の英語で、外に回って扉を入れとのこと。 言われたとおり、外に回ると「ジー」と音がしたので、施錠を解除してくれているのだと思って 急いで開け、中に入ると、薄暗い中に店のお姉さんが立っていて、あそこよ~と指差してまた店に 入ってしまった。店の扉は廊下の左手にあり、トイレは廊下を挟んで右奥にあった。 電気をつけて用を足すも、のんびりしていたら、電気は時間式だったらしく途中で真っ暗になり 軽くパニックになる。なんとか出てくると、今度はさっき解除してもらったドアがどうにも開かない。 こういうドアは内側からは開くものなのになぁと施錠のボタンなどを探すもないし、押しても引いても ダメなので、仕方なく、お店の裏口を軽くノックする。聞こえなかったようでもう一度コンコンコン。 最後にはドンドンドンと叩くと、やっと出てきて、笑いながら開けてくれた。 お店に戻っても、お姉さんはツボに入ったように笑い続け、お客さんもワタシのほうを見て笑っていた ので、ちょっと恥ずかしかった。妹に大変だったんだよと説明しながらも、これもまた良い思い出。
【2日目】 ちょっくらスイスへ&ミラノ市内ちょびっと観光 朝食は7時からなので、8:25の電車に乗るにしてもゆっくり食べられる。 飲み物は何がいいですか?と聞かれカプチーノを頼む。 その他にもミルク・オレンジ・グレープフルーツなどの飲み物も充実。 今回またスーパーで見つけることができなかったけど、昨年秋にもエルバ島で飲んだ トワイニングのアールグレイ緑茶ティーパックがラストひとつで置いてあり、思わずお持ち帰り・・・ 朝食も、クロワッサンをはじめ何種かのペストリー・バケット、ハム2種・チーズ1種、ヨーグルト等 パック入りのラスクや菓子パン・チーズなどを入れたら相当な種類で、満足し美味しくいただく。 卑しくも、どこでお昼を食べられるか分からない日程だったので、お弁当のサンドウィッチまで 作らせてもらい、紙ナプキンに包んで部屋まで持ち帰り、ジップ○ックに納める^^; ホテルを出て駅まで歩く。荷物を持っていなければ徒歩5分程度。 今日は日曜日なのでいつもは通勤時間だと思うけど、ひと気はあまりない。 予定通りの電車に乗り込み、時間通りの出発。車両はスイスのマーク。さすがチューリッヒ行き。 切符拝見のおじちゃんが、子どもはどこにいるんだ?と周りを見渡してジェスチャー。 肩をすくめて、わからないというカンジで返したら、笑って行ってしまった。 キアッソまでは、コモを経由して45分程度、ミラノにはなかった雪景色が車窓から見えて さすがにスイスに近いことを痛感。でもフォックスタウンには雪は残ってなかったが。。。 昨年秋は、キアッソで電車を乗り継ぎメンドリシオまで乗ったが、 国際線切符を買う手間と、メンドリシオから歩く距離を考えると(実はバスもあるのだが) キアッソで降りて、路線バスで向かうほうがラクだと気づいたので、今回はキアッソの駅で フォックスタウン行きのバス往復チケットを買い、バスに乗り込む。 日曜運行のため、これを逃すと次は2時間後だったため、電車が遅れなかったことにも感謝。 さすがスイス、ミラノなんかより全然寒い、甘く見ていたかも・・・妹にマフラーを借りる。 間もなく出たバスは、雪の残る断崖絶壁の小さな街を抜けて25分ほどでフォックスタウンへ到着。 あれ??でもひと気がないぞゾ、、、嫌な予感。。。やはり的中、開店時間は11時!! 自分の時計が指しているのはまだ10時だった。裏面出口は完全に閉まっている。 開店時間は下調べをしてこなかったため、10時に着くバスがあるなら開いているのだろうと たかをくくっていた自分が情けない・・・寒空の下に居ても仕方ないので、それでは併設のカジノ でも見学してくるかと思って入り口まで行ってみれば、またもやオープンは11時・・・ カジノとは24時間営業とばかり思い込んでいたワタシは少々衝撃を覚え、妹に言い訳も出来ず 開いているバールなどを探しにノロノロ歩き始めた。 しかし、開店前だというのに、やってくる客は多い。車にたくさん人を乗せて家族ぐるみでやってくる。 まだ閉まっているのにどうするのだろうと、その行き先を見守っていると、どうも正面入り口は 開いているようで、みんなそこから入っていっている。 寒さしのぎにはなると思い、とりあえず入ってみる。各店のテナントには入れないようになっていたが トイレとバールは開店前に来た客にも使えるようにしているらしい。よかった~~~ バールも開店準備の途中だったが、しばらくすると売り出し、フランを持っていなかったので ユーロが使えるかどうか聞くと、大丈夫とのことだったので、生絞りオレンジジュースを2つ注文。 たしかひとつ3ユーロ弱くらいだったか。大きなカップに赤いジュース、とてもすっぱい。 時間が過ぎるにつれ、客がどんどん増えてくる。 開店15分前くらいになると、テナント入り口に張られたロープパーテーションの前には人だかりが! セールが始まってるかどうか未確認のまま来てしまったが、どうやらこれならやっていそうだ。 11時を少し過ぎて、スタッフらしき人がロープを外すと、みんなそれぞれにお目当ての店へ。 人気だったのは半額セールのナイキっぽかった。 妹と一緒に回り、ワタシは留守番のダンナに靴を買ったり、妹は自分が欲しい財布を探したり 楽しく店巡りをしていたら、なんとビックリしたことに、日本の地元で、以前、同じ英会話サークルに 通っていた知人に会ってしまった。ワタシのほうが気づいて声を掛けたのだが、あまりに驚いて すっとんきょうな声を出してしまった。相手も驚いており、「こんな所でねぇ」と笑いあった。 もちろん、お互いに来ることを知らなかった。こんなこともあるものだと思った☆ 同じミラノ泊だと聞いて、できれば夕食など一緒にしたかったが、お互いケータイなどを 持っていなかったので、約束などして時間をわずらわせても仕方ないかと名残惜しく別れる。
【2日目-2】 定休日ラッシュ 2時間ほどいて、13:03キアッソ行きのバスに乗る。これに乗らないとやはりこれも2時間後まで バスがないので、ミラノに帰ってからも少し観光したいワタシ達はそのバスで帰ることに。 行きも帰りも、バスはワタシ達以外に客はいなかった。日曜とはこんなものか。 キアッソに着き、パスポートコントロールを抜けて(押印なし・でも切符とパスポートの照会あり、 それと免税のスタンプは押していないらしいので、封筒に書類を入れてポストに入れる)、 停まっている13:48発ミラノ行きの列車に乗り込もうとしたら、切符の刻印を忘れていたことに 気づき、妹を残して刻印を押しに行き、時間に余裕があったので、ついでにジュースを買ってくる。 駅入り口右側の売店でユーロも使え、パックのオレンジジュースとレモンティー、それぞれ1ユーロ。 ミラノまで着くあいだ、朝食のときに作ったサンドウィッチ、妹はペストリーを食べた。 ちょっとそれでは足りなくて、機内食についてきた袋入りのブドウパンも食べてしまった。 お互いに持参していたところが笑えた。さすが姉妹。 食べて落ち着いてしまったので、それを昼食とすることにして、これからどこを回るか決める。 ドゥオモ(まだ明るいし上にも登れる)→ヴィットリオ・エマヌエーレⅡのガレリア→スカラ広場を ザッとまわり、妹希望のブレラ絵画館をゆっくり見ようということに。 駅近くなので、ホテルに荷物を置いて、それから地下鉄の売店でおそらく元はとるだろうと 1日券(24時間)を購入。ひとり3ユーロ。地下鉄内はそれほど治安も悪くなく恐くない。 ○ドゥオモ屋上エレベーター ひとり7ユーロだったか?(いま切符を見るも記載なし) ○ブレラ絵画館 たしかひとり5ユーロ(ここらへんの記憶があいまい) オーディオガイド2人用 3.5ユーロ ブレラ絵画館はワタシも初めてだったので興味深く鑑賞。 オーディオガイドが調子が悪く、勝手に停止してしまうので、また最初から再生し早送る作業が どうにも面倒で、でも入り口まで戻って取り替えてもらうのももっと面倒、妹は時差ボケで鑑賞中に 睡魔が襲ってきていたり、そんなのもあって2時間半ほどかけて見終る。 カラヴァッジョという画家を初めて知る、良い機会となった。 その後、この掲示板でグラツィアさんが紹介しているトラットリア「Al Cantinone」に行こうとするも どうにも店が見つからず断念。仕方がないので、昨年秋に訪れたサルディニア料理の店に行くも なんと閉まっている・・・お腹がすいたのと、歩きつかれたのとでレストラン探しを断念し 昨夜ホテルの近くでにぎわっていたお店に行くことを決め、戻ることに。 トラムに乗り、ガイドブックを見ると、レストランの日曜定休の多いこと多いこと。 「Al Cantinone」もおそらく定休日だったのだろう。忙しさにかまけて下調べを怠ったからなぁ。。。 よし、明日のランチにもういちどリベンジ!! 店が開いていることを願いつつ、行ってみると、そのお店は開いていた。 オープンテラス(といっても室内)の店で、中もよく見えるし、客もまぁまぁ入ってるので行ってみた。 雰囲気は観光客向けのレストランといったカンジだったが、スタッフもカンジが良いし メニューのお値段を見ても安かったので、失敗してもこれならいいかと思い、好きなものを頼む。 まずは水、それからスモークサーモン・カプレーゼ・トマトスパゲッティ・ターキーのカツレツ。 スモークサーモンにはバターを乗せたパンが添えられている。その他に籠にパンも出ているけど。 カプレーゼには揚げた鰯の塩漬けが。スパゲッティはおそらく麺・ソースともにレトルトっぽい。 1番美味しかったのがカツレツ(いちおうミラノ風らしいが分厚かった)。 最後にカプチーノを飲んで温まり(窓際の席はちょっと寒かった)お会計をして、 飲み残した水(1.5ℓボトル)を持って店を出る。ふたりで33.60ユーロ。 ○FASHION(ピッツェリア&リストランテ) Via Torrlani 30 TEL02-66-980-859 ホテルまでは歩いてすぐ。 明日はフィレンツェまで行く。途中パルマで夕食をとる予定。 荷物をパッキングし、風呂に入って眠る。
【1日目】 成田→ミラノ・マルペンサ空港へ 今回のチケットは往復アリタリアの直行便だが、往路は日本航空の機材。 そのため行きは第2・帰りは第1ターミナル発着という行程。 空港までは父が送って行ってくれたので、駐車場などの面倒な手続きがなくてよかった。 空港内で妹が1万円だけユーロに両替すると、ぶったし250円の70ユーロだった。 のちにイタリア国内の両替所などを覗くと「1万円=69ユーロ手数料なし」の表示があったので イタリアで両替したほうが多少徳だったかもしれない。 帰国してから知ったのだが、オイル漏れや故障・人為的ミスなど、 新年になってからもまだまだ問題が多い日本航空、アリタリアと提携運航とは 皮肉なものと思っていたが、定刻出発の定刻到着はありがたかった。 機内食もおいしいし、映画も個別画面で新作が見られる。 マルペンサ空港に着いて、200ユーロをキャッシング。あとはカードで通す予定。 外に出ると、着陸した時はまだ薄暗かったが、もう真っ暗。しかし、思っていたよりは寒くない。 中央駅行きの空港バス(ひとり5ユーロ)に乗り込み、発車を待つ。満席になったところで出発。 中央駅に着いてから、明日午前中に行く予定のフォックスタウン最寄りのキアッソまでの切符を 自販機で購入。普通に操作するとなかなかうまくいかないので、仕方なくファミリー切符のような ものを買ってしまった。大人2名・子供1名の切符だが、料金は大人2名分なので。 これでやっとクレジットカードを受け入れてくれたので、ホッと一安心。 駅のスーパーで、ちょっとした夕食にと、茄子とチーズの乗った大きなフォカッチャ、スップリを買う。 水とヨーグルトも買って、歩いて数分のホテル「ミトス」へ。 ○Mythos http://www.mythoshotelmilano.it/ 部屋はツインでジャグジーのついた風呂がある洗面所。広くはないがせまくもなく納得。 飛行機の疲れを癒やすべく、風呂に入り、スーパーで買ってきたフォカッチャなどを食べるも 冷めてておいしくない。部屋に電子レンジがあるホテルなんて泊まったことないが、 この時ばかりはちょっと悔しかった^^; 妹がヨーグルト売り場コーナーで、添乗員風の女性と、関西系おばちゃん数人のその客達の会話、 「このヨーグルトが1番おいしくてオススメですよ~」「へぇ~~~」というのを聞きつけたとのことで、 そのヨーグルトを買ってきてみたところ、本当に美味しくてハマってしまった。ドイツ産みたいだけど☆ 目覚ましをセットして寝る。 明日は午前中、フォックスタウンアウトレットに行き、午後はミラノ市内観光。8時にはホテルを出る。