14/10/28 20:01

DinanとSt Maloの両方を楽しまれて戻られたようで、良かったですね。

フランスの良さは、大きい都市だけではなく、小さい古い町にも、その良さをいぶし銀のように放っている町があると思うんですよね。

私がDinanに行ったときは、大体方角の見当を付けて、左の方の道を行ったら次第にガードや道路が立体交差になっている下を抜けていく道になったので、この町には船着き場があったと思い、歩いている人に、「port(港、発音はポール)の方に行きたいがこの道でいいか」と尋ねると、けげんな顔をして「近くにport(港)はない。」というので、「町の中心に行きたい」と訪ねると、ようやく正しい方角を教えてもらったのでした。
観光案内所について、「この近くのportにいきた」と言うと、「この町にはportはないが、直ぐそこの歩いて5分の所にriveがある。観光で行くならそこだ。」教えてもらいました。

portは川の小さい船だまりみたいなものには使わず、riveと言うと知ったのはこのときです。

そのあと、別の時に、湖でも、渡船や観光船の着く船着き場をriveと言っている、なんて経験をしました。
(このときは一度経験しているから、なるほどportとはいわないんだ、という感じでしたけど。)


小さい町には魅せられるものがありますね。


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1件のコメント

  • 14/10/28 21:10

    mamoru様

    わざわざお返事頂いて、ありがとうございました。

    そうなんですね、rive? どう発音するんでしょう?
    私は今回、町の名前の発音で苦労しました。
    ドルドブルターニュでデイナン行きのチケットを買うとき、デイナンまでと言ったら、駅のおじさんに「デイアン」だと発音を直されました。
    その後、パリで知り合ったサンマロ周辺出身の人には、デイノンだと言われました。

    サンラザール駅の方向を聞こうとしたら、発音が違うのでどこの事か分からないと言われたので、電車に乗った時に注意して聞いていたら、サ ラ ザ と発音していました。
    これじゃあお互い分かりませんよね。
    ガイドブックも現地の発音で書いてくれれば助かるのですが。

    しかしDinanの地図は分かりにくいですよね。
    ネットで得た地図とも違っていたし、地球の歩き方には地図さえ載っていないのですから。

    お陰様でデイナン、行って良かったです。
    本当にありがとうございました。

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    14/10/30 00:18

    仏語発音

    発音は、だいたい以下のようなものです。

    rive は riv と書いてあるつもりで リヴ です。(仏語で単独の i はイ、英語のようにアイとは発音しない)

    Dinan ・・・この語の n の発音は弱いので、nがないように聞こえたかもしれません。しかし、nがないと意味が通らないので、おじさんは発音しているのだろうと思います。

    an(enも同じ発音、アン)は、フランスの中部から南(大体 Lyon~Vichy~Toulouse を結んだ線より南)の方ではアンに近く、パリあたりを通る東西の線の北側ではオンに近い発音に聞こえます。
    この音は日本語にはない音なので、カタカナで表すのが難しいです。アンのnは、舌は動かさずにアを発音したときに同時に息を鼻に流してンの音も同時に出ている状態にします。このときのアは日本語にはない、口の奥まで広く上下に開いたアです。

    Saint Lazare・・・Saintはサンですが、nは鼻に抜く音なので、アのあとにnがあるのではなく、アとnは同時に発音されます。パリあたりでは、このSaintに使われるアは日本語のアに近いです。Lyonあたりになると、Saint の aiの部分は、日本語のアとエのちょうど中間の発音になります。(日本人だと、Lyonで発音されるainはエンと発音されていると感ずるようです。)
    サ・ンと連続して2音で出る音だと期待していると、nの音がないと思うかもしれません。

    Lazare の r の発音は日本語や英語の r の音とは全く違っています。仏語のrでは、舌の先は下の前歯の歯茎に着いていて、舌の奥の部分が盛り上がって息が通るときの通過音みたいなものです。
    rの後に発音される母音がないときは(Lazareもこの例、最後のeは発音されない)弱く発音されるので、慣れないうちは、r が聞き取りにくいかもしれません。

    南仏のマルセイユを中心とする地方では、rの発音はスペイン人かと思うほどのrの発音です。パリでも、南仏から来た旅行者の一団が話しているときは、中部やパリあたりのrとは違うので、南部から来た人たちだとわかりますね。


    ずいぶん昔のことですが、フランス語習いたての頃、モンパルナス駅の窓口で、Chartres(シャルトル)へ行く切符を買ったとき、シャのあと、rtrの発音になるのですが、なかなかわかってもらえなかった思い出があります。(シャのあとは子音のみでrtrの発音になる。)
    窓口の人はたいへん親切で、他に客も居なかったので、私の発音から思いつく候補駅名を言ってくれて、私が、ノンと言う度に、思いつく駅名を言ってくれたので、3つめか4つめぐらいに正解に行き着きました。(Chartresは外国人が行く観光地だしね。)

    フランスでは、VichyあたりからToulouseあたりまでで話されているフランス語が美しい発音だということになっているらしいです。(放送のアナウンサーも使うようです。)


    rやanの音は、機会があれば、次回現地で確かめてみてください。