レポート

タイの鉄道こぼれ話

公開日 : 2006年02月16日
最終更新 :

11月末にBKKから東本線の終点アランヤプラテートへ1泊で往復したときに、帰りの車中で知り合った若い機関助手に1月末会いに行ってきました。その2回の経験で見聞きしたことをお知らせします。お互いにつたない英語での会話なので間違っている部分があるかも分かりませんが悪しからず。
彼は28才でホァランポーン機関区?(駅を出てすぐ左手の建物)所属、以前はHAT YAIに2年間、トンブリの機関区にも所属していた。
高校時代から鉄道好きで鉄道友の会?に入っている。鉄道教習所での研修は3年間。
現在の乗務範囲は東本線、ナムトク線、北本線はピッサヌローク、南本線はホアヒンまで、東北本線は聞き漏らしました。1日の乗務時間は6時間まで。機関士と2人乗務でアランヤプラテートからの帰途も途中で交代していました。
出勤して機関区で点呼の後、列車によっては機関区から駅への回送、駅では8番線あたりの詰所に寄ってから乗務、帰りはホァランポーン駅まで運転して終了。気動車(DRC)ではなく客車列車の場合は機関区への列車引き上げまですのかも分かりません。早朝出勤のときは自宅(北本線1つ目のサムソン駅からバス)からタクシーか機関区で前泊するとのこと。
通常1泊か2泊するのに本当に軽装で小さなショルダーバッグ1つ(JRの専務車掌の鞄の半分位、着替えと洗面具が入るのかな?)で、出先で買ったズック靴のビニール袋を別に持っていました。
1月に会ったときは事前のメールのやりとりで、週末のみ運行されるホァランポーン発着特別列車でカンチャナブリ行きを提案してくれたのですが、日程に余裕がなかったのでトンブリの機関区に連れて行ってもらいました。
長くなりますので、今日はこのくらいにして続きはあらためて。

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4件のコメント

  • 退会ユーザ @*******
    06/02/20 19:15

    いやぁ

    噂のあんたを見れて良かった良かった。
    足跡残しておきます(笑)

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    足跡ありがとう

    タイ國鉄さま
    足跡ありがとうございました。(笑)
    先輩?ができ心強い限りです。
    レスのお礼が遅くなり申しわけありません。
    私もタイ鉄道のいろんなところに足跡をしるしてきましたが、あと2ヵ所が残っています。
    タイ國鉄さんはどの程度乗られているのでしょうか。
    もしキリラッタニコムへ行かれたことがおありでしたら、状況をお教えいただけませんでしょうか。
    私の専門(興味の対象)はおもに乗車券ですが、タイ國鉄さんはなにがご専門でしょうか。
    「國鉄」とおっしゃるからには相当古いこともご研究かと存じます。いろいろとご教示いただければ幸いです。
    今後ともよろしくお願い申し上げます。
    タイ国鉄

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  • 電車などと呼ばないで

    タイへ旅行に行く方からの質問で
    「アユタヤへ電車で行きたいのですが・・」
    などというのを良く見かけ、
    また回答者も「電車で行くには・・」
    などと平気で答えています。

    タイではBKK市内の高架鉄道スカイトレイン(BTS)と地下鉄(MRT)以外は電化されておらず、地方やマレーシアへ通ずる鉄道と、BKK近郊のマハチャーイ、メークロン線も全て非電化で、いまのところ電化の計画もないようです。
    したがって列車はすべてディーゼルで<臨時にカンチャナブリやアユタヤへ蒸気機関車の特別列車が運転されることはありますが>気動車(DRC)か機関車が牽引する客車列車です。冷房なしの客車で窓を開けていると、顔がすすで黒くなったり髪の中に入り込んだりします。またトイレは垂れ流し式が多いので、誰かが入ったときは気をつけないと黄金のしぶきを浴びたりするかも知れません。(笑)えない!
    ゲージ(レールの幅)はちょうど1m(1000mm)でマレー鉄道も同じ軌間なので、シンガポールまで直通のイースタンオリエント急行が運行されており、タイ鉄道はマレーシアのバタワースまで、マレー鉄道はタイのHAT YAIまで1日1往復がそれぞれ乗り入れています。

    JRも殆どの区間が電化された日本に住んでいると、つい「鉄道=電車」と言ってしまいますが、タイで鉄道の旅をしてみようと思う方は最小限の基礎知識を持ったうえで楽しんでいただけたらと思います。
    地方出身の若い方が「汽車」などと言っているのを聞くと嬉しくなります。

    電車と気動車は同じレールの上を走っていても動力や駆動方式が全く異なり、ジェット機とプロペラ機以上に違ってヘリコプターくらいの差といえば分かってもらえるでしょうか。
    余談ですが、今はほとんど見ることができませんが、以前トロリーバスという架線から集電してモーターで走るバスがあり、大阪市バスにも淀川を十三へ渡る路線がありました。これは見た目にはバスですが、正確には無軌条電車といい法的にも電車として位置づけられていました。

    少し「脱線」しましたが、そんなわけで「電車などと呼ばないで」という鉄道ファンからのお願いでした。

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    黄金のしぶき

    やられました!(爆
    かなりドア寄りに座っていたときに、晴れているのに”ピチョン”って、
    数滴飛んできました。

    またバンスー駅で結構長く停車しているときに、誰かが我慢できなかっ
    たらしく、トイレで用を済ませているを目撃した瞬間”プーン”と強烈
    な臭気が漂ってきました。

    参考までにタイ国鉄の寝台列車で、日本の払い下げの寝台車って走って
    ますか?あれば乗ってみたいです。

    トロリーバスですが、わざわざ北京まで乗りに行ったことがあります。
    北京ダックを食べるのをかねて。
    本当にまるでバスですね。なかなかおもしろかったです。
    特に思い出があるのは、交差点などで架線が途切れているときに、
    パンタグラフ(?)をいったん下げて、交差点を渡りきったらまたあげ
    ているのがなかなか見物でした。見ていると自動装置が壊れているもの
    もあったらしく、竿で上げ下げしていました。

  • ホァランポーン駅到着列車

    の引き上げは、次のとおりだったと思います。

    客車列車(ディーゼル機関車が牽引)の場合は、改札から見て右側の1~4号線あたりに到着することが多い。
    気動車(ディーゼル=DRC)の場合は、運転台が両方についているため折り返し発車できるので、その限りにあらず。
    1・2号線の場合は駅舎の建物(1階は前売乗車券売場や寝台車のリネン・タオル集積場など、2階は駅事務室か?長い廊下のホーム側に開け放たれた窓が続いている。クアラルンプール駅のようにステーションホテルにしてくれたら1日中列車を眺めていられるのになぁ)がある関係でホームが3号線以降より数両分短く、先頭が機関車のこともあり出口まで相当長く歩かねばならない。
    機関車が先頭で入線するため、牽引してきた客車との連結器を開放し、機関区の入替機関車を客車最後尾に連結して少し下り方向左手の機関区(客車区と混然一体か?)へ引き上げ。そのあと機関車も推進(バック)運転で機関区へ引き上げ。
    入庫作業の効率を考えると、1番線側へ到着するより反対側の12番線側のほうが本線を横切らなくてすむと思うし、到着前に駅手前でしばらく停車することが多いのは入換作業待ちのためかも知れない。
    ただ左側通行なので到着列車が出発列車の進路を妨げないよう、1番線側に入線するのかも?

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    退会ユーザ @*******
    06/02/17 10:46

    発着番線など

     おっしゃるとおり、客車列車で到着した場合は番線の若い方、2と1/2番線のようなのもあったと思いますが、駅を背にして右手に到着します。出発はもっぱら左手の方、ただしDRCは7番線と相場が決まっているいるように思えます。少し奥まった、最も左の12番線近辺は、チャーチュンサオ行きなどのDRCに使われることも多いですね。9番線、10番線あたりが、出発してからあまりポイントをわたらずに本線へ直進できるので、優等列車が使うことも多いようです。その割には、ノーンカーイ行きのrapidが6番線から出てみたりと、よく分かりません。

     客車列車でも推進運転で入線してきますが、尾久から上野の45km/hどころか、かなりの速度を出してつっこんでくる印象があります。

     番線のことを「1号線」とおっしゃるとは、阪急沿線で育ったお方でしょうか。

  • 退会ユーザ @*******
    06/02/16 22:57

    続編を楽しみにしています

     興味深く拝見しました。私も、サワンカローク線に乗ったとき、タイ国鉄(当時)の車掌さんから非常に懇意にしてもらい、記憶に鮮明に残っています。所属事務所の住所などを聞き、手紙を送ったのですが、そのままとなってしまっています。

     タイ鉄道の職員さんは、一般的には英語も少しは話す人も多いですが、鉄道に関する細かい話を伺おうとすると、やはりタイ語が必須ですね。私のタイ語も、まだまだ不十分で、今度はもっと勉強して、支線区を乗車する際などに役立てようと思います。

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