空港でP45のアイスクリームを買いP100渡した。P50つりをくれたままとぼけている。文句をいうと棚の隅に隠したP5をすました顔して渡した。完全に開き直っている。その外にも日本人と見ると、空港職員が要らない世話を焼いてきて、軽く「thank you」とその場を去ろうとすると「気持ち、気持ち!」と日本語でチップを要求してくる。「ここはチップを渡す必要がない」と明確にわかっていても非常に圧迫を感じる。気持ちよく切り抜ける方法はないものだろうか。
ある日私は滞在したホテルのテレビで、協会の神父に号泣しながら礼を言う中年女を見た。「マラーミン マラーミン サラマッポ!(大変 大変 ありがとう)」 これだ!と思った。
帰りの空港でトイレに入ったところ、掃除のおじさんが何度も断る私にしつこく世話をやいてきた。用を足し終えた私は手を洗い、ぴったり私に寄り添うおじさんに笑顔で元気よく「マラーミン マラーミン サラマッポ!」と現地語で言ってトイレを出た。虚をつかれた彼はあきらめたようだった。
それにしても法外なチップを与える日本人が多いのか、ぎらぎらしている空港職員が目に付く。・・・