Re: その格言の意図する所とは?

簡単に検索してみましたが、なんと・・・

http://www.nork.co.jp/ronbun1999.12.htm

日本マクドナルド元社長の藤田田氏の言葉みたいです。

氏に言わせれば、アルメニア人が最も商売上手らしいです。

アルメニア系の財閥や企業って全く思いつきませんが・・・。

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3件のコメント

  • 財閥・起業ではないのですが・・・

    Kowalskiさんリンク先の紹介ありがとうございました。
    興味深かったのと併せて2年ほど前に見た映画の事を思い出しました。

    「アララトの聖母」アトム・エゴヤン監督

    ポスターに惹かれてふらっと入った映画だったのですが、リンク先の文中にあったアルメニア人の大虐殺がモチーフになっていました。

    映画を見ていて「これってクルド人じゃないの?」なんてズレた事考えたり、豊富に表現者のいるユダヤ人と違って国際的に知られていない「こういう事」は自分が想像もつかない程多いのだろうな・・・と暗澹たる気持ちになりました。

    この作品の監督の両親は共にアルメニア人でエジプト、カナダへと渡ったようです。(監督はカナダ育ち)

    映画を見た時点ではアルメニアの事はおろか、映画の内容も知らなかったので随分見落とした事があったかも知れません。(アルメニア人の商才に関するシーンもなかったかと・・・)今見たら別の視点が持てるかもですね。

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    アルメニア人ジェノサイト(大虐殺)とヒットラー

    ごえもんさんは、よく、こんな映画を発掘されましたね。世界中には、チェチェンやルワンダだけじゃなく、まだまだ埋もれた民族大虐殺があった事を、今日改めて知りました。

    昨日は「難民としてアメリカにやってきたアルメニア人」みたいに軽くあしらってしまったのですが、それどころの話ではなく、ナチのユダヤ人虐殺のまるで前座みたいな様相です。ネット検索で写真もみましたが、DCのホロコースト博物館にあったのと同じ様な写真です。

    現在に至っても、トルコ政府はこの事実について謝罪どころか、知らないふりで通している事が、EUに入れてもらえない一因であるとか。

    アルメニア人大虐殺というのは、日本ではほとんど知られてない史実ですが、調べた所、ヨーロッパでの評価は、トルコがこの大虐殺さえ引き起こさなければ、ヒットラーはユダヤ人大虐殺をしなかただろう、という所で落ち着いているようですね。ヒットラーはホロコーストで檄を飛ばす時に、アルメニア人ジェノサイトを引き合いに「どうせ、ばれない」みたいな事を言っていたらしいですから、これを念頭においてユダヤ人を迫害したに違いないと考えられているようです。

    やった事も似ていて、第一次虐殺は、国王によるオスマン領域内に住むアルメニア人の迫害、第二次は、青年トルコ党政府によるアルメニア人の移送、すなわち移送した所で殺すという、ナチが収容所で虐殺した流れと全く同じです。ヒットラー、何でもパクります。

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  • リンク先の寄稿が、とても面白い

    藤田田氏もダイエーの中内氏も西武のツツミさんも、風雲児として名を馳せ、晩節を汚した金持ち有名人スリートップですが、藤田さんは、神谷町フリーメーソンの会員だったとか言われてますね。

    フリーメーソンって、オウム真理狂が煽ったような恐い存在でも、陰の経済界立て役者みたいなパワーで世をコントロールしてる訳でもなく、古くはユダヤ人石工組合として発祥し(シンボルマークは、コンパスと分度器=石工の商売道具)、現代では、ライオンズクラブみたいな著名人サロン化してるようです。ライオンズが地元名士集団なら、メーソンは財界人専用クラブかな。結果、経済同友会とか経団連とかとメンバーが重複してるから、まるで経済マフィアみたいな印象を「もたせる」理由に利用されたのでしょうか。まあ、どうでもいいや。

    ところで、リンクに示して下さった、佐藤祥一氏の寄稿は、とても面白かった。特に前段部分の解説は、ここのトピへの答えみたいなものを内包しているので、ちょっと、長くなりますが、重要っぽい部分を抜粋しますと、

    「華僑、インド人、アラブ人、ユダヤ人、アルメニア人といずれも順位を付けることに大きな意味はないとしても確実に言えることは、ここに述べた民族全てが歴史的に虐げられ政治的に分割服属を余儀なくされた民族の末裔だということです。そしてこれらの民族にとって共通していることは、海外にあって守ってくれる「政府」がなく、それぞれの地で自らの結合組織、相互扶助組織を合法、非合法を問わず作り上げました。」

    「つまり共通のキーワードは何なのかを探り出すことです。世界に広が る彼らの経済力のバックグラウンドは、結論から言うと、血縁(同族)、地縁(同郷)、業縁 (同業)とりわけ前の二つの結合を非常に大切にし、民族の歴史、風習、宗教を頑に子孫に伝え ているということです。かれらの団結力、バイタリティを持続させた源は精神生活の共通のフィ ールドをもっていて、それをしっかり伝承しているというところにその強さがあるのではないか と思っています。全く異境の地で頼れるものは、同じ血縁、地縁の人々がもつ精神の共通性があ ったからと考えています。」(←イスラエルみたいな定住地では、上手く廻らなくなってきたようです)

    「いずれも厳しい環境で生き抜くために、精神生活の拠り所として、代々伝わる思想や宗教を大切にし、併せて三縁とよばれる血縁、地縁、業縁のネットワークを守り、拡大していったのです。」

    長い為に、ほんの抜粋ですが、前段だけでも、興味深い話が展開されていますから、皆さんもちゃんと読んでみて下さい。

    氏の説明によると、現在のアルメニアに大企業があるのではなく、第一次世界大戦時代に、難民としてアメリカに亡命してきた膨大なアルメニア人の末裔に、アメリカで商売上手で成功した例が目立つ、みたいな意味あいのようですね。

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  • Re^2: その格言の意図する所とは?

    そういえば藤田田氏には「ユダヤの商法」という著書がありましたね。

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