レポート

三菱東京UFJ銀行とイル・ド・フランス・パリ貯蓄銀行との口座開設提携

公開日 : 2006年02月25日
最終更新 :

 という、記事が日経に出ていました。
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20060225AT2Y2400324022006.html

 新聞の方には確か、27日から実施と出ていたような気がしますが・・・。

http://www.caisse-epargne.fr/asp/modele2.aspx?np=accueil_banque_pratique&MC=751&URLRetourAccuse=http://www.caisse-epargne.fr/asp/modele1.aspx

 Caisse d'Epargne Ile-de-France Parisというのが正式名称と思いますが、これって、日本で言う「信用金庫」のようなものですよね。ドイツでもKasse~というのがありますが、これは地域金融機関です。日本で言うならば東京か関東地方の大手信金と組むようなものか・・・。「貯蓄銀行グループ」としては英語版ウエブサイトがありますが、このイル・ド~に関しては、英語サイトがないようなので、いくらフランスといえども、いまいち「国際性」には欠けるか・・・「仏大手金融機関」には違いないのでしょうがけど。

 「ふーん、「富裕層」は信用金庫で運用するのかあ・・」とか、細かい突っ込みはやめておいて(格付けは確かダブルAだったし、ファンドも売ってるみたいです。念のため。)、一応「旅行者の需要」を見込んでいるとのこと。

 ユーロの預金があれば、ユーロ圏のATMからの引き出しは無料・・・というのも、本当かなあ。というのがありますし、きょうび、仮に年に何回も渡仏するビジネスマンでも、わざわざ旅行資金だけのために口座を作る必要はないでしょうが、一つ興味があるのが「カルト・ブルー」を発行してくれるのかということ。非居住者でも発行してくれるのであれば(カルト・ブルー自体は発行しているとウエブに載っている。)それだけは価値があるかなあ。

 というのも、先年、シャンゼリゼ通りのフナックでレジでのこと。すごく混んでいて、しばらく並んでいたのですが、観察していると前の人はことごとく「カルト・ブルー」で支払っています。「シャンゼリゼなのに外人はおらんのか・・・クレジットカードを出すと、いかにも外人ぽい・・・」と不安一杯でセゾンカードを出したところ「むっしゅ、ぱすぽーる、しぃるぶぷれ!」首から下着の下にかけていたパスポート入れからパスポート出して、提示せざるを得なかったときのあの悔しさ・・・は忘れません。

 もちろん、仏国内でクレジットカードを切ったときに「身分証提示」を求められたのは、このときだけだったので、こちらの方が「特殊な例」なんですが、シャンゼリゼのど真ん中で、「天下の日本人」に対して、仏最大の本・CD屋がやることか・・・と案外ショックでした。いずれにしろ、香港でオクトパスカードを使うのと同様、おフランスでは「カルト・ブルー」で支払うのがやはりスマートなのには違いありません。

 という、つまらない見栄のために(今のところおフランスに行く予定はないですが)ちらっと三菱東京UFJに聞いてみようかな。と思っています。



 

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