日帰りですか?泊まれるのですか?

もし泊まれるというのであればスイス国内のどこの山の絶景だってみられるわけですが。ローザンヌまたはベルン経由でフィスプまで行く。ここまで2時間です。ここから南の谷へ入ればマッターホルン。北へ向かってインターラーケンへ行けばユングフラウ三山方向で泊まりの旅ならどちらへでも。インターラーケンオストまで1回乗り換えて1時間です。ユングフラウ三山の展望をするのにはここからさらに30分から1時間程度乗り物で山の見えるところまで行かねばなりません。ユングフラウヨッホ、鉄道最高地点まではさらに登山鉄道で1時間で行けますが、山懐というか山の肩部分まで出てしまうため、展望は近くのメンヒとユングフラウ。南に広がる氷河アレッチとそのはるか先に小さく見えるエギスホルンなどの低い山々です。
一方、グリンデルワルドまで電車で行き、街中を10分ほど歩いて上がりフィルストというところまで行くゴンドラリフトに乗ると40分ほどで頂上です。ここからの展望は左に垂直の北壁を持つヴェッターホルン、中央にこの地域で最も標高の高いシュレックホルン、右端にアイガーが見えるという構図でこのパノラマは見事です。
僕がもっともすぐれた山の絶景だと思うのは、インターラーケンオストから一駅のヴィルダースヴィル Wilderswil から出るシーニゲプラッテ(山)行きの登山電車で行くシーニゲプラッテ Shynigeplate から見るユングフラウ三山の大パノラマです。もっと高い山々なのですが、それほど遠くに仰ぎ見るというわけでもなくほぼ目の高さに゛豪快に広がるアイガー、メンヒ、ユングフラウの風景を頂上のレストランのテラスでジョッキを傾けながら眺めていれば時のたつのを忘れる思いです。労せずしてユングフラウ三山の絶景を見られインターラーケンから遠くなく時刻を気にしてゆっくり滞在できないということがありません。
マッターホルンは言わずと知れたスイスの雄です。町から1時間、登山電車で行くゴルナーグラートはここへ来た人みんなが行くポイント。午前中の頂上は日本人観光客で埋まります。                   あまり人が行かない手ごろなポイントが町から地下ケーブルカーで登るスネガ SUNNEGA 。5分で器量よしのマッターホルンが正面に見えるレストランテラスがあります。時間があればさらにゴンドラリフトで上がるブラウヘルト。さらにはウンターロートホルンまでロープウェイがかかっています。時間的な制限がある場合には途中どこから引き返してもいいこのコースが臨機応変の行動ができていいのではないでしょうか。いずれにしても天候がカギです。好天を祈ります。

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