時期が時期なので

ここには何も書かれていないし、よもや直前に
このような質問を投げるはずもない（多くは、
先の予約をするか否かの判断材料ですが、
上記書き込みからはすでに購入済みは
わかります）と思ってはいましたが、
”やはり”連休ですね・・。

29日は良いとして、問題は5日か8日の帰国。
今年は6もそうからわず、7はピークでしょう。
要するに、関西便は何便もあるか、
CX382ZRH 13:30 HKG 07:05 +1

予約は、
CX594 HKG 08:00 KIX 12:50で、他にも
CX506 HKG 10:20 KIX 15:05
CX568 HKG 11:30 KIX 16:20
CX502 HKG 16:25 KIX 21:10
CX566 HKG 01:45 KIX 06:30
TPE経由の
CX564 HKG 13:10 KIX 20:10
がありますが、予想通り、8日はほぼ満席。
次いで7。6が谷で5もきつい。
要するに、振り替えは可能でも、同じような境遇の
人が山のように居るわけです。

香港も中東ほどではないが、自国に呼び込むよりも
経由地として空港を提供する側面が強いので、
欧州からの便は早朝に集中します。

CX 292 FCO 1240 HKG 0620*
CX 376 DUS 1325 HKG 0635*
CX 288 FRA 1345 HKG 0650*
CX 234 MXP 1315 HKG 0650*
CX 252 LHR 1225 HKG 0705*
欧州ではないが、
CX 746 DXB 1705 HKG 0505*

往路の29日はほぼ満席で、明らかに欧州便の客で混んでいるのでしょう。
CX 507 KIX 1800 HKG 2055
CX 289 HKG 0030 FRA 0640

要するに、対象者がたった一人なら、記録上満席でも（CXは上級会員なら
必ず予約できる枠があるので、完全には埋まらないし）、実際にはなんとか
なるでしょうが、以前のように香港に日本人客が殺到することはなくなった
ものの、やはり時期が時期で、今年連休当たり年です。振り替え枠があっても、
それを得るには序列があります。また、東京、名古屋、福岡（札幌）にも便があるが、
混雑はおなじで、とても厳しいのはかわりない。

乗り継ぎ自体は、流れに身を任せる以外にないので（遅れても待つとか、
走れば間に合うとか良く言われますが、実際はかなり機械的に処理
されます）、むしろ、万が一遅れたときの対応を考えましょう。
なお、到着便が定時で、客が空港で迷う、買い物に夢中になることで
乗り逃がしたら航空会社一切責任をとりませんが、空港で到着便が遅れた場合、
客は地上係員の指示に従うだけのことです。勝手な判断は御法度。

例えば、到着便が遅れれば、出口で乗り換え便のプラカード（紙を
抱えた）持って地上係員が待機しています。このとき、かりに上級
クラスの客で（空港の都合でもない限り、キャセイはしっかりと順番に出す）
一番先に出られても、勝手に行くことは許されません。対象の最後の客が
出てくるまで待たされます。一度、”勝手知ったる空港なので先に行っても
良いか”と聞いたら、”一緒に行けば乗り継ぎは保証するが、勝手に行って
遅れたら保証はできない”と言われ、最後の客が来るまで待たされました。
赤い服のおねーさんと一緒なら、乗り換えゲートをバイパス（列を越して）
できるので、混んでいるときは明らかに有利。

これが、自分ですることがない、という理由です。また、すでに乗れないと
判断されたら、その席は流れて（搭乗券が変更になっている）、ゲートで
別の搭乗券を渡されます。希に（今度の連休なんかもそれが予想される）、
当面便がない、特殊な乗り継ぎなどの場合は、一度交渉に入ります。
結局、勝手に行動しても無駄なのです。と言うか、勝手な行動はできないのです。
唯一あるのは、交渉。もっと便利な便、他社でも繋いで運んで欲しいとか、
客の側からの提案・交渉です。これには、フライトに関する知識が必要。
あとは、現地着後の対応で、交通手段がなくなるとか、その先のフライトが
ある（同じ予約でない場合は、運が良ければ程度）とか。

早朝便で、翌日しか振り替えができないというケースは希でしょうが、あり得なくも
ない。8日なら最悪、CX566になってもおかしくはない。
むしろ、空きが出るか否かわからないので、例えば、CX502まで待って空きが出ないのなら、
さっさと宿の提供でも受けて、香港で休んでいたほうが断然楽だし、観光もできる。
このあたりの判断と、翌日が仕事とかなら、その対処法。いざとなったら自腹で
他社便を使って戻ることだってあり得るのです。

連休とか、日本民族大移動の時期でもなければ、まず心配は無用ですが、一応、
万が一のことは考えておくべきで、香港乗り換え法は一度往路で経験すれば
わかることです。