今はスイスなんです

フランスにも10年に足らないほど住んでいましたが、今はスイスなんです。

コルシカは、私も長年行きたいと思っているのですが、いつも夫(パリジャンです)が良い顔をしないんです。「フランス本土の人が嫌われている」とか「直ぐに頭に血が上る人たち」とか、あんまり良い印象を持っていないようで……。「それっていわゆるステレオタイプで、根拠無いじゃん。行った事も無いくせに」と言っては見るのですが、いつも渋い顔をされてしまいます。一体なんなんでしょうね。

フランス人観光客がおとなしい、というのはなんとなく分かります(それからアメリカ人とドイツ人がそういうところがすきそうなのも!)。夫もですが、いわゆる「観光地」が好きじゃない人が多いんですよね。へそ曲がり屋さんが多いので…。

一般的に多くの人が惹かれるところというよりは、隠された自分だけのお気に入りを見つけることに喜びを感じるんですよね~。私もこんな夫と長年一緒にいるうち、少なくとも旅行のスタイルはすっかりフランス人的(?)になってしまいました。

お話を聞いていて、やっぱり今回は南トスカーナの田舎に4泊くらいしよう!という気持ちになってきました。せいぜい早起きして午前中に観光を終え、午後はお昼寝とプール、夕方からまた出直すというスケジュールにしたいと思います。

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1件のコメント

  • 退会ユーザ @*******
    17/04/06 01:52

    フランスでもこの手の話がありましたか

    すみません、お書きになったことについ興味を持ってしまってだらだらレスを続けてしまいます。

    フランス本土の人はコルシカにそのようなイメージをお持ちなんですね!何とここでもか、という印象です。コルシカなんてイタリアから見ればシチリアよりも近いすぐ横のお隣さんなのですが。
    私はシチリアと南イタリアが好きで、伊在住時から良くフィレンツェを後にして南に出かけていましたが、シチリアに行くとかバーリ(南部の大都市)に行くとかいうと、フィレンツェの知人はそんなとこ危ないから行くなとか、行ったら撃たれるとか、果ては南部人はみんなマフィアだ、とか真顔で言って止めようとしました。テレビでマフィア逮捕のニュースが流れると、ほれ見たことか、という感じでした。
    どちらも同じ国なのに、残念なステレオタイプです。
    イタリアの映画にBenvenuti al sud(南へようこそ)というまさにこのようなステレオタイプを描いた面白いものがありますが、確かこれにはフランス版もあると聞きます。フランスでは北部人による差別の対象はどの地域なんでしょうか。

    それではこれにて失礼します。

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    情報のお礼と言っては…ですが

    フランス本土の知人の中には、コルシカにバカンスに毎年のように行く人も居ますし、フランス本土の人全てがコルシカにマイナスのイメージを持っているのか、と聞かれるとそうとは言いがたいです。

    念のため、夫は政治的には中道、一般的には比較的リベラルな物の考え方をする人です。

    地理的にもそうですが、カルチャーもフランスというよりはイタリアで知られているのは、ナポレオンの昔から変わらないのでしょうね。後の皇帝は訛りを馬鹿にされたり酷い目にあったようですが…。

    フランス北部の人が南部の人を悪く言うときは「ルーズ」「時間に不正確」「口が上手いだけで実行しない」などの表現を使うことが多いです。ものすごく一般化して言うと、フランス内を北に行けばいくほど真面目になり、南にいけば行くほどリラックスしたカルチャーになりますので…。コルシカになるとこれに更に「喧嘩っ早い」などが付け加わるようです。

    ただ、フランス北部の人が南部の人を悪く言うときの感覚は、東京の人が大阪のおばちゃんを「けばけばしい」「やかましい」などと言うのと似ていて、「差別」というほど強くないのかなぁという気がします。あくまで、個人的な見解に過ぎませんが。反対に南の人も北の人を「硬い」「融通がきかない」「無愛想」「冷たい」などといいますしね。

    情報をたくさんいただいたお礼と言っては申し訳ないほどの個人的意見ですが、ご参考になれば。また書き込んでくださいね。