凶悪都市ヨハネスブルクの歩き方その8 CBD最後の街歩き2

 少し南下して、コミッショナー通りを中心に東の方に歩いて行く。この辺がいわゆるマーシャルタウンで丸の内みたいなところで、やや昔日の面影のようなところがあるが歴史的建物も多く、おもしろい。ただし、ショッピングには向かない。ずっと歩いてガンジー広場まで出た。ここは一大バスターミナルでちょうど学生の帰宅時間に重なり、学生もバスも一杯いる。が、ここからバスに乗って果たしてどこに行くか・・・今回は諦めたが、パーク駅の地下を走る大路線網を持つメトロレールと市内バスは次回の楽しみ、として取っておくことにする。

実はカールトンセンターはこの広場のすぐ先であったのだけど(そのときは分からなかった)、やや酔っ払い気味なのもあり、この辺でパーク駅に戻ることにした。

南北方向に貫いているRisslk Stを歩くだけでは面白くないので、脇道を歩いたが、本来ならこの一帯が大繁華街・・昔はそうだったのかも知れないが・・・でいいはずであるか、賑やかなのだけどショッピングセンターや世界ブランドのお店は皆無である。この辺が今のCBDの現実なんだろうなあ。

今日がCBDをうろつく最後(明日はCity Sightseing busで文字通り上から目線で街を走ることになる。)なので、もう一度ミニバス乗り場と周辺のマーケットを冷やかすことにした。途中、露店のおばさんたちが「チャイナ!」と声をかけてくるので、「ジャパン、ジャパニーズ!」と訂正したら「コンニチハ、アリガトウ」と返ってきた。ちょっぴり目頭が熱くなった。今、この近辺を歩く日本人なんて、ほとんど絶えているだろうに、昔の日本語を覚えているんだろうか・・・CBDでも日本人と分かれば「コンニチハ」と返してくれる人はとても多い。

ホテルに着いたのは17時頃。そう、ビールもあって昼ご飯は食べ損なった。一休みしてから、ヨハネスブルク最後の晩餐のため、向かいのステーキハウスに行った。今日は300グラムのランプステーキとビール一杯、グラスワイン2杯・・・であった。

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