経路など

ベトナムは民俗文化がタイ・ラーオと異なり、越南国という印象です。
中越国境やディエン・ビエン・フーへいらっしゃるならハノイから入る意味があるかもしれません。

苦難の道、ベトナム・ラオス国境も最近はボックスカーでサバからルアンパバーン入る便もあるようで、だいぶん様変わりしてきました。

比較的通りやすいのはVinhまで南下してラオスのラクサーオへ入る道。
ラクサーオの西のバンナーヒンからタム・コンロ―(コンロ―洞窟)へ行く道がお勧めです。この道は袋小路のようになっていますので旅行者が少なく、桃源郷のような緑が美しい場所です。(わたしもまた雨季の始めの季節に行きたい)
最近のガイド本にも載っているかな。
ヒンブンからボートでヒンブン川を遡上すると、水牛の群れが体を乾かしていたり、小魚が水面をはねていくのが興味深かったりします。川の本流が洞窟を貫流しているタム・コンロ―をぜひ計画に入れてください。

タム・コンロ―からは朝のバスがビエンチャン・ドンドークの南バスターミナルへ行きます。
1日1便ですがタイの1等バスに相当するようなきれいな乗り心地の好いバスです。

ビエンチャンから山道をルアンパバーンへ。
この道は住民の暮らしがうかがえる車窓は興味深い道です。夜行で通らないでね。
ルアンパバーンは住む人の気持ちの良いところですから、最低3泊程度はしてゆっくりしましょう。

ルアンパバーンからは舟またはバスでタイを目指します。
これも以前は北部のボーケオ県のフアイサイ一択のような感じでしたが、今は国際バスがムアンルーイとナーンへ毎日各1便。ルーイまでは約9時間(8時-17時)、ナーンまでは約8時間(8:30-16:30)。

東北タイのルーイの町は取り立てて何もないような町ですが、わたしは何度も旅行しています。
メコン川の傍のチェンカーンという町の木造家屋の家並みが人気です。
ルーイからはピッサヌローク、スコータイ方面へバス便があります。

北タイのナーンは交通が隔絶したような町ですが、そのために独自の文化が残ります。
ワット・プーミンという四面に入口のある寺院の壁画は、タイ民俗画の源流と思います。お勧め。
ナーンからチェンラーイへは1等バスが中型バスへ縮小しています。1日1便。

フアイサイからチェンコーンへ入り、チェンラーイ・チェンマイというコースは定石ですがこれもいいです。

メーサーイからタチレークを経てミャンマー・シャン州へそのまま入国できるか、調べてください。
以前は難しい国境だったこともあります。

チェントーンという町は昔のシャンの都です。行ってみる価値があります。

とりあえず、ここいらへんで。


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1件のコメント

  • 18/04/30 20:15

    ろっきい 様

    ご回答ありがとうございます!

    また、沢山の情報を下さりありがとうございます!!

    頂いた情報の中に知らなかった地域があり、調べてみたところ非常に興味深い場所でした。
    プランに組み込んでみようと思います^^

    ちなみに、ハノイからラオスへと考えていたのはこの機会にハロン湾へ行ってみようと思った為です。

    ただ、ベトナムではハロン湾以外の目的が無い為、また次回でも良いのかなとも悩んでいます。

    もう少しプランを考える必要がありそうです...><

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