コンロー洞窟へ、続き こちらは直行バスだから楽でいいやと思っていると乗務員がバスはコンローへは行かないよ、と。なぜかはよくわかりませんが、バスはラクサーオへ行くからと、バスの前面を見ると行先表示のプレートがラクサーオに変わっています。なんだよ。ソンテウに乗換か。 これはこの地域では珍しいことではなく、大型バスのサワンナケート行に乗ったはずなのにいつの間にかターケーク止まり。行先板もターケークに変わったことがありました。 ソンテウが出発するまでの間にバーン・ナーヒンの町中にあったターミナルがこちらへ移転してサイコンロー・バスターミナルとなったことなどを聞き出します。ソンテウの運転手には宿の名前を伝えてちゃんと降ろしてもらう算段をします。 足の不自由な男がソンテウの荷台ににじり寄ってきました。近くの乗客が手伝って乗せてあげます。 この男はものをよく考える人のようで、どこから来たのか、ラオス語は話せるのかといろいろ訊いてきます。 ソンテウが出発して最初にわたる川が仮橋のようになっていて、これのために大型バスが入れないんだね、と聞くとそうだよと。反対方向から来たソンテウの運転手とこちらの運転手が何か話したかと思うと、運転手が向こうの車に乗って行ってしまい、年配の運転手と交代しました。どうしたのか、二人は親子なんだよ。なるほど。 タムコンローまではまだ道のりがあり、途中で強い雨がありました。小止みになったころ、彼は途中の村で上手に上半身を使って降りて行きました。 そうだ、客が下りるときに替った運転手に行先を伝えて置かないといけません。スプリングリバーへ。 他にも街道を外れて途中の村まで行くお姉さんもいたりして、ソンテウは街道から離れたリゾートの駐車場まで行ってくれました。 直行バスならコンローまでのバス代は支払ったはずなのに別途2万5千Kipを支払います。それでも宿まで運んでもらえてありがたい。 初めのレポートは字数制限を超過したので、続報にしました。
忘れないうちに書いておく タムコンロ―行のソンテウが出発したのは後続のビエンチャン発11時30分のラクサーオ行中型バスが到着してからだった。 この方が乗り継ぎ時間が短く効率的に見えるが、ラオスのことなのでコンロ―行のソンテウがいつも後続のラクサーオ行との接続をとるとは限りません。中型バスが遅れれば待たないかもしれない。 それと長距離になると大型バスとベトナムで使われているような中型バスは乗り心地にかなり差があるから、それだけでも大型バスの方が良い。 ビエンチャンに特派員の有能な方がいらっしゃれば、ラオスのバスの運行管理の問題点を当局に指摘してもらいたいところです。