18/12/05 21:35

冷凍はダメ

引用ばかりになってしまいますが、
Q14 : 輸入が禁止されている果実でも冷凍すれば輸入できるのでしょうか?
A : 単なる冷凍だけでは輸入することはできません。輸入するためには、次の条件をすべて満たした凍結果実であることが必要です。
1. 輸出国の施設で-17.8℃(華氏0度)以下で凍結されていること。
2. 1.の凍結状態が日本での植物検査の時点まで維持されていること。
3. 1.の凍結措置について、輸出国植物防疫機関が発行した「検査証明書(植物検疫証明書又はphytosanitary certificateとも言います。)」に記載されていること。
なお、3.の証明書については、あらかじめ日本の植物防疫機関が認めた公的機関の証明書でも可能な場合があります。詳しくは、植物防疫所にお問い合わせください。

ジャムと芋とは全く違うのと、地域による、害虫、病原菌を無視したある意味勝手な解釈で客観性がありません。

沖縄ですら紅芋は殺菌(殺虫)処理しないと本土には持ち込めません。沖縄のチチュウカイミバエとの壮絶な闘いはご存知ですよね。

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2件のコメント

  • 実質全ての植物が不可

    9月にタイから蘭の切り花を持ち込みました。
    その時JORGEさま仰る輸出国の植物防疫機関が発行した「検査証明書」の添付を10月1日より厳格にすると言っていました。
    業者以外はこの証明書の取得が難しいので全ての植物が持ち込めなくなるようです。

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  • Re: 冷凍はダメ

    あれれ、ならなんで生魚や生果物が持ち込めたんだろう?
    税関で見せたけど何も言われなかった。
    ガッツリ法律が有るのに完全に無視した税関なのかな?
    アマゾンという地域には害虫が居ない?、そんなハズはない・・。
    チチュウカイミバエは卸売市場に行けば必ず知ることです。
    国際空港の保税倉庫でも同じこと。


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    18/12/06 08:03

    魚、肉と植物との違い

    恐らく、検疫の違いの理由を明確に語れるひとは居ないと思います。

    実は、魚(水産性動物)の検疫は資源保護の観点からなされていて、食の安全とかは考慮されていないのです。ですから、お魚様(=養殖)の食料は対象なのですが、人間様の食料(食用)は対象外なのです。さらに、行動範囲(海には国境がなく自由に移動可能)と種類の多さから、細かい対象を設定することが不可能だからだと思います。さらに、法律ができたときと今の科学知見との乖離があり、要するに法律が古くて現実に対応できないこともあるのでしょう。特に魚介類の対象は極めて狭く、現状で良いとは言いがたいのではないかと思われます。

    良い例が、隣国からの烏魚子は良いが、牛肉乾は不可。半島のほうなら辛子明太子もOKなのです。これらの国からなら、加工していない魚介類も可能(怖くてできないが)です。

    これに対し植物は簡単(あくまで理論)で、鳥が種を運ぶとか以外には勝手に移動できないものなので、しかも多くは”生きた状態(少なくとも細胞は生きていて、動物と異なり分化が可能)”で存在し、それを人類が勝手に移動させることになると、抵抗性のない植物に病害虫(菌)が侵入したり、先住種に外来種がきて淘汰するなど生態系が狂ってしまうのです。ですから、生の果実(皮をむいて冷凍もそう言っているかは不明ですが)が検査官(税関職員)が確認したものがお咎めなしで国内に侵入することはあり得ないと思うのです。

    確かに高熱(100度ではなく蒸気下120度)処理とか、処理後真空パック状態とかにすれば問題ない筈ですが、少し前にあった缶詰とか肉類はそれでも問題となるし、素人が過熱した程度では無菌、無生物状態は簡単には達成できないので、やはり無理でしょう。

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