ドイチェスハウス

ディンケルスビュールはローテンブルク、ネルトリンゲンと並ぶロマンチック街道の3つの珠玉の街として有名です。
でも鉄道駅がでも廃止され、不便に。
そこで1971年に3つの中世の街を結び、フランクとミュンヘンから観光バス1本で行けるようにしたのがヨーロッパバスのロマンチック街道線です。
当初はフランク~ミュンヘンとヴュルツブルク~フュッセンの2系統あり、どちらも途中下車は自由ですから、ローテンブルクなどで乗り継ぎもできました。
さらにローテンブルクで交差する形のヨーロッパバス古城街道線(ハイデルベルク~ローテンブルク~ニュルンベルク)もあり、ハイデルベルクからローテンブルクまでも便利でした。こちらは廃止、最初の2系統は統合され、今のフランク~ミュンヘン~フュッセンの1本に。
国鉄系だったので3路線ともジャーマンレイルパスなど鉄道パスでタダで乗れました。パスで無料のライン下り観光船とともに2大特典として。
民営化以降、割引だけになり、今はどちらも2割引きに。(独交通史に詳しい先輩の受け売りですが)


ローテンブルクは実は旧市街の4割に当たる北東部が空襲の被害に。ネルトリンゲンとともにディンケルスビュールは戦災を免れ中世のままなので、ローテンブルクより素敵という人が多いわけです。

早朝に出ればバスでディンケルスビュールも行けるかと。
国宝的木組みのドイチェスハウス(ホテル&レストラン)でランチがお勧めです。

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