とある食堂にて。(ミャンマー・マンダレー)

その日は、バガンからマンダレーへ、7時間かけて移動してきました。
当時は、メッティーラ経由しかありませんでした。

現在は、ミンジャン経由が主流ですね。所要5時間くらいです。

朝から何も食べてなかった私は、腹ペコでした。

「よし食うぞ!」

市場ににあった、とある食堂に入りました。
その食堂は、旅行者が入るようなところではありません。
小さな、小さな店でした。

チェッターヒン(チキンカレー)を注文し、さらにフライドチキンを1本、スプライトを頼んで待ってました。

しばらくすると、親子連れと思われる客、4人が入ってきました。

両親と小学生くらいの女の子2人です。
服は、ぼろです。
私の隣りのテーブルに座りました。

料理が運ばれてきました。
腹ペコの私は食いつきました。
食べてると、何やら視線を感じます。
隣りの4人がこちらを見ているのに気付きました。

「食べにくいなぁ」そう。思ってました。

4人の方にも料理が運ばれ、食べ始めました。

「何を食べてるんだろう?」
ちらっと見ました。

4人それぞれ小さなお皿に、白飯がありました。

テーブルの真ん中には、どんぶりがひとつ。
中はスープの様です。
スープをすくっては、白飯を食べてました。

どんぶりの中ですが、具がないんですよ・・・

何とも言えない気持ちになりました。

その後のご飯は、味がしませんでした。















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