関空の発着料の高さ・世界第二位

関空は、既に破綻した第三セクターが、バブル期に無理な計画を立てて、海上に埋め立てしてまで作ってしまった為に、当初から建設費が巨額でした。これをカバーするため、関空は、世界第二位の発着料の高さを誇ります(高額第一位は成田)。

海外の航空会社は、この高い発着料を嫌って、シンガポール・香港といった近場の安い空港に逃げる傾向にあります。

そんな中、関空には構造的な欠陥が次々判明し、巨額の見直し工事が迫られてる・・・・・ただでさえ、セントレアや神戸空港ができて、関空需要が尻すぼみ途上にあるのに。

その奨励金は、関空への需要喚起策であり、上の方のおっしゃるように、エアラインの支払う、世界的高額発着料に対する単なる割引の意味合いにすぎないのです。関空は、航空会社にとって収益の柱であるファースト&ビジネスクラスの利用客が少ないらしく、航空会社の参入メリットの少ない事も指摘されています。

関空プロジェクトは、破綻目前の大阪府の財政に占める割合も飛びぬけて高く、着工済工事を経ても、大した需要が上がらず、このままでは、もうどうしようもない段階に来ています。

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