レポート

メリディアーナ航空がエア・イタリーに名称変更

公開日 : 2018年02月20日
最終更新 :
退会ユーザ @*******

誰も興味を示さないかも知れませんが、今日のイタリアのニュースより。
サルデーニャを拠点とするイタリア第二の航空会社Meridianaが、名称をAir Italyに変更しました。
今後は更に国際路線を拡大する戦略だそうです。既に株式の約半分をカタール航空が取得していたとは知りませんでした。イタリアのリーダーとして22年までに新たに航空機を50機導入し旅客1000万人獲得を目指すとのこと。
今年9月からはバンコク路線も就航だそうで、アリタリアが失墜した今、是非日本にも就航して欲しいものです。早速乗ってみたくなっています。
http://www.ilsole24ore.com/art/finanza-e-mercati/2018-02-19/-meridiana-diventa-air-italy-flotta-50-aerei-entro-2020-e-nuove-rotte-115317.shtml?uuid=AE60MY2D

かつてのナショナルフラッグキャリアであるアリタリアは今どうかというと、相変わらずだらだらと売却交渉継続中。
ルフトハンザの条件を政府任命の特別委員会が蹴ったので、ここへの売却はチャラ。
代わりに今交渉中なのが、AF/KLMとイージージェットとデルタ、それからアメリカの投資ファンドCerberus(地獄の番犬ケルベロスのことだろうか?名前が忌々しい)の4つだそうで、どうなるでしょうね。船頭多くして・・かも。
http://www.ilsole24ore.com/art/notizie/2018-02-15/airfrance-klm-easyjet-delta-e-cerberus-maxi-alleanza-acquistare-alitalia-183727.shtml?rlabs=1

以上、誰も読まないかもしれないレポートでした。サーバーの無駄遣い失礼。



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3件のコメント

  • 退会ユーザ @*******
    18/02/27 02:11

    もうバンコク便が検索可能

    9月上旬就航ということなので検索可能になっていました。サイトはまだメリディアーナのままですが。
    名称変更に伴い、ハブ空港をサルデーニャのオルビアから一気にマルペンサに移しています。
    9月9日就航なのかな。マルペンサからバンコク(BKK)行き14時45分発で翌日6時50分着、11時間5分のフライト、料金は225,57ユーロ。
    逆は9月10日から、バンコク8時50分発、マルペンサ着15時40分、フライト時間は11時50分、料金はなぜかこちらの方が安くて215,36ユーロ。

    タイに寄ってからイタリアへ、いかがですか、皆様。
    特にこのルートがお好きなGIULIAさん。あ、ストップオーバーの方が安いか。

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    退会ユーザ @*******
    18/02/27 21:34

    LCCかと思っていました。

    安いですね。飯付き、荷物コミでその価格なら、TG便の半額近い運賃ですから、タイ人需要が見込めると思いますよ。日本やアジア各地の乗客は、安い中国、ロシア、中東経由があるので、取り込みは難しいのでは、空港がスワンナプームなので、LCCからの乗り継ぎが不可となりますね。


    余談ですが


    バンコク・関空LCC直行便は、乗客の9割がタイ人で占められています。ビザの発給条件を緩和した結果、着陸料の安さも相まって、観光客増加ランキングで大阪が世界一だそうですよ。世界で一番観光客が多いのはフランス、2位はアメリカ、日本は16位、さてイタリアは何位だと思いますか?


    2011年は、関空を発着するLCCは週47便だったのが、2017は週481便ですって。そりゃ、関空が混みあってるはずですね。テロの影響でフランスなどのEU諸国への観光客は大幅に減り、安全なアジアへの観光客が増えているそうです。


  • 退会ユーザ @*******
    18/02/21 21:43

    アガ・カーン系企業でした

    メリディアーナの前身はアリサルダ航空というのですが、名前だけでアリタリアの子会社なんだろうなと勝手に思いこんでいましたが、大間違い。
    興味を俄然持ち始めて調べたら、なんとアガ・カーン(アーガー・ハーン)系企業ではないですか。(世界的大富豪の大企業家です。)
    サルデーニャが本拠地ということから勘を働かせるべきでした。有名な超高級リゾートのコスタ・ズメラルダはこの人が開発したところでして、私はPorto Cervoって都市かと思ってたら違って高級ヨットクラブと中心としたリゾートのことなんだそうで、結局アリサルダはここへの空路移動を目的として作られた航空会社なんだそうです。スケールが違いすぎる。
    アガ・カーンとカタールのハマド首長が手を結んだのがメリディアーナ改めエア・イタリーということは、もう無敵ですね。アリタリアの従来の位置に取って代わることを狙っての名称変更とみました。株式の49パーセント保有という過半数越えない微妙な数値も興味深い。
    イタリアの空はアガ・カーンとカタールvsアブダビというイスラーム系大資本の代理経済戦争の舞台になっていたとは。
    面白すぎて目が離せなくなってきました。こういう航空経営戦略系の話が好きな方は是非チェックしてみてください。

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  • 株式の約半分をカタール航空?

    ここには ”privately owned” とありますが?

    https://en.wikipedia.org/wiki/Meridiana

    ミケが先日サウスウエストの株を買ったもよう。 ポチは前々からベトジェット買ったら?と勧めているのに!

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    退会ユーザ @*******
    18/02/21 05:13

    49%かと

    リンク先の図を見ますと、アクアホールディングスが100%を保有していますが、アクアの49%はカタールが持っているので、結果的には約半分と言ってもいいと思いますが、いかがでしょうか?

    https://www.meridiana.it/en-en/company_informations/group.aspx