乗り継ぎとエアラインからのメール

振り替えが先だから

搭乗券受けった時点では、すでにAY71便の客ではなくAY73便の客です。AY1434のなかで、遅延に対し対処するわけではなく、この便が遅れた時点で、すでにAY71には間に合わないと、人か機械が判断したために、地上で客の入れ替え（正しくは振り替え）をしており、AY1434が地上に降りた時点ではすでにAY73便の客になっていたのでしょう。通常は出口で地上係員がプラカード掲げて待っている筈なのですが、対象者が多すぎたのか、機内で説明したので（これはパニック時には意味がない）必要ない」と判断したのか。

「40分あるので間に合う」と思い、走る準備をしてでたら、案の定出口で名前が表示されていました。「一緒に走るのか」と思いきや、すでに次便の搭乗券が用意されていたこと。同じく、40分を少し切ったくらいで、これもセーフと思いきや、別室（実際はブースなので開放系）に案内され、振り替えを打診されました。このときは、第一選択肢は翌日の同じ便ですが、「希望には添うようにする」とのことで、色々可能性を提示したのですが、その時間帯は同じ方向に行くフライトが集中するので、次々と締め切りを過ぎてしまい、結局、そこのラウンジで（ホテルを提供できるが、出入りだけで時間が掛かるので空港に残った）半日過ごし、他社便を使い、乗り継いで、目的地ではないが、目的国（日本ですが）に半日遅れで辿り着いたこともあります。

要するに、搭乗券は、客が受け取る受け取らないに関係なくすでに”発行”されているからです。搭乗券というよりも、乗客がAY73の客として登録されているからメールが届いたのです。

確かに便利なのですが、”さあ、空港に行こうか”という時に、”○○便は遅れています・・”とか来るとショックです。また、飛来が遅れ、カウンターでのチェックインも遅れているが、オンラインで済ませてあるので、セキュリティーを通り、出国し、ラウンジに入って寛いでいても、”チェックインが遅れています”とか来る時があります。要するに機械がやっているのでそうなるのです。

AY73は350ですが71は330/350なので、却って良かったのではないのでしょうか？

荷物もコンピューター管理なので、ハンドリングの良い空港なら短時間でできます。短い時間で受け渡しができたのは、AY1434が雲の上にいる時点で振り替えが決まっていた証拠でしょう。私は滅多に荷物を預けないのですが、欧州からの便の出発が30分くらい遅れて、その遅れが最後まで引き摺られたときに、中継空港での乗り継ぎができない状況でした。確か、もともとの乗り継ぎが50分だったので、30分遅れればアウト（このときも出口で次便の搭乗券を受け取りました）。たまたま預けていた荷物は無理だろうなと思ったが、ちゃんと目的地空港では真っ先に出てきました。その航空会社の担当者に、驚きを伝えたら、あっさりと、「コンピューター管理ですから」。