ここ2年ほど、春節明けのこの時期にミャンマーを訪れていましたが、今年はコロナで身動きが取れず自宅に籠っていました。突然にも2月1日に軍部によるクーデターが起きた。歴史が20~30年逆戻りをしたような感じを持ったのですが、ここにきて一般民衆の民主化を求めるパワーが集結し始めてきました。
2011年に軍政から民政に移り、アジア最後のフロンテアともてはやされ、海外からの資本の投入が始まり、観光など人の交流も激増した。国民の収入も増え初めて豊かになり始めた時期だ。民主化の恩恵を少しずつ感じ始めていた。
昨年の2月に宿泊したヤンゴンの安ホテルではとても親切な対応をされたり、博物館ではパスポートを見ただけでとても丁寧な対応を受け、ミャンマー人に対しとても親近感を持っていた。
ミャンマーの行方はミャンマー人が決めればいいと思っているが、旅行中にヤンゴンやマンダレーで親切にしてくれたミャンマーの人たちが、鍋をたたいたり、デモに参加していると思うと応援したくなる。