旅は安さよりもいくらでも変えられる自由さのほうがはるかに価値があると思いますが いい加減気付かれたら? ミュンヘンからザルツ、ザルツからウイーン、ウイーンからプラハ。 いずれも朝から夕方までどのミュンヘン、ザルツ、ウイーンの観光の進行具合で朝、10時、昼、午後、夕方のどの列車に乗ってもいいのに(予約など要らないので)、決められたたった1本の列車にしか乗れないなんて。 安かろう悪かろうの典型ではないですか。 行きたい所にはすべて行けるのが旅の一番の成功でしょ。 早割だと、結局見逃したところを見るために、また行くことになるのですよ。 それに比べれば、5日ともどの列車に乗ってもいいパス代など安いものです。たったの3.2万です。 初心者でなくてもよくある乗り遅れ、乗り間違い、乗り過ごしで払う罰金や高い普通乗車券を改めて買うことには一言も触 れていません。 都合の悪いことには。 せめてヨーロッパの列車旅行に慣れていない、初心者にはリスクの大きい早割を勧めることはやめたほうがいいと思います。 あなたもパスのよさはよくご存じのはず。 1回くらいパスのすばらしさ、自由さを経験させてあげてはどうですか? 慣れてから早割でも少しも構わないではありませんか。 最初から最後まで、どんなことがあっても、その列車に絶対乗らなければならない、不自由きわまりない、早割ではあまりにも可哀想すぎます。
自由さを求めるなら パスを買うとなんだか移動しなくては損のような気持になる。実際一日当たり数千円の出費をしている。 移動しない自由もあるので、その都度近距離の乗車券を購入するほうが安くて自由度が高い。 パスを利用して毎日数百キロを移動するのはあなたの自由です。
ろっきいさんもリタイア後はグローバルパスの旅をぜひ >パスを買うとなんだか移動しなくては損のような気持になる。実際一日当たり数千円の出費をしている。 ヨーロッパ一周したことのある人なら、この疑問はないでしょう。 旅程を作ると、ほぼ毎日移動するような旅程になるからです。 まず、ヨーロッパの多くの街は半日か1日で見れますから、定番のパリ~ブリュッセルまたはブリュージュ~アムス~ケルン~ハイデルベルク~ローテンブルクの移動として平均2~3時間です。 パリで2,3泊の連泊をしたあと、1泊ずつで移動は極めて普通のことです。 パリを8時に発てば、10時(実際は8時20分)にはブリュッセルに着き、丸1日(24時間)滞在しても2時間ずつずれるだけで、わざと毎日移動しなくてもそうなります。夜到着になると、次の街着が深夜となるので、連泊して翌丸1日観光、ここでリセットされ、また8時発のパターンが繰り返されます。 多くの日本人は1週間~10日程度が多く、2週間がせいぜい。必然的にそうなります。ですから、皆さんの旅程を見るとだいたいそんなペースです。 荷物の移動を避け、3、4連泊しながら移動される方もいますが、パリからMSMやロワール城館群、フランクからライ ン下りやハイデルベルク、ローテンブルク、ウイーンからブダペスト、ハルシュタット、プラハやベルリンからドレスデンなどへの日帰りなどにパスを利用するので1か月の旅でもウイーンやプラハ、ローマ市内観光以外は毎日パスを使うことになります。 1か月の欧州一周でパスを使わない日は5、6日もないでしょう。 1か月パスは27歳以下の1日当たり2450円が25日利用だと1日当たり3000円にあがるだけです。 JRだけ。それもほぼ同額の快速と普通しか乗れない青春18きっぷに対し欧州28ヵ国の高速列車、特急に1か月乗り放題なのですから、これほど安くて素晴らしい移動法はないでしょう。 学生時代や転職、リタイア後などこの究極のパスを使えるチャンスはいくら(少なくとも退職後は)でもあります。 退職後や28歳以上は1等パスとなりますが、2人用なら1か月パスは1日当たり3200円、25日使用でも4000円です。 ですから、本当にここを見ているユーザー全員に少なくとも1回はグローバルパス利用の1か月欧州一周をして欲しいのです。 1か月は無理としても22日パスでも2等パス1日当たりは2800円(28歳以上の1等パス3700円)、15日パスなら3200円(1等4200円)と本当に安いのです。 一番のお勧めは貯金してリタイア後の2,3ヶ月の欧州一周です。 2か月パスは1日当たり2300円、3ヶ月パスなら2000円と激安なので、これはそれぞれパス代を61日か62日、92日で割ったものですがパス不使用日の10日?程度を引いて割っても大差ありません。 >パスを利用して毎日数百キロを移動するのはあなたの自由です。 これも印象操作で、遠距離移動しないと損みたいなイメージですが、100㎞や200㎞の移動でも安上がりなのです。
「移動しない自由」 ろっきい さん はじめまして。日頃書き込み(特に東南アジア方面にお詳しい)を読ませていただき勉強させていただいております。 「移動しない自由」というのは蓋し名言かと思います。例えば私はこの間イタリア旅行の際ローマパス48時間というのを買いました(ご存知かもしれませんがこれはローマの史跡2か所無料且つ優先入場、他の多くの美術館が割引そして市内の地下鉄やバスが乗り放題という中々具合の良いパスなのです)。 ローマはこの時期かなり暑くかつ観光客が多いので並んだり人ごみで結構疲れます。そんなときにはカフェでのんびり道行く人を眺めたり記録や記憶を整理したりと休んでいればよいのでしょうが何しろ無料のパスを持っているのです、少なくとも一日最低5,6回はバスかメトロに乗らなければ元が取れない気がしておちおちしておられません。 ローマパスとレイルパスは違いますしまた使う人の性格にもよるでしょうが、移動しなければ損それも隣町までの10キロや20キロでは物足りなくて数百キロ、出来得るなら数千キロ移動したい、しなければならないなんていう義務感或いはちょっとした脅迫観念に陥りはしないか。それもフレキシーならまだしも連続タイプのパスに至っては一種の督促状にすらなってしまうのではと思うのです。 レイルパスの功罪、見えないながらかなり大きな罪は、仰る様に移動しない自由を侵すという事にあるのかもしれません。