『ご報告』 オーストリアでの国境越えは意表を突く場所を選びました

REIさん、こんにちは。
ザルツブルクからの国境越えは叶いませんでしたが、ザルツブルクから比較的近いブラウナウの国境越えをしました。

ブラウナウとはあのアドルフ・ヒトラーの生まれ故郷で、今なおその生家が残っています。
当初の予定にはなかったのですが、テレビの海外ニュースで、ヒトラーの生家が取り壊されるとか保存されるとかの論争が起きているというニュースをやっていましたので、これは現代史好き(下手の横好き)の私としては行っておかなければと、急遽決めたものでした。

リンツに宿泊してリンツから地域列車でドイツ側のジンバッハに入り、徒歩でイン川の国境を越えてブラウナウに入りました。
ヒトラーの生家は周りの建物と比べても手入れがなされておらず、壁なども汚れ放題。故郷が生んだ「負の遺産」をどのように扱っていいのか、街でも苦慮している様子が見えました。
この生家が今後どのようになるかはわかりませんが、国境越えの計画から思わぬ歴史の場所に立つことができて、本当に良かったと思います。

それからシュトゥルムはオーストリアで1回と、ドイツで1回しか味わえませんでした。時期が遅かったのでしょうかねぇ。

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1件のコメント

  • 17/10/12 14:50

    お帰りなさい!

    なるほどBraunauですか。 frau.goemonn3さんらしい選択ですね。
    ずっとリンツの方が近いと思っていましたが(州はそうですよね?)、地図をみたらザルツブルクからも近いのですね。
    オーストリアとしては消したい過去でしょう。
    ウイーンの中心の景観保護地区にも高層ビルを建てる予定があるとかないとか。
    オーストリアの開発ブームのどさくさで消したい建物なのでしょう。

    今、「雪あかり日記、せせらぎ日記」という本を読んでいます。
    ナチ時代のベルリンに滞在した建築家の日記です。ベルリンの暗い雰囲気が伝わってきます。
    先日は「ヒトラーへの285枚の葉書」という映画、これも略同時代、を見てきました。
    ベルリンは私にとっては余り魅力を感じる街ではありませんが、こういう事を知って行くとまた違った興味が湧くかもしれないです。

    季節外れの Mrampus出現で憂鬱です。



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