レカナーティというとジャコモ・レオパルディの都市ですね cokemomoさま、こんばんは 熱の入った旅のレポート、楽しく拝読しております。 私はレカナーティは実はまだ行っておりません。ポルト・レカナーティも通っただけなのです。 でもレポートを拝読して俄然行きたくなりました。次回のマルケ行きの際には絶対寄ります! 私にとってレカナーティとはイタリア文学のレオパルディの生誕地です。彼の詩は私には難解で何のこっちゃ、なのですが・・。彼の生涯を描いた映画を昨年だったかに見ましたが、ここでロケしたようで、きれいな町並みが印象に残りました。 (脱線ですが、今頃ですけどイタリア文学の世界に足を踏み入れまして、ダンテの神曲やらペトラルカやらを読んでいます。夏頃にソース野郎に、俗語なんてお前読めるのかよ?と言われたのが頭にきて読み始めたのですが、ダンテの美しい文体や巧妙な押韻にはまってしまいました。 俗語って、ラテン語に比しての当時のイタリア語のことなのに、そんなことも知らずに非難するなんて、それこそ知ったかぶりだし無教養ですよね。さすがイタリア語の祖トスカーナの言葉、すらすらとは言えないまでもかなり読めます。) さてさて、ロットの絵って、ひょっとして猫ちゃんが走っている絵ではないでしょうか。これなら見たい!レカナーティにあることを知りませんでした。行かなくては。 ロレートは私は気に入ったのですが、それでも信仰心篤い信者向きのところだなと思いました。私も再訪はないと思います。私はこの帰り、すぐ近くのカステルフィダルドという小さな村が気になってバスを降りて1時間ほど歩いてみました。こんなところに来た日本人なんて自分だけだろうなんて思っていたら、後で知ったことですが、アコーディオニストのコバさんがここに留学されていたそうで今は名誉市民でいらっしゃるとか。いやはや、お見それしました失礼しましたという感じです。
Nel mezzo del cammin di アンコーナ行きのバス停 Sabinaさん、こんばんは。 楽しんで読んでいただいているようでとても嬉しいです。 レカナーティにあるロットの受胎告知は、そう、それです!猫は走りガブリエルは妙に腕が太く「あらまあ困るでち」の聖母の。この絵は美術館でも特別に一室に一枚だけ展示されていました。額に入ってないのが新鮮でした。 レオパルディのことは観光インフォのお姉さんが教えてくれたのですが、知らないので反応できず申し訳ない状態でした。 カステルフィダルドってアコーデイォン製造で有名だとさっき知りました。 ところで頭に玉ねぎを乗せた鐘楼が見える街が気になってバスの窓から撮った写真があるのですが、それがカステルフィダルドだったようです。私も降りてみればよかった〜〜。ってアンコーナ行きのバス停に迷ってそんな余裕はなかっただろう。 まだ「道中気になった場所に降りてみる」をしたことがないのです。もっとイタリアに慣れたらぜひやってみようと思います。 ダンテにペトラルカと聞きますと・・タイトルをご覧になって「あれ!?」と思われたでしょうか。実は私も〜と続けられたらカッコイイのですが。 今NHKのラジオ講座応用編が「原文で読む古典の楽しみ」ダンテ、ペトラルカ、ボッカッチョ・・・ 黎明期からルネサンスのイタリアの古典文学を原文で読み、その言葉の響きやリズムを楽しむ〜というプログラムなのです。ま、正直私は入門編レベルなので分かりはしないんですが、作品や作者をめぐるエピソードは日本語なのでそちらを楽しんでます。 神曲の回の時に講師の人がこのフレーズをあんまり連呼したので耳に残った次第です。 原語で読めるなんてすごいし楽しいでしょうね。 あのソースについては、しつこくくどいし独りよがりで料理を台無しにすることが多いので使いたくないですわ。 私は一度フィレンツェのトピでトピ主さんにジェラテリアを一軒オススメしたら「冬にジェラート、季節を考えろバーカ」みたいなレスをつけられたことがあります。「ケッ」て感じ。 今回も寒い中しっかりジェラート食べてきました。ミラノのチョコラーティイタリアーニというお店のものが気に入って・・思い出したらまた食べたくなってしまった。
mi ritrovai per una selva oscura... ・・ってつい続けてしまうではないですか。でも地獄の門の"Lasciate ogni speranza voi che entrate"の方がインパクト強くてすぐ覚えてしまいました。 俳優ロベルト・ベニーニが「神曲」暗唱公演をやった動画を原文片手に見ましたが、素晴らしかったです。 言語について言えば、我々が平家物語を読むような難易度だと思っていただければ良いです。源氏ほど難解ではありません。あちらじゃ小学生から習うそうですし。 我らがフェデ皇帝陛下も当時のイタリア語で詩作をなさっています。この方も万能の天才だったのです。 私のロレート行きも、多少面白いエピソード付きでした。 アンコーナから乗ったバスが途中故障して道路脇に停車し、運転手は会社に連絡して代車を呼んだのです。これで約1時間ロス。乗客が全員代車に乗り換えたらさあ回復運転だ、運転手はこれでもかとかっ飛ばす~。途中のバス停をすべて飛ばし、そこで長い間待っていたと思われる人達が飛び上がって手を振っているのもガン無視でかっ飛ばす~。こんなことありか、許されるのか?と思いつつ乗っていました。 私も冬でもジェラート食べますよ。イタリアじゃ普通ですよね-。
真冬にHeladoって、当たり前「かとっ!」 キリリ、キリリと、その必要もないのにですが・・・・ 真冬にアイスクリーム、ソフトクリームって、当たり前「かとっ!」 今回は、VINCIのCiocolate & Fresaを食べ、あとどこかでバニラアイスも食べ、本場のやたら分量の多い冷やされたティラミスを食べ、ウマウマでした。そうそう、発音はそう違わないようですが、イタリア語のチョコレートいう綴りが違うので、違和感がありましたなぁ~。チョコレートが美味しいPiemonteでえがったですなぁ~! アイスクリームと言うのは、マイナス10℃あたりになると、いくらゆっくり舐めていても溶けないのです。ゆっくり味わいたい時は、熱風の吹き出し口よりも、冬に外でのんびり食べるのがいいですね。今回はTorinoの駅で、時刻表の見方を学ぶのに、前半部分を終えた所で、アイスを舐めながら確認していたら、怪しきお手々が近寄ってこないんですね。あれは、こっちにアイスをベタっとつけられてはかなわんと考えて、寄ってこないんだろうか、と思いました。 ところで、スペインもイタリアも、歩きながらアイスクリームを食べている人って見かけませんね。そういうものなんだろうか?いつも、GWの時期に行くと、余りの直射日光のすさまじさに、耐えきれなくて、アイスを食べながら歩くんですが、同じことをしているのは見かけません。けっこうきちんとその場でか、公園で座って食べている気がします。