レポート

ブダペストにて

公開日 : 2005年06月05日
最終更新 :

本日、旅行から帰ってきたとたんにホームページがリニューアルされてたや。

なんというか、まだ馴染めませんが今回の旅行レポートは
ハンガリーの首都、ブダペストです。
ハンガリーって、世界三大親日国の筆頭らしいんですよね。
残る二つはトルコとフィンランド、でしたかね。

しかしそもそも、ハンガリーは何故に親日なのか。
日本はハンガリーに対して、何かいい事をしたのか?
僕が調べた限り、彼等の言い分は、

「大昔、我々の民族が西に移動して行きついたのがハンガリー。
 東に移動して行きついたのが東の果ての日本。だから元は一
 緒の民族なのさ。」

と、いうことらしい。
わざわざ海を渡るより、朝鮮半島あたりで移動をやめそうな気もするのですが。
でも、嬉しいことを言ってくれるじゃないですか。
そんなわけで興味を持ったハンガリーに、旅行先を決めました。

当初、ハンガリーだけを7泊9日の旅程で旅行する予定でしたが、ウィーンの誘惑、といいますか。3年前に訪れ、かの地で再訪を誓ったオーストリア、ウィーンin,outで、ウィーンも少しだけ堪能する事にしました。
その為、メインのハンガリー旅行の内容は、かなり薄くなってしまいましたが、今回ウィーンに行って本当によかった。

今回のウィーンでの目的は「再訪とやり残しの埋め合わせ」
ブダペストでのテーマは「のんびり行こう」


僕の旅行日記、少しずつ書いていきます。


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1件のコメント

  • 5月28日・・・①「三年ぶりのウィーン」

    関空からの直行便、オーストリア航空は、今回2回目の利用になります。
    運が悪かったのか、座席の照明が付かない。文句を言うと、

    「機内では修理できないから待っていてくれ」
    だそうで。
    ようは我慢しろってこと? せっかく買ったマンガ雑誌が読めないじゃん。。
    悪い事は続くもの。機内でやってる映画も趣味にあわないものばかり。
    日本語新聞も品切れだし、何もする事がなく、酒飲んで寝てしまう。

    午後4時前、ウィーン到着。
    3年ぶりのウィーンの空港は、あまり変わってないみたいで。
    サクサクと西駅行きのバスに乗りこむ。車内はクーラーが効いておらず暑い。
    西駅は相変わらず、灰色がかっていて綺麗な駅とは言い難い。
    ここから予約してある宿泊先、ウォンバッツホステルへ歩く。

    歩き方の地図が不正確で、徒歩10分くらいの道のりを30分かけて着く。
    予約してある旨を告げ、ホステルカードをデポジットに部屋の鍵とホステル付属のバーのドリンク一杯分のタダ券を受け取る。
    対応もよく、シャワー、トイレ、ベッドもなかなか綺麗なユースホステルです。

    5時半頃、機内に押し込められた疲れをウィーンの街に癒してもらう為、地下鉄でシュテファン寺院まで出る。この巨大な寺院を見たとき、
    「ウィーンに戻ったぞ」と実感。

    そのままオペラ座まで、ケルントナー通りを散歩。マリアヒルファー通りも好きですが、こちらのほうがウィーンの道、という感じもします。

    そのまま辿り着いたオペラ座は、まだ開演前の6時半。
    チケットあるかな、と覗いていたら、ビシッと決めた初老の紳士がチケットをちらつかせてくる。値段の部分を見ると95ユーロ。ちょっと高いな、と思っていたら、80ユーロで売っているらしい。
    チケットを見る限りは本物のようだが。。。

    ホントはビールでも飲みに行くつもりだったのだが、結局購入。

    開演まで時間があるので、カールスプラッツの傍のカフェ、ムゼ-ウムに足を運ぶ。このカフェは場所柄、前回のウィーン旅行でも何度か立ち寄りました。
    店内は改装され、壁紙も明るい色になっており、店員の愛想もよくなった気がします。

    しかし相変わらず、並木が邪魔で眺めがよろしくないですな。

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    5月28日・・・②「ウィーンの夜はオペラとホイリゲで」

    開演20分前の午後7時40分頃にオペラ座へ入る。
    前回の旅行では、ウィーンに6泊しながら殆どといってもいいくらいここには来ませんでした。あの時は夜何してたっけ。。。ホイリゲの飲み比べか、内部見学のできないユーゲントシュティ-ル建築を見に行っていたか。
    とりあえず今回の席はパルケットのかなり良い席。ダフ屋に感謝。

    内装の豪華さ、ハデさが売りの世界各有名都市のオペラ座にあって、ここウィーンのオペラ座は一線を画しているようにも思えます。
    豪華な天井画もなく、リング型のシャンデリアが天井にあって、そこから放射状に延びる直線が太陽を模しているようで、なんとも印象的。
    周りも彫刻や装飾は全くといってもいいくらい無い。
    このスッキリしたところがウィーンっぽくて好きです。

    本日の演目はオペラ、「アンドレ・シェニエ」
    英語の字幕説明が各席手前についていますが、僕にとってはドイツ語も英語もあまり変わらない。よって話の内容まではよくわかりませんでしたが、どうやらクーデターに巻き込まれてしまう悲しい話のようです。

    オペラは好きですが、飛行機の旅の疲れか後半、肝心の叩きこみのシーンで猛烈に眠くなる。
    なんとか見終えると、疲れがドッと出てくる。座り続けがよくなかったのかも。この体の疲れを癒すにはウィーン名物、ホイリゲに行くしかないですな。

    早速地下鉄乗り継ぎ、バスでグリンツィングへ。
    ウィーン南郊外にもホイリゲ酒場が何軒かあるようですが、観光客の扱いに馴れたここグリンツィングのホイリゲの方が、評判がいいようですね。

    前回行って一番気に入ったホイリゲに飛び込み、ハムやチーズと白ワインを頂く。流石にオーストリアの白ワインは際立ってうまいです。
    新酒の時期に来れないのが辛いところですが。

    日曜だからか、閉まっているホイリゲが目立ちましたが、どのホイリゲもほぼ満席状態。
    酒のうまい店は、やはり込みますね。世界中、どこに行っても同じようなものでしょうが。